あぁるぴぃ千葉県支部だより34号


■投稿■

★遠隔パソコン講座を受講して

岬町 江澤 正広
 昨年8月に、小出支部長よりパソコンの勉強をしてみませんかという電話があり、 私はメールの送信ができなかったので講習を受けることにしました。
 後日担当の方から連絡があり、9月下旬の日曜日に説明会に出席するようにとのこ とでした。説明会は、京浜急行の大森海岸駅近くのスパンITプラザという会場で行 われました。スパン(SPAN)とは視覚障害者、パソコン、アシスト、ネットワー クの略だそうです。
 当日、集まった受講生は男性三人、女性一人の四人とスパンのスタッフの方が十人 ぐらいいました。はじめに自己紹介を行い、その後受講するにあたっての説明と、パ ソコンの付属機器接続方法と取り扱い方を習いました。最後に、担当してくださる講 師の方を紹介され講習を受ける曜日と時間を話し合いました。私は、毎週月曜日の午 後8時から9時半にしました。
 10月に入ってすぐに、講習に使うパソコンとキーボード、電話機、その他接続 コードが送られてきました。自分で用意する物は何もありませんでした。
 10月11日から講習がはじまりました。私は、キーボードの文字が見えないので ウチコミくんで練習していたため、ワードパットを開き、文章を書くことから習いま した。先生は、電話の向こうからわかりやすく一つひとつ説明してくれました。私 は、押す場所を間違えたり、同じことを何度も聞き返したりと失敗ばかりでした。1 時間半の講習時間はアッという間に過ぎてしまいました。次回までの宿題は、質問を いくつか考えておくことと、ワードパットを開いて、歌の詩を書くことでした。私 は、好きな歌や童謡の詩を思いだしながら文章を書く練習をしました。
 その後、毎週一回、1時間半の講習の中で、コピーと貼り付けの練習や書き留めて おいた歌の詩を一つのフォルダにまとめたりしました。また、カレーの作り方や会社 での仕事のことなどを日誌に書いたりもし、キーボードを打つことにもだいぶ慣れま した。
 12月に入った頃より、メールの勉強に進み、はじめは返信についてならいまし た。スパンの方たちから、応援のメールをいただき、皆さんに返信できるようになり ました。つづいて、アドレスをアドレス帳に登録し相手を選んで送信にチャレンジし ました。無事に届いているかわからず、返信のメールがきたときにはとても嬉しかっ たです。また、送られてきたメールをいくつかのフォルダをつくり整理することも教 わりました。
 メールの返信や送信になれてきた頃、私は大きな勘違いをしていました。それは、 昨年末に、石垣さんがMLに流した発送作業報告に私は返信しましたが、まさかML の全員に流れているとは思いませんでした。それどころか同じ内容のメールを受信し ていたので自分に送ってしまったと思い、アドレス帳から石垣さんに送信しなおしま した。この失敗に気が付いたのは、野首さんと小出さんの説明のおかげです。MLの 皆さん、大変失礼しました。まだまだ勉強不足ですので、また何かしでかしましたら ご指摘をお願いいたします。
 最後に、この講座を企画していただいたスパンの皆さまと、毎週親切に教えてくだ さった講師の藤平昭男さんに厚くお礼を申し上げます。また、この講習にかかる一切 の費用を負担していただいた、財団法人日本車両振興会に感謝申し上げます。


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