あぁるぴぃJRPSちば会報113号


■ 活動報告
 ★第3回ヨガ交流会のご報告
担当 横山 英子
 1月25日木曜日に、ハーモニープラザ内のフィットネスルームで「第3回ヨガ交流会」を開催しました。この日は、最高気温が5度というとても寒い日でしたが、14名の方に参加していただきました。自己紹介から始まり、皆さんと和気あいあい、楽しく体操する事ができました。お手伝いをしていただいたガイドヘルパーさん、ボランティアさんありがとうございました。
 また、参加いただいた女性のMさんより次のような感想をいただきました。
『みんなで最後に大声をだして「アハハ」と笑うのが、ものすごく楽しかったです。筋肉痛になりましたが、とても気持よかったので、また、参加したいです』
 ちなみに、アハハと笑った運動は、毛管運動です。
毛管運動には、
・毛細血管の動きを活発にし、全身の血液循環を良くする。
・高血圧、心臓病、手首足首の異常、足のむくみの改善。
に効果があります。
※4月22日開催のアイフェスタでヨガ教室を行いますので、ぜひ体験してみてください。

★本部会報発送作業(1月27日)と東京散策のご報告
松戸市 山崎 秀明
 久しぶりに、本部発送作業に行ってきました。今回、JRPSちばからは会員5名とボランティアさん2名の参加です。一年ぶりなので、初っぱなから大森駅を降りたところで、いつも某コンビニのコーヒーを飲みながら歩いて行くのですが、コンビニが閉店になっていました。また、第三京浜沿いの某クルマのショールームの跡地に新しいビルが建っていました。結構、違うことに少し驚きながら水族館通りに曲がり、しながわ区民公園の写真を撮りながら歩いていると、高速道路の下のトンネルが工事中で、すぐ近くなのに中学校をぐるりと回り抜けて時間をロスしながら、無事に本部に到着できました。
 本部発送作業はもう始まっていました。以前だったら、座るところがないぐらいの参加者数だったのが、人数的に少ないのでびっくりしました。自分が一番最後かなと思いましたが、あとから到着した方もいたのでちょっとホッとしました。参加者数は、東京、神奈川、ちばから13名とのことです。
 作業は11時40分ぐらいで終わり、恒例の一人ひとりの挨拶が始まります。今回は、監事の小林さんがインフルエンザで欠席だったので、風邪の予防法をテーマとして始まりました。お茶とお菓子をいただきながら、参加者全員に回ってすべて終わり、本部をあとにしました。
 このあと、一年ぶりに恒例の東京散策に行ってきました。今回は、参加者5人の中の3人からの要望で、3か所の目的地に向かいました。今までで最多だと思います。
 昼食は、いつもの大森ベルポートですませようと入り口に向かっていると、桜の花びらが舞っていて、その先のなんと満開の桜の木が明るく光っていました。写真を遠くから撮影していたら、写真を撮らないでくださいと、女性スタッフがこちらに向かってきました。何かのドラマか映画の撮影用の満開桜の木で、撮影の邪魔をしていたみたいです。
 時間が無いので、うどん屋で昼食をサラリと食べて、一つ目の有楽町のニッポン放送本社ビルにある「第43回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」番組での「目の不自由な方への音の出る信号機を」の募金箱に募金してきました。(募金箱設置は2018年1月31日で終了しました)
 次に、都営三田線春日駅で下車。源覚寺(げんかくじ)のこんにゃく閻魔にコンニャクをお供えに行ってきました。ここは、以前会報誌で垣田さんがご紹介されたところです。閻魔像の右側の眼が黄色く濁っていて、伝説として眼病の老婆が日々祈願していたところ、閻魔大魔王が夢に出てきて、私の片方の眼をあげようと告げられ、老婆の眼がたちまち治り老婆は感謝として大好物のコンニャクを断ち、閻魔大魔王にコンニャクをお供え続けたそうです。「身代わり閻魔」の名として信仰を集めて、1月と7月に閻魔例大祭が行われているそうです。早く色素変性症の治療法が確立されるようにコンニャクをお供えしてお願いしてきました。
 最後に、Tさんのお知り合いの「絵本作家 宮田ともみ」さんの原画展を鑑賞してきました。ギャラリーは、表参道駅から徒歩3分ですが、裏道に雪が残っていて、人も車も多く細い路地は混雑していました。「ゆきのあかちゃん」の原画を見せていただきました。雪の妖精と、赤い帽子と赤いコートを着た女の子のお話です。ふわーっとした雪と女の子の可愛らしさが見事マッチングしていました。
 その後、東京散策も解散となりました。


★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「千葉サロン」2月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 2月9日(金)女性3名、ボランティアさん1名での交流会となりました。まずは、3月、4月の行事予定と、4月22日のアイフェスタでの打ち合わせをいたしました。
 今日は人数も少なく、また女性ばかり。加えて、アイフェスタで「気軽な美容相談コーナー」担当のIさんが参加してくださったので、お肌の手入れ、髪の毛の手入れなどのお話に、皆さん盛り上がりとても得した気分でした。
 またIさんは、「アクリルたわし」の名手でもいらっしゃいます。過去に編み物をしていた私が参加者を代表して、かぎ針に挑戦。Iさんのご指導のもと、最初はなかなかうまくいきませんが、だんだんに編めるではありませんか! 昔のように、目では編めませんが手で確認しながら、なんとか、こま編み、ながなが編みと、おしゃべりしながら編む楽しさを思い出しました。
 自信のない私でもできましたので、ここで再度お知らせを。「アクリルたわし」にちょっと興味のある方、やってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をくださいませ。
 あっという間に時間が過ぎ、外に出ますと、今日は少し寒さも緩んでいるようです。

