東北大学医学部眼科の和田裕子先生と玉井信先生(JRPS学術理事)が「星空が見たい! 物を見る仕組みと網膜色素変性症がおきるメカニズム」という本を作ってくださいました。読みたい人に貸し出しますので、太田(043−270−7300)まで連絡ください。以下に巻頭の「この本を作った理由」を転載します。
網膜色素変性がどんな病気なのか、なぜ暗いところで見にくいのかを知りたくても、きちんと説明を受けることが出来ない患者さんがたくさんいらっしゃいます。そこで目が普通に見えるご家族や学校の先生も、また既に視力が低下したり、不自由になられた患者さんも一緒に、なぜこの病気が発症するのか、患者さんはどのような不自由さを強いられているのか、眼科の先生や研究者はどんな努力をしているのかを知っていただくためにこの本を作りました。文字だけでなくその内容を点字にし、説明の絵にも凹凸をつけて理解しやすいように工夫しております。
この本が少しでも患者さんとご家族のためにお役に立つことを願っています。