あぁるぴぃ千葉県支部だより58号


■活動報告■

★鬼怒川温泉一泊旅行に参加して

船橋市 EM
 11月15(土)・16日(日)今年の忘年会を兼ねた鬼怒川温泉旅行に参加いたしま した。目的地は鬼怒川温泉「ホテル沢風」。
 15日(土)午前7時40分、JR西船橋駅に集合。
 総勢29名(男性11名、女性18名。内、ご夫婦3組)と、他の団体との相乗りにて、 8時過ぎに出発となりました。東北道は順調に流れ、昼食は「麺亭・田吾作」でうどんo rそば、をいただきました。
 その後、「湯けむり会館」で大衆演芸、戸田ゆかり劇団による歌と踊りを楽しみました。 舞台衣装のあでやかな着物姿、3歳位のお子さんも含め、家族一同での演劇に大きな拍手。 衣装の色や舞台の様子等、思い描いていただけたらと、ついついヤボなおせっかいをして、 お隣さんに声をかけました。
 終了後はホテルのマイクロバスに乗り換え3時前には「ホテル沢風」に到着。
 自己紹介後、各部屋に別れ温泉に入り疲れを癒し、待ちに待った夕食タイムです。ほろ 酔い気分に、カラオケ、社交ダンスで盛り上がり、2次会にはすっかりダウンし、お休み の方も・・・。お喋りで眠れなかった方、「私はいつも目の前は真っ白に見えるの。私は 夜になると見えるのよ。周りは見えるけど正面はダメ」とか。水泳で、ダンスで、体力増 進に努め功績をあげられた方・・・。皆さん頑張っています。苦労話に花がさきました。
 2日目。朝食後、9時、小雨の中、ホテルを出発。山の色も赤く染まり紅葉も今が見ご ろ。鬼怒川渓谷の景色にうっとり。しっかりと目に焼きつけておきます。
 10時ころ、花と緑の楽園「日光花いちもんめ」に到着。A館にはベゴニアの大輪が色 鮮やかに天井から頭上へ、壁両面にも一面に広がり、甘い香りに包まれました。
 「さわらないで」の立て札も無視。直径10cm位の花びらを手に感触を味わい感激し ていました。B館には、季節の花をアレンジした、5mものフラワータワーをはじめ白や 紫のコチョウランに酔いしれ、ベゴニアアイスクリームで一服。
 その後は昼食です。日光名物、「湯葉御膳」に舌づつみ。お腹も心も満足し、それぞれ、 おみやげを手に帰路へ。予定より1時間早い到着となりました。
 貴重な旅となりました。皆さま、お疲れさまでした。また、幹事の石垣様、江澤様、ボ ランティアでいつもお世話いただいております鶴田様、大変ありがとうございました。
 貴方も,貴女も勇気を出して参加してみませんか?
 同じ痛みを分かち合える仲間が待っています。元気を頂けます。見えなくても声を出し て一歩を踏み出すことで、お互い助け合えることがあります、多くの方々より勇気と元気 を頂いております私です。


★一泊交流会&忘年会に参加して

柏市 KT
 11月15日、29人の乗客を乗せ発車オーライ。松戸で何組かの客を乗せ、鬼怒川に 向う。バスの運転手さんのガイドは物静かな語り口で、乗客としての心得を説いたり、日 光東照宮に向かう三街道ある御成街道の内の日光街道の杉並木が、最近、環境破壊により 年間百本もの杉が枯れて、栃木県は一本一千万円ほどで売りに出すなどといったエピソー ドを披露する。
 運転手が家で奥さんにその話をしたら、奥さんは「うちは、一千万円もの杉の木はいら ないわ、すでに家には、うどの大木がありますから」と言ったという落ちまでつけてくれ ました。
 この辺りに来ると車窓からは真っ赤に紅葉したもみじが目を洗います。
 昼食に私は、たくさんの山菜の入った山菜うどんをいただきましたが、ワラビを口に含 むと、山梨の野山をワラビ採りに駆け巡った日々を、昨日のことのように鮮明に思いだし ました。旅に出た際の汁物はおいしく、得した山菜うどんでした。
 昼食後は、湯煙会館で踊りと歌を見物。座長さんが、湯煙会館には1年ぶりの舞台です が、地方巡業していて「どこどこで会いましたよ」と声を掛けられるのがとてもうれしい と言っていましたが、声を掛けられるのは誰もうれしいですね。
 定刻に「沢風」に到着。豊富なお湯の中で思う存分手足を伸ばし、肩までつかり、次は 腰湯の後、足湯でゆっくり湯につかり、上がってポッカポカ。昼間は湯煙会館で踊りを見 物し、夜は美味しいご馳走をお腹に納めた後は、自前の歌謡ショーの始まり。「芸能」と 言う文字を母のお腹の中に忘れてきてしまった私は、皆さんの芸達者には感心するばかり。 でも今回は歌い手の後にくっついて、大声でお囃子を歌って仲間入りし、なんと楽しい時 間を過ごしたことでしょう。二次会はまぶたの上下が仲良くなってしまいチョットだけ。
 朝ですよー! さあ、行こう! 朝風呂です。朝食も十分いただき、迎えに来た、「日 光花いちもんめ」のバスでベコニア温室に行きますと、この花もベコニアなのと変わった ベコニアが咲き誇っています。多種のベコニアや蘭がそれぞれに工夫された場所に配置さ れ、一つの絵になっています。それぞれの場所で土産は売っていましたが、最後の土産店 「ヨリミチ」に寄ると、昼食は、熊のはく製が、入り口で迎えに立っている「田吾作」で、 湯葉御膳をいただき、バスは帰路も軽やかに走行し、西船橋に無事到着です。
 全盲の私が無事に単独参加できたことは、ボランティアの鶴田さん、JRPSの方々、 また、旅行の計画を練られてこられた幹事の石垣さん・江澤さん方が、暖かい手を差し延 べてこられたからこそ実現できた旅行です。皆さんの手のぬくもりを噛み締めながら、楽 しい二日間を過ごすことが出来ました。今回の旅行に参加された方々にお礼を申し上げま す。
 ありがとうございました。


