あぁるぴぃJRPSちば会報100号


■ 投稿
★こころの豆知識
船橋市 垣田 悦子

 皆さま、お元気ですか? 良い新年のスタートはできていますか? 新年、最初の発行が100号ということで、今年はJRPSちばの皆がHappyになれそうな予感がします。ということで、今回は残ったお餅を使って、目にも良く、気分を上げてくれる、お手軽料理を紹介します。

「もち巾着」   (4個分)
(材料)
油揚げ・・・・・・・・2枚
鶏ひき肉・・・・・・・120グラム
もち・・・・・・・・・1個(4分の1にして使用)
人参・・・・・・・・・20グラム
ほうれん草・・・・・・2本
ひじき・・・・・・・・適量
卵・・・・・・・・・・2分の1個
塩・・・・・・・・・・小さじ2分の1
だし汁・・・・・・・・300cc
白だし・・・・・・・・大さじ1と2分の1
砂糖・・・・・・・・・小さじ1

(作り方)
@油揚げは、熱湯で油抜きをし、湯を絞り半分に切る。
(熱いので、火傷には注意してください)
A鶏ひき肉に、塩を入れ練る。
BAに、みじん切りした人参、ほうれん草、戻したひじき、卵を入れ練る。
C@の油揚げの中に、Bの具ともちを入れ、口を絞り爪楊枝で口をとめる。
D容器に、だし汁、白だし、砂糖を入れ、その中にCの油揚げを並べ、ラップをする。
EDを電子レンジで5分加熱をする。
(熱いので、少し冷めてからラップをはずしてください)
時間が経っても、また電子レンジで加熱すれば、より一層味がしみ込んで美味しいですよ。先日、私は切り干し大根を入れてみました。これまた美味しいです。油揚げと鶏ひき肉があれば具は何でもいいので、試してみてください。

<効能>
今回は、鶏肉に注目してみました。鶏肉には夜盲症改善に良いビタミンAや、気分の落ち込みを改善したり、視神経の働きを維持するビタミンB群(ビタミンB2、B6、パントテン酸、ナイアシン)が多く含まれます。価格も手ごろで、消化もよく高たんぱく、低脂肪でくせがなく、子供からお年寄りまで、幅広い年代に向く食品です。ただし、水分が多く肉類の中でもっともいたみやすいので、早めに使い切りましょう。
<まとめ>
気分を上げたくても、生きている以上、切っても切り離せないのがストレスです。私たち患者は、目のことを考えると悩みは尽きません。でも、そのストレスが体内では大切な栄養成分を大量に消費させ、体をサビつかせています。そのダメージは、さまざまな心身の不調となり、やがては生活習慣病など、深刻な問題にもつながります。できるだけストレスの原因を作らないようにし、栄養面からのストレスケアをしてください。それと、感情の乱れのブレーキ役となり、心の安定を保ってくれるセロトニンを増やすように、
・大きな口を開け、声を出して笑う
・音楽などを聞き、思いっきり泣く
・ウォーキングなど、リズムを意識してリズム運動をする
・太陽の光を浴びる
・セロトニン神経のスイッチを入れるために、朝食は必ず摂り、よく噛んで食べる
・セロトニン合成に関わるビタミンB6をとる
などして、セロトニンを増やしましょう。
最後に、皆さん「セルフハグ」って聞いたことありますか? まるで赤ちゃんを抱くように自分を優しくハグすることです。そのとき、自分自身に「愛しているよ」とか、「よく頑張ったね」など、ほめ言葉をかけてください。不思議と心が落ち着き穏やかな気持ちになれ、いつもうまく行くような気になれます。自分を愛せない人は、他人を愛し優しくなれませんよね。私は今、100号を迎えられた今回のことを考え、今まで発行に携わってくださった方々や、支えてくださった患者の皆さんに感謝しつつ「セルフハグ」をし、セロトニンを増やしています。皆さん、これからも一緒にJRPSちばを盛り上げていきましょう。
では、次回もお楽しみに!!


編集後記
 2016年に入り、はや1ヶ月が過ぎてしまいましたが、皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年初めての会報誌が、100号という記念号になりました。これは、初代千葉県支部長はじめ、多くの諸先輩、ボランティアさん、それに会員の皆さまのご支援のおかげと感謝しております。編集委員一同、これからも、皆さまに役立つ情報が届けられるよう、多くの皆さまのお力をお借りして発行していきたいと思いますので、変わらぬご支援よろしくお願いいたします。
 昨年、会報99号の印刷・発送作業を行っていたところ、千葉市長が視察で来られ、100号発行にメッセージを寄せていただきました。行政のトップの方に「網膜色素変性症」という病気を知っていただけたこと、また「千葉県網膜色素変性症協会」の存在も知っていただけたことは、とても有意義でよかったと思います。これは、渡辺会長と中込氏の素晴らしい応対のおかげです。
 4月17日(日)は、アイフェスタ(視覚・聴覚の福祉機器展)を企画しています。今号に、出展企業、イベントなど掲載していますので、視覚・聴覚障害者だけでなく、医療関係者、市町村の日常生活用具・補装具担当者、健康福祉センターの難病担当者等に、会報誌を活用されて宣伝していただけたらうれしいです。皆さまの熱意が、自分自身のQOL(生活の質の向上)を高められると信じています。治療法の確立に向けても頑張りましょう!(広瀬 富美子)


目次へ戻る

All Rights Reserved Copyright (C) JRPS-Chiba-2003-2015