あぁるぴぃ千葉県支部だより57号


■活動報告■

★第5回関東地区リーダー研修会のご報告

松戸市 山崎 秀明
 9月6日と7日の二日間(土・日)に第5回関東地区リーダー研修会が開催されました。 場所は、さわやかちば県民プラザ(柏市柏の葉4丁目3番1号)にて。
宿泊者数22名(内訳 会員患者20名、ボランティア2名)
地区内訳(千葉県支部 15名、その他支部 7名)
 一日目は、講師に広沢里枝子さんを招き、「ピア・カウンセリングとは何か」を笑顔で ご指導を受け、メンバー内で実際に行ってみました。詳細な内容は、口外出来ない条件な ので明記出来ませんが、実に今迄にないとってもすっきりした感覚を覚えました。涙あり、 笑いあり、素直な気持ちで話せ、これだけでも本当に参加して良かったと思いました。参 加者数26名。
 二日目は、講師に横山正博さんを招き、「千葉の差別をなくす条例を学ぶ」を時間ぎり ぎりまでご説明していただきました。今、全国より注目されている「障害のある人もない 人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」についての「成立・施行の過程」・「世界と国 内の条例の意義」・「条例施行後の課題」をわかりやすく受講出来ました。自分自身この 話を聞くまで初耳な所が多くて大変勉強になりました。参加者数24名。
 今回始めての行事を担当しましたが、昨年、参加した関東地区リーダー研修会を参考に し、他の支部に誇れるような千葉県支部らしさが出来るかすごく不安でしたが、これほど、 うまくバランスよく千葉県支部らしさを出せて涙が出そうです。何事も無く無事に終了で きて、とってもとってもうれしいです。
 ほとんど名前だけの担当であまり出来なくて申し訳ありません。(特に渡辺さんに)佐 々木さん・渡辺さんをはじめとして、今回の研修会を担当した方全員に感謝、感謝です。 また、参加された皆さま、ありがとうございました。
 ただ、最後に他の支部の方がもっと参加されればよかったかなと思い、報告させていた だきます。


★関東地区リーダー研修お世話になりました

群馬支部 小林 一男
 9月6日、7日と、大変お世話になり、ありがとうございました。
 JRPS発祥の地、そして福祉政策の充実した県にふさわしいリーダー研修会であった と思います。また千葉県支部の層の厚さ、洗練された役員の皆様に感銘を受けました。周 囲に対する配慮を含め、素晴らしい内容であったと思います。
 準備段取りをしてくれた佐々木さん、司会進行をされた江澤さんをはじめ、役員の方々、 千葉県支部の参加された方々に、是非宜しくお伝えください。もう少し時間があれば、支 部活動のあり方や、RPに対する個々の考えなども、もっと皆さんと話し合いができれば と思いました。欲張りかな?
 千葉県支部の益々のご発展をお祈り申し上げます。
 お礼かたがた、今後とも宜しく、お願いいたします。


★リーダー研修会のお礼

埼玉支部 柴田 晃一
 こんにちは。研修会では、大変お世話になりました。太田支部長様はじめ役員の皆さま の、心温まるおもてなしをいただき感謝しております。
 なにしろ私は、初めての参加でしたので、皆さまの活発な活動に感心しました。今後、 この経験を生かし支部活動に役立てて行きたいと思います。役員の皆さまに、よろしくお 伝えください。これからの千葉支部のますますの、ご活躍をお祈りいたします。
 本当にありがとうございました。


