あぁるぴぃ千葉県支部だより37号


■活動報告■

★「第5回アイフェスタ in ちば」に、ボランティアで参加していただいた皆さまから寄せられた
 アンケート結果報告

市原市 広瀬 富美子
 5月22日のアイフェスタには、たくさんのボランティアさんからお手伝いいただ き、事故もなく、無事終えることができました。心から感謝申し上げます。
 当日、アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。来年は、千葉県支 部が全国大会開催支部となっており、アンケートに寄せられたご意見を生かして行き たいと思います。
●アンケート回答詳細(回答数57人)
1.あなたはどこの部所を担当されましたか。
 受付 4人
 一階案内 7人
 展示会場案内 13人
 庶務 1人
 会員の集めた便利グッズコーナー 3人
 パンフレット配布および募金集め係 0人
 「盲ろう者のしおり」チラシ配り担当 2人
 相談コーナー 0人
 交流サロン 0人
 美容コーナー 9人
 和室 1人
 二階エレベーター前 2人
 聴力測定コーナー 1人
 駅、バス停での案内 13人
 その他 1人
2.ボランティアの配置について
 人が足りなかった 2人
 人が多くて暇だった 22人
 ちょうど良い 31人
 その他(未記入) 2人
3.ボランティアをされての感想やご意見、主催者への提案等、気付かれた点
・家族の方など付き添いの方と一緒に来られる方が多く、暇だった。その分、展示機 器をゆっくり見学させていただき、とてもためになった。
・視覚・聴覚障害者ばかりでなく、老人にも良いのではないか。
・一日のボランティアでなく、午前・午後に分けて募集したらよいのでは。
・NPO団体の成長を促すためにも、連携をとってボランティアを募ってはどうか。
・アイフェスタに来る人は、午前中に集中し、午後からは少なかった。
・歩道上を、自転車がスピードを出して走っていて危険だと思った。
・千葉駅前は、タクシー乗り場が、身体障害者用と一般乗り場があり、配置図に記載 しておくほうが良い。
・配置場所をきちんと決めておき、一箇所に2人以上配置したほうが良い。
・昨年より参加者が少なかった。
・始まる前に、ガイドの講習があり、視覚障害者との接し方がよく分かり勉強になっ た。
・美容コーナーの案内板があると良かった。
・メイクをされて帰られるとき、全員の方が笑顔になって帰られる姿が、とても嬉し かったし、逆に元気を頂いた。
・メイクに興味のある方が大変多く、その方に会ったアドバイスをしたら、リップが ぬれるようになったと喜んでいただき、とても嬉しかった。
・来年も、是非参加したい。
・手話でボランティア参加したのですが、聴覚障害者が少なく残念でした。 ・日常使い小さなものに人気があり、展示だけでなく、当日購入できるようにした方 が、障害者にとっては便利であり、親切ではないでしょうか。
・受付に、関係者の呼び出し依頼が多く、館内呼び出しができるようにしてほしい。
・一階エレベーター前にも、案内係を配置した方が良い。
 その他多くのご意見をいただきました。
※来年のボランティア参加へのお願い
 来年は、アイフェスタの他に、代議員会・前夜祭・全国大会・第2回JRPS網脈 絡膜変性フォーラムなど、5月27日、28日と2日間に渡り開催されます。全国か ら来られるため、来場者数は今年の比ではないと思われます。前日よりホテルに宿泊 される方も多く、この方達のガイドも必要かと思いますので、今年ボランティアに参 加していただいた皆さま、来年もぜひお手伝いいただけますよう、よろしくお願いい たします。


★初めての「ゲームを楽しむ会」

千葉市 鶴田 千恵子
 梅雨の時間の土曜日、初めての「ゲームを楽しむ会」に参加させて頂きました。ど の様にゲームをするのか考えつかなかったのですが、あるのですね、簡単で楽しめる ゲームが。会員の方も想像できず、内容がわからないので不安、できるかどうかわか らない、心配とおっしゃっていましたが、はじめてみればそれは杞憂でした。
 当日は十人のグループで協力しあいながらのゲーム、得意な分野で解答する方。不 得手なことはお仲間にお願いし、今までの経験と勘、想像力を働かせ、心で体でゲー ムを楽しんでいる様でした。
 終わった後で、またこの様なゲーム大会があるといいなとおっしゃっていました。 次を心待ちにしているとの言葉は実感でしょう。
 今回参加できなかった方も次回はぜひご参加を。ゲームを担当して下さった鈴木さ んご夫妻には心よりお礼申し上げます。