★一泊交流会(鬼怒川温泉)&忘年会に参加しました

木更津市 SH
 当日は、家族の協力もありまして、娘と参加することができました。車内では、おしゃ べりに花が咲きました。昼食は、麺亭「田吾作」での旅先の天ぷらうどんは美味しかった です。湯けむり会館にて、3歳のお子さまを含めて家族一同での、歌と踊りのお芝居を見 て心から感動しました。色鮮やかな景色を眺めながら、ホテル沢風に到着して、支部長の あいさつ、自己紹介を済ませ、早速温泉に入り、日ごろの疲れを癒して、待ちに待った夕 食です。おいしいお料理をいただきながら、カラオケ、社交ダンスで盛り上がり、またこ の日のために練習をしてハーモニカを披露してくださり、幼いころを思い出して口ずさん でしまいました。二次会では、苦労話、目の見え方、日々の過ごし方、前向きに明るく過 ごされている様子。
 翌朝、温泉に入り朝食をいただき、花と緑の楽園に行き花の香りに包まれながら、ベコ ニアアイスをいただき心も満足。昼食は湯葉御膳、おいしくいただきました。
 参加して良かったです。企画していただいた石垣様、江澤様、ボランティアの鶴田様大 変お世話になりました。感謝です。
 初めて参加して皆さまの元気と勇気をもらいました。ありがとうございました。


★本部発送作業に参加して

市原市 鈴木 てい子
 12月20日(土)この時期にしては、暖かな一日でした。当日、本部会報誌発送作業 のお手伝いに、千葉県支部より、ボランティアさん、ヘルパーさんを含め8名で参加いた しました。
 今回は、会報誌の他に「もうまく基金」のパンフレットなどを同封するので、少し時間 がかかりました。
 本部の方も、12月でもあるので参加者が少ないのではと思い、協力をお願いしていた そうです。東京品川区と北区のボランティアさんに協力していただき、参加者は、33名 と伝えられました。その中のお一人に、88歳の女性が参加されていることが紹介されま した。私は、たまたますぐ近くにおりましたので、声をお掛けすることができました。背 筋のピンとした、若々しい方で、上野動物園でも、ボランティアでガイドされているそう です。すばらしい歳の重ね方をされているなと感心しました。
 作業終了後、本部理事鷺森(さぎもり)さんの奥さまお手製の「焼きプリン」をごちそ うになりました。これがまた、とてもおいしかったです。今年最後となったので、一言ず つ自己紹介して、解散になりました。
 これより千葉グループは、羽を伸ばしてしまいました。山崎さんの案内で、浜松町から 新橋まで散策しました。先ずは、山崎さんお気に入りの「ピカチュウ」の前で記念写真を 一枚。途中、歩道のすぐ上を新幹線とゆりかもめが走っています。そして、昼食は「お刺 身ご膳」で、舟盛りのようにたっぷりのお刺身でした。思ったより安くて、おいしくいた だきました。お腹いっぱいになったところで次は、汐留(しおどめ)に向かい「日本テレ ビ」社屋に行きました。番組「ズームイン朝」30周年記念の時計や、中継する鳥居を近 くで見ました。ちょっとはしゃいだ楽しい午後でした。新橋の駅で二つに別れ帰宅しまし た。
 なお、交通費として、自宅から大森間を、支部よりいただきました。


目次へ戻る次のページへ

All Rights Reserved Copyright (C) JRPS-Chiba-2003