あぁるぴぃJRPSちば会報103号
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★こころの豆知識
船橋市 垣田 悦子
皆さまお元気ですか? 今年の夏は猛暑続きでクーラーの部屋から出られない人も多いのではないのでしょうか。でも夏の冷えは怖いんですよ。ということで、今回は、目にも良く冷え対策にもなる1品を紹介します。
<牛肉のプルコギ風>
(材料)
牛肉・・・・・・・・200g
玉ねぎ・・・・・・・1/2個
人参・・・・・・・・2p
キムチ・・・・・・・20g
にんにく・・・・・・1かけ
にら・・・・・・・・1/2束
焼肉のたれ・・・・・大さじ3
ごま油・・・・・・・小さじ1
(作り方)
@牛肉、他の野菜は太めの千切りにする。にんにくはすりおろす。
Aビニール袋に材料を全部入れ軽くもみこみ、冷蔵庫で20分程おく。
Bフライパンで炒める。
<効能>
体を温める食品として、牛肉・人参・玉ねぎ・魚類・発酵食品があります。牛肉に含まれるアミノ酸は人間の筋肉と構成が似ており、吸収がいいのが特徴です。人参にはβ―カロテンが多く含まれるので
・疲れ目、ドライアイ対策
・角膜保護
・暗い所での視力を保つ
・正常な視力の維持、などが期待されます。
また、体を冷やす食品として、トマト・ナス・スイカ・貝類などがあります。このような食品は、日中に摂るようにすると良いでしょう。
(まとめ)
冷えとは、手足や体の内部の血のめぐりが滞った状態のことで、夏に進行します。特に室内外の急激な温度差は、自律神経を乱し体温調整機能を狂わせ、冷え体質を作ってしまうこともあるので要注意です。夏はシャワーだけという人も多いようですが、冷え体質にならない為にはやや温めのお湯にじっくりつかり、血流のめぐりを良くして下さい。入浴後は下半身から体温が逃げないように、靴下やズボンをはきましょう。また、濡れた髪をそのままにしておくと首の後ろの太い血管が冷え、全身に冷えた血液が巡ってしまうので、すぐ乾かして下さいね。水分補給には温のものといわれる完全発酵茶のプーアール茶や紅茶、または半発酵茶のウーロン茶がお勧めです。
緑茶は寒のものといわれ、からだを冷やす可能性があるので、日中に適量飲むといいかもしれません。冷えは万病のもとともいわれます。生活習慣を見直し冷え対策を心掛けましょう。では次回もお楽しみに。
編集後記
7月2日(土)の医療講演会は、「iPS細胞を用いた網膜再生医療の可能性」という演題で、理化学研究所の万代先生からお話が聞けるとあって、期日前に定員に達し、受付を締め切るほどでした。当日、体調不良などで欠席される方が出て、結果93名になりましたが・・・でも、医療講演会としては、過去最高の参加者になりました。皆さんの期待の大きさを改めて強く感じ、一日も早い治療法の確立を願ってやみません。皆さまの熱い思いは、届いたと思います。
昨年10月発行の「千葉県支部だより」から「JRPSちば 会報98号」と名称を変えていますが、医療講演会後に開催された「第19回総会」で、正式に名称変更が承認され、「千葉県網膜色素変性症協会」となりました。
総会で、編集委員の中込氏より「若い方のご意見を反映したいので、編集委員に加わってほしい」と提案がありましたが、会報誌もマンネリ化を脱するため、若い方のお力が必要だと思っています。パソコンをお持ちであればできます。また、発送作業に参加できなくともかまいません。編集に興味のある方、新しい会報誌作成に意欲のある方、ご参加お待ちしています。お申込みは、渡辺会長までお願いいたします。(広瀬 富美子)
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