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阿部直之(横浜市)
1か月ほど前、妻がセブンイレブンで雑誌を買ってきました。またダイエットの本でも買ってきたのか〜?と思いながらその本を見ると「免疫を高めると病気は必ず治る」というタイトルの雑誌でした。こんな本がセブンイレブンに売っているのかーと感心しながらも、インパクトのあるタイトルに魅入られるように雑誌を手にとって読みふけりました。
免疫は病気から身を守るための防御システムで、主に血液中の白血球が中心的な役割を果たしています。白血球の数や働きは、自律神経の影響を受けています。自律神経は交感神経(主に昼間などの活動時、緊張・興奮している時に働く神経)と副交感神経(主に夜間などの休息時、リラックスしている時に働く神経)があり、両者がバランスをとりながら働いています。この雑誌(著者)によると、自律神経と白血球は連動していると考え、自律神経の乱れが免疫力の低下を促し、病気を発生させる原因であると唱えています。特に、ガンや潰瘍性大腸炎、糖尿病など、ほとんどの病気は交感神経が過剰に優位な状態(心と体にストレスがかかっている状態)が続いた結果発生しているそうです。あまり理論的なことを書き連ねても退屈ですから、免疫力を高めるには具体的にどうすればいいのかということを以下に抜粋しました。
1.ストレスを自覚し、生活を見直す。
2.交感神経を刺激する薬を飲まない。
3.適度な運動をする。
4.ゆっくり食事をとる。
5.体を温め、血行を良くする。
6.爪もみ、深呼吸を行なう。
(爪もみは、薬指を除く他の指の爪の生え際を強く押しもみする。詳細はこの雑誌を買ってみてください)
私は単純な人間なので、今、上記のことを実践中です。ストレスをなくすことは簡単にはいかないですが(仕事をやめるわけにもいかないし・・・)でも、3〜6については、やろうと決心すればできることなので、意識的にやるよう心がけています。これをやったから色変が治るなんて露ほども思っていませんが、健康のためにはいいことだと思います。運動なんて、ここ5年ほどやっていませんでしたが、今は休日の朝はジョギング、腹筋・背筋・腕立て伏せは毎日行なうようにしています。(中年太りも解消できそうで一石二鳥かな)。食事も今まではホント早食いでしたが、最近は良く噛むようにして食べています。(しかし長年の早食い習慣はなかなか抜けきれないですが)我々の患っている病気の治療法が未だ解明されていない現状、自分の身は自分で守るというか、自分で出来ることは何でも取り入れたいという気持ちです。みなさんも実践してみてはいかがですか?