★ゲームを楽しむ会に参加して

千葉市 渡辺 友資枝
 自分でゲームに参加して楽しむなんて何年ぶりのことでしょう。7月2日は午前1 1時から午後4時までという長い時間でしたが、そんなに長い時間が経ったとは思え ないほど、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 ゲームは、東京23区や47都道府県を列挙するゲーム、目を閉じて厚い本の指定 されたページを開けるゲーム、3人が同時に発した言葉を聞き分ける聖徳太子ゲー ム、連想ゲーム、伝言ゲーム、背中に書かれた文字を伝えていくゲーム、目を閉じて 手の感覚で長さを測るゲーム、片足立ちゲームなど、どれも視覚以外の4感覚を使っ てできるものばかり。単純なゲームなのですが、やってみるとなかなか思うようには できません。名(迷)答、珍答、好プレー、珍プレーの続出で笑いや歓声が絶えませ ん。見えなくとも楽しめるゲームというのは随分あるものだなあと感心させられまし た。会員の稲葉さんのお孫さん(小1男子)も参加し、その可愛い答えにも雰囲気が 和みました。
 太田チームと江澤チームにわかれて、勝敗を競いあいました。江澤チームの勝ちとい う結果でしたが、負けた太田チームリーダーの負け惜しみの弁には感心させられるや ら、あきれるやら・・・。これも会を盛り上げるのに一役かったことはいうまでもあ りません。
 鈴木ご夫妻の用意してくださったお弁当は副菜の種類が多く、味もよく、大満足でし た。
 企画、運営してくださったボランティアの鈴木ご夫妻、お手伝いいただいた鶴田さ ん、八木さん、本当にありがとうございました。予想以上に楽しい時を過ごすことが できました。
 「笑う門には福が来る」「人生楽しまなきゃ損」。皆さんもいろいろ考える前に楽し そうな企画には乗ってみませんか。


★第2回ダブルレインボー音楽会

成東町 伊藤 勲
 2002年(平成14年)一人の若きボランティアにより、“私たちの音楽会を !”との提案がなされました。ある日、同時に出ている二つの虹を偶然見かけて感動 した彼女は、さらに音楽会実現への意欲が湧きあがったと言います。
 こうして、2003年11月30日にJRPS千葉県支部主催の〈ダブルレイン ボー音楽会〉が開かれ、私もギターで参加しました。その際、障害などものともしな い参加者から大きなエネルギーを頂きました。
 この〈ダブルレインボー〉をこのまま埋もれさすには忍びないので、この度、第2 回ダブルレインボー音楽会を計画しました。とは云うものの、会場は?出演者は?来 場者は?etc…。こうした私の不安は、支部長以下諸先輩により培われた組織力に より杞憂となりました。
 呼びかけに応じて参集されたバラエティーに富んだ出演者と、岩宮節子さんの絶妙 な司会により、その場に居合わせたすべての人々が一体となったかって経験のないよ うな楽しいコンサートが出来上がりました。
 たくさんの方々の賛同により、思いもしなかった追加公演(9月4日)が終わるま では何となく落ち着きませんが、取り敢えずは、お出でいただいた皆様に心から感謝 いたします。
 当日は、ライオンズクラブから三人の支援理事さん、千葉点字図書館の副館長さ ん、朗読ボランティアの皆さん、初めて交流会に参加された会員さん、そして小学生 の坊やまで、出演者を含めて36人の全ての皆様、本当に有難う御座いました。


★夏の午後「ダブルレインボー音楽祭」でのひと時

千葉市 渡辺 友資枝
 8月7日、夏の暑い午後、アンティークな雰囲気のすてきなお店で、すてきな音楽 を聴きながら、涼しいさわやかなひと時を過ごさせて頂きました。
 演奏者は、JRPSの会員さんとそのお友達、支援者の方々。皆さん、素人とはお もえないほど、お上手。派手ではありませんが、しっとりと心にしみる演奏でした。 障害とともに歩み、人一倍研鑽をつまれた経験が奏でさせる深い音色に聞こえたのは 私だけでしょうか。
 進行役の岩宮さんの軽快で知的なお話、朗読の豊田さんのしっとりとした語り口は もう言うことなし。
 演奏の合間の聞き手の自己紹介もそれぞれの方の想いがうかがえるものでした。
 「音楽は水もの。ひと時で流れてしまう。皆さんの温かいお気持ちに支えられて演 奏できたら」とはある演奏者の言葉。今回の音楽祭はまさにそれが実現できたひと時 ではなかったでしょうか。


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