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●なのま、再び浜松へ

なのま


こんにちは!なのまです。
前回、浜松医科大にて採取した血液検査の結果、私の両親の血液も検査したいとの中西先生の申し出がありましたので2月1日に私と妻、私の両親の4人で浜松に向かいました。前回同様、好天に恵まれての浜松紀行となりました。
病院に着き、あらかじめ先生からメールで指示されたとおり直接耳鼻咽喉科の受付に向かいました。受付に来院の意を告げてしばらく待ってから私たち4名は診察室に通されました。そして前回同様、研究の趣旨説明などの後、同意書に署名を済ませました。それから母、父と診察用ベッドで横になり、まずは耳穴を顕微鏡で検査しました。その様子を見ていた妻によれば、顕微鏡のモニター画面に耳穴の中の様子がはっきりと映し出されているそうです。耳穴の検査の後、両親は別質で聴力検査を受けました。その間に私も耳穴の検査をしてもらいました。先生によれば、私の耳孔の中は耳垢がなくてきれいすぎるとのことでした。私は耳穴がかゆくなるので毎日のように綿棒で耳掃除していると答えると、あまり頻繁に耳掃除すると耳穴の粘膜が傷つきますよとのことでした。また、傷がかさぶたになるとそれがまたかゆみの原因になるので悪循環になるとも教えていただきました。実際、かなり傷になっていたようで軟膏を塗ってもらいました。
両親が聴力検査を終えて戻ってくると、今度は私の幼いころのことを聞き取り調査されました。両親は高齢のため記憶があやふやになっていたり、脱線したりで先生の聞き取りは苦労されたのではないかと思います。
また、母は一年ほど前に突発性難聴を患いそのことについていろいろ先生に訊ねていました。先生はそれらの質問に丁寧に答えておられました。
いよいよ両親の採血が終わり、今度は私の髪の毛の毛根を採取することになりました。もっと詳しく検査するのに必要だそうです。
髪も毛を一本一本ピンセットでつまんで引っ張って抜くのですが、結構痛いものです。先生によればなかなか毛根がついたまま抜けてくれないとのことでした。抜いた後毛根だけを切り出して容器にいれるそうですが、その道具の使い方が難しくて時間がかかるとおっしゃっていました。確かに最初は時間がかかっていたようですが慣れるにしたがって早くできるようになっていたようです。後半はかなりすばやく作業されていました。おそらく20本ほど抜いたのではないでしょうか。
今回は2回目ということもあり、先生ともじっくり話しできたと思います。その中でアッシャー症候群の研究を進めるには多くの患者の協力が必要だと伺いました。みなさんの中で協力しても良いと少しでも考えておられたなら是非、中西先生に協力してほしいと思います。
そうして毛根の採取が終わり、私たちは病院を後にしました。
帰りは前回に心残りだったうなぎパイVSOPを買って帰りました。


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