★リーダー研修に参加して

神奈川支部 内田 知
 千葉県支部のみなさん。初めまして、神奈川支部のウッチャンです。(オマエは誰だ) と思った方ばかりだと思いますが、これでも神奈川支部役員として末席に座らせてもらっ ている身なのです。と言うことで、今回の研修会に参加しました。
 ところで、千葉へ向かう朝、母親と東京まで付き添ってくれる妹に、「神奈川の代表で 行くんだからおとなしくしてないとだめだよ」と言われたんです。
「だいたい、難しいことは苦手なんだからおとなしくしているのが一番なの。それに、笑 いをとろうとすることばかり考えてるんだからさ。おもしろければいいけど、シラケたら どうすんの。とにかく発言するように言われても余計なギャグは言わないの、わかった」 と妹に念をおされてしまいました。
 神奈川支部の役員に言われるなら、まだしも家族にあれこれ注意される。そんな立場で 神奈川に存在しているのが私ウッチャンなのです。
 さて、妹や母親にあれこれ言われて、何も言い返さなかったのか。言いませんでした。 千葉に行くのは自分だけですから。一人になればこっちのもんです。と言う事で、東京支 部の若者二人と秋葉原で合流してイザ!千葉へ。
 つくばエキスプレス線の電車に乗って約30分ほどで、千葉県支部の皆さんが待ってい てくれる駅に到着。そこからバスで会場まで移動。関東とは言え、遠く感じていた千葉に こんなに早く来れるようになったのかと驚きました。
 会場に到着すると、豪華なお弁当が用意されていて、それをごちそうになり、初日の研 修会となりました。内容は、ピアカウンセリングの体験講座でした。これは、独特な手法 のカウンセリングで、精神科医のような専門家がおこなっているカウンセリングとは違っ ていました。簡単に言えば、同じイタミを心に持っている者同士だからできるカウンセリ ング方法なのです。
 個人的には、カウンセリングの方法への興味より、ピア(仲間)と言う言葉と、その存 在の重さを改めて感じた時間となりました。それと、終了まで刺激物はとってはいけない と言うルールがあって、炭酸飲料が好きなのと喫煙者の自分にとっては、3時間がまんさ せられたのがきつかったです。ですから、終わった後すぐ行った場所は、灰皿が置いてあ る場所でした。自分は、カウンセラーにはなれないなぁと思いながらタバコを吸ってまし た。
 二日目は、千葉県が初となる差別撤回の条例を制定しました。この条例はどのような内 容なのかを県の担当者から聞くとなっていました。差別をなくすといってもいろんな差別 がある。障害者に対する内容を中心に話しが進みました。内容を聞いて始まったばかりの 条例ですから、これからかなって感じました。
 以上が研修会に参加しての感想みたいなものです。これで終わりか。何か足りなきゃな いかと思った人はさすがです。ては書けないんです。なぜなら、食べることと飲むことに 専念していたために親睦を深める時間がなかったのです。二次会にも参加したんですが、 これ以上飲んでるとやばいかもと判断。部屋に戻って寝てしまいました。リーダー研修会 の話はここまで。
 研修会の準備と、二日間の運営にご苦労された千葉県支部の役員の皆さんとボランティ アのみなさんへ。二日間お世話になったお礼と感謝をこめて、千葉県支部の会員の皆さん へ、ウッチャンからのメッセージを最後に書かせていただきます。
 千葉県支部の会員の皆さんへ。今回のリーダー研修会に参加して、あらためて仲間と言 う存在の大きさを感じました。だから皆さんにも思い出してほしいんです。支部の役員を されている皆さんも、自分と同じ不安と不自由さをかかえている仲間であることを。そし て、そんな仲間に出会えたことで何かが変わったなら、何かを変えようとする勇気が持て たなら。それを仲間に話すだけでいいんです。何ができるのか。何をしたらいいのかなん て考えなくていいんです。自分は一人じゃないんだと思えばいいだけです。後は、何か手 伝うことありますかと仲間に言える勇気を持てればいいだけ。この一言が千葉県支部の活 動の支えとなるんです。以上、千葉の皆さん。バイバーイ。


★第8回アイフェスタinちばのご報告

アイフェスタ担当 鈴木 匡明・美樹
1.行事の名称 第8回アイフェスタinちば
2.日時 平成20年10月5日(日)10:00〜16:00
3.場所 千葉市障害者福祉センター 1階 多目的ホール
4.概要
●視覚・聴覚障害者のための福祉機器展
 出展企業35社(個人企業を含む)
拡大読書器・音声リーダーソフト・特殊メガネ・携帯電話等の生活補助機器をはじめとす る各種福祉機器の展示を行いました。視覚障害者の手による、点字名刺や絵画の紹介も行 われました。
●IHクッキングヒーター体験会
 東京電力株式会社千葉支店の協力により、女性センターの料理実習室Aを使用して、I Hクッキングヒーターの調理実演会及び試食会が行われました。IHクッキングヒーター の音声ガイダンスによる操作と、火を使わない安全性に注目が集まりました。
●交流サロン・小物即売コーナー開設
 来場者及びJRPS会員による情報交換の場として、利用されました。
●美容相談コーナー開設
 資生堂化粧品株式会社千葉支店のご協力により、視覚障害者、特に女性の障害者を対象 とした、メークアップ指導や相談が行われました。今回資生堂千葉支店のご協力ははじめ てで、参加された美容部員の方から視覚障害者に対する理解が深まると伴に、資生堂の社 員にも関心を深めてもらうことの大事さを痛感したというご挨拶をいただきました。
●生活・進路・就労の各相談コーナー開設
 相談件数は5件。本年度は相談員として、視覚障害者総合支援センターちば所長の高梨 先生、NPO法人「トライアングル西千葉」理事長の鈴木先生、千葉盲ろう者友の会の加 藤先生、千葉盲学校の平松先生にご協力いただきました。
●ボランティア探検隊
 晴眼者を対象として、アイマスクや視野狭窄メガネを使用した視覚障害疑似体験、盲導 犬歩行体験、車椅子歩行体験およびガイドヘルプ体験を行いました。初めての試みで、参 加者の見当もつきませんでしたが、一般来場者のうち10数人の参加を得ることができま した。
 教育委員会を通して、千葉市内の小中学校に広く呼びかけた結果、おゆみ野南小学校の 6年生児童4名が参加してくれました。初めての体験に感動してくれたようで、後日感謝 のお手紙いただきました。今後も続けていくことにより草の根的に関心が高まっていくこ とを期待したいと思います。
 なお、今回はケーブルネットワーク千葉の取材を受け、平成20年10月7日放送のデ イリー千葉で紹介されました。
 参加者総数 約454名
 来場者   約271名
 ボランティア参加者 110名
 出展企業参加者 63名
以上報告いたします。
 この活動が、少しでも視覚障害者の方の生活向上に役立つことを願い、また、第8回ア イフェスタinちばに協力いただいた多くのボランティアの方々及び会員の皆さまに改め て感謝いたします。ご協力ありがとうございました。


