あぁるぴぃJRPSちば会報106号
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★こころの豆知識
船橋市 垣田 悦子
皆さま、あけまして おめでとうございます。今年も宜しくお願いします。とは言っても早いもので、もう2月です。まだまだ寒い日が続き、手・足が冷えて、なかなか温まらない人も多いのではないでしょうか? ということで今回は、目にも良く冷え対策にもなる1品を紹介します。
<じゃがめんたい> 4人分
(材料)
じゃがいも・・・・・・・・・中2個
めんたいこ・・・・・・・・・1はら(小さ目は2はら)
マヨネーズ・・・・・・・・・大さじ3
塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1/3
こしょう・・・・・・・・・・少々
スモークサーモン・・・・・・3枚
(作り方)
@じゃがいもは、よく洗い金たわし等で皮が少し剥けるくらいにこする。
(芽が気になる場合は、そこだけ包丁でくりぬく)それを8等分に切る。
A耐熱容器に@を入れ塩・こしょうをかけ手でほんの少しの水をかける。蓋つきでない場合は、ふっくらとラップをかけ電子レンジで4分加熱する。
BAを少し冷まし、めんたいこ1はらの中身を指で絞り出す。(皮は使わなくてもいいが、気にならない人は小さく切って一緒に使う)
CBにマヨネーズを入れ混ぜ合わせる。
D器に盛り、その上にスモークサーモンを飾る。
とても簡単にでき、美味しいです。めんたいこ・マヨネーズの量は、お好みで加減してください。今回はスモークサーモンを上にのせましたが、なければ、じゃがめんたいだけでも美味しくいただけます。私は先日、おせちの残りの生ハムを巻いて食べました。これまたgoodです。是非おためしあれ。
(効能)
冷えに負けない身体は、規則正しい食習慣と、バランスの良い栄養素によって作られます。特に抗酸化作用と血行促進効果のある栄養素としてビタミンE・Cとセレンがあげられます。じゃがいもは“大地のりんご”と呼ばれる位ビタミンCが豊富です。ビタミンCは調理の過程で半分程度損なわれますが、いも類のビタミンCはでんぷんに守られ栄養の流出が少ないので、どんどん活用しましょう。スモークサーモンの赤い色素アスタキサンチンには強力な抗酸化作用があり、
・筋肉細胞を保護、修復し回復を早める
・膵臓の働きを助け、血糖値の上昇を抑える
・老化やがん、動脈硬化を防ぐ効果がある
・網膜内に入り込み、眼精疲労を回復する作用がある
・紫外線で発生した活性酸素から、目の神経細胞を保護してくれるなどの効果があります。
(まとめ)
冷えは、現代病のひとつと言われます。冷えを引き起こす血行不良は、自律神経の乱れやストレス、タバコ、貧血等が原因で起こります。原因によっては、心疾患や脳梗塞などにつながる恐れもあるので、血行不良は早めに改善し、正しい生活習慣を心掛けましょう。体が生み出す熱量の約6割を筋肉が作り出しています。熱の産出量は筋肉の量に比例するので、適度な運動をして筋肉量を増やすのも大切です。また血の巡りをよくする為に、発酵食品や香味野菜、スパイス等を料理に取り入れたり、シャワーではなく湯船につかり体の芯から温め、マフラーや靴下等を利用し首や足首を冷やさないように心掛け、冷えと、おさらばしましょう。
では、次回もお楽しみに!
★編集後記
明けまして、おめでとうございます。
といっても、発行月の関係で、すでに2月です。
立春を迎えて、暦のうえでは春になりましたが、まだまだ寒い日が続きます。
ということで、「おでん」です。私の生まれた名古屋では、「みそ田楽」「みそおでん」「関東炊き」の三つを、すべて「おでん」と呼びます。
「みそおでん」とは、赤みそで味付けするもので、見た目が真っ黒に近く、他の地方で育ったかたには、ギョッとされるものです。
「おでん」には、油断ができません。近頃では、「トマト」などというものまで参入してきて、よく見えないままに食べている私たちをビックリさせます。
4人分を作ろうと思えば、気づかぬうちに8人分になってしまい、翌日も食べるハメになってしまいます。「翌日のおでん」で人気一番なのが「大根」です。この取り合いが家庭崩壊につながるのです。
食べ物の恨みは恐ろしい。だから、「おでん」に油断してはいけません。
私は、「翌日のおでん」のヘロヘロになってしまった「練り物」が好きです。みーんな同じ味になってしまい、自己主張することなく、グダグダになってしまっているのが好きです。
だから、我が家は家庭円満です。
(早川 源造)
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