★特別出展特定非営利活動法人網膜変性研究基金

市原市 小出 佳子
 募金箱を設置させていただき、金井事務局長ご夫妻応援のもと、総額71,790円の ご寄付をいただきました。皆様のあたたかいご支援に心より感謝申し上げます。ありがと うございました。


★特別出展音声パソコン・点字体験コーナー

香取市 額賀 孝子
 視覚障害者自身によるコーナーを企画し、音声パソコン3台、デイジープレーヤー、点 字ピンディスプレイなどの機器を実際に操作しながら、来場者と触れ合うことができまし た。点字コーナーは、読みてん会のご協力を得て、20名を越える方々がお立ち寄りにな りました。
 両コーナーとも偶然というよりは、目的意識を持ってお立ち寄りくださった方がほとん どで、生活の中での音声パソコン・点字という視点で晴眼者の方と、そして障害者自身同 士で情報交換交流ができました。ありがとうございました。


★ボランティア探検隊コーナー

千葉市 渡辺 友資枝
 アイフェスタが終わった後、佐々木さんより「ボランティア探検隊コーナーに、おゆみ 野南小学校の6年生の女の子4人が来てくれて、とても熱心に体験したり、質問していた の。このことを小学校に伝えられないかしら」というお話がありました。
 私が住む緑区の学校ということもあり、また、千葉市内の小中学校にチラシを配布する お手伝いをした関係もありましたので、私から個人的に、おゆみ野南小学校長先生宛に報 告とお礼をかねた手紙を出しておきました。
 数日後、おゆみの南小学校長より、以下のような手紙が届きました。
「秋も深まり、紅葉の美しい季節を迎えました。この度は、ご丁寧なお手紙をお届けいた だきまして、恐縮しております。ありがとうございます。「アイフェスタ」の活動に、本 校の6年児童を参加させていただきましたこと厚くお礼申し上げます。
 早速、6学年の先生方に報告しましたところ、4名の女子児童がすぐ見つかりました。 これを機会に、より多くの児童が、JRPSの活動に参加させていただければありがたい と思っております。
 また、11月29日(土)に、本校の学園祭「フェスティバル」を予定しておりますが、 学習発表の場で、活動の紹介などできればなどとも思っておりますので、該当の女子児童 からでも連絡をとらさせていただきます。フェスティバルも子供たちが活躍しております ので、どうぞご参観いただきますようご案内いたします。お会いできますことを楽しみに しております。 敬具
平成20年10月21日 千葉市立おゆみ野南小学校校長 山川 吉四郎」

 また、数日経って、6年生の女の子4人から、次のような手紙がとどきました。言葉を 選び、一生懸命書いたのでしょう。丁寧な字で書かれていました。
「先日はいろいろ教えてくださりありがとうございました。視覚障害の方の生活やガイド ヘルプなどいろいろなことがわかり、とても勉強になりました。私達は視覚障害の方にで きることを教えてもらったので、自分から声をかけ、障害者の方に安心して生活ができる ようにしたいです。先日は本当にありがとうございました。
 今度、おゆみ野南小学校で「おゆみ野フェスティバル」があります。私達は視覚障害の 方の生活やガイドヘルプなどを発表しますので、ぜひ来てください。
 私達がやっている合唱部のコンサートもあります!
(おゆみ野フェスティバル)
・日時 11月29日 8:45〜10;30 発表
          12:50〜1:20  セレモニー・合唱
・駐車場
 障害者用の駐車場があるので、車で来ても大丈夫です!!
ぜひ来てください!」


★本部会報誌発送作業のご報告

市原市 鈴木 てい子
 10月25日(土)本部会報誌発送作業の、お手伝いに参加しました。千葉県支部から は、ボランティアさんを含め5名でした。今回も、初参加の方がいて総数33名と伝えら れました。
 今回は、埼玉支部でチラシの配布があるからと、埼玉支部よりいつもより多くの方が参 加されていました。
 今までの流れでは3名一組でしたが、今回の千葉グループは、5名二組でやりました。 作業が終りお茶をごちそうになりながら、本部からのお話を聞きました。
 東京支部の金井さまご夫妻のことが、「毎日新聞」に、大きく掲載されたと発表があり、 読み上げていただきました。
 次回は、12月20日(土)のようです。
 尚、昼食ですが、安くておいしい「そば・うどん」屋さんが見つかりました。


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