◆「千葉サロン」3月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 3月9日(金)、参加者は男性1名、女性3名、ヘルパーさん1名でした。まずは視覚障害の青年が、お笑いの「ひとり芸日本一」を決める「R−1グランプリ2018」で優勝したという話題になり、実際に録音したもの(YouTubeにアップされた動画)を聴かせていただきました。なかなか面白いと思いましたが、障害者からもいろいろな感想が出ているようです。
 その後は、スマートフォン(アイフォン、アンドロイド)、ガラケー、拡大読書器などなど、便利に使っていらっしゃるアイテムの情報交換となりました。ガラケーからスマートフォンへの変え時を皆さん思案中のようです。
 今日は初めての方がいらっしゃらなかったので、今後のJRPSの行事の案や、会報誌発送作業の時間変更、ボランティアさんの依頼などについての意見交換になりました。
 いつものお弁当をいただき解散になりました。外は天気予報がはずれたのか冷たい雨が降り続いています。

◆「南柏サロン」2月のご報告
南柏サロン担当 中野 美保
 2月10日(土)の参加者は、当事者12名、ガイドさん2名、ご家族1名の計15名で賑やかな会となりました。
 話題は、まず3月に柏で行われる福祉機器展と交流会についての話。最近経験したヒヤッとした話から鉄道を利用する時のコツなど。自治体への「障害者が居住しているという登録」について皆さんはどうしているのかという話。本部発送作業の後の東京散策の話から「できるだけ外に出て季節を感じたり、話題の場所に出かけて好奇心を失わないようにしましょう」という話。音楽や家庭菜園など、趣味の話。
 現在ご家族を介護している数名から「自分自身も見えにくい中で介護をするという苦労」についての共感の声。歩行訓練を受け始めた方が、訓練士さんから歩行以外にも生活上のヒントをたくさんもらって、生活が大きく変わり始めたという話。電子ルーペや視覚障害者向けのラジオ番組表など、便利な物を持ってきてくださった方が、皆さんに回して体験してもらう場面もありました。

◆「南柏サロン」3月のご報告
南柏サロン担当 中野 美保
 3月10日(土)、参加者は当事者7名、ガイドさん1名、ボランティアさん1名の計9名でした。まず、3月18日(日)に行われる柏でのミニ福祉機器展と交流会について、改めて内容の説明や参加者の待ち合わせなどの確認がありました。
 他には、日常生活で困っていることについて、まだ白杖を使用していない方たちへ、その葛藤への共感と、その時期を経て使うようになってからの便利さとありがたさなど、同じ経験をしてきた仲間だからこそ伝えられる話がありました。
 また、コンビニやスーパー、デパートでの買い物について、地元ならではの情報交換もありました。人数が少なかったので、一人ひとりのお話をゆっくり聴くことができたと思います。

★カラオケde交流会2月、3月のご報告
担当 細川 嘉之
◆第98回カラオケde交流会のご報告
 2月16日は、昨日、一昨日よりも少しは暖かく感じられました。参加者は男性6名、女性5名(内ガイドさん3名)の計11名と、いつもよりは多かったです。
 参加者の中に初めての方がいて、聞くと南柏のOさんでした。今後も、本会に参加してくださることを期待しています。皆さん、頑張ってくれたので3時間はあっという間に過ぎ去り、またの再会を約し散会しました。 

◆第99回カラオケde交流会のご報告 
 3月16日は朝から小雨が降り、そのため参加者は期待できないと思ったが、やはり少なく男性4名、女性3名(内ガイドさん2名)の7名でした。
 参加した人は、いつもの演歌好きのメンバーで、皆さま元気に歌いアッという間に3時間は過ぎ去り、次回100回の集まりを期待しているようでした。


★「ミニ福祉機器展&交流会in柏」のご報告
担当 渡辺 友資枝
 3月18日、JRPSちばとチーム柏共催で「ミニ福祉機器展&交流会in柏」を開催しましたので、ご報告します。
 担当者の今野さんと私は「50人くらい来てくれるといいね」と話していました。が、当日ふたを開けてみると、続々と白杖を手にした人がやってくるではありませんか。結局、午前10時から午後2時半までに、約120名の来場者がありました。
 ミニ福祉機器展の出展業者は6社。担当者が一人だけの会社は対応が大変なようでした。千葉で初お披露目となるOTON GLASSとHOYAの暗所視支援(あんしょししえん)メガネの体験ブースでは整理券が配布され、廊下にまで人があふれる盛況ぶりでした。
 午後からの交流会には21人の参加者がありました。普段はそれぞれ千葉と南柏の交流サロンに参加している方が多く、初めて顔を合わせるという方も多かったようです。JRPSの行事に初参加という方もいらっしゃいました。
 自己紹介の後、話題は「病気とどうむきあっているか?」ということに。「外出する機会を増やし、引きこもりにならないこと」、「視覚障害者ばかりでなく、健常者とのお付き合いも大切」、「趣味を見つけて、楽しむ」などの意見がだされました。
 次に話題は普段目のためにしていることへ。服用しているサプリメントや漢方薬、網膜の血流をよくするためにしている運動など、気を使っている方も多いようです。
 そして、やはりみなさん心配なのは老後。盲老人ホームや年金などの情報交換が行われました。一人暮らしをしている方のお話もあり、大変参考になりました。
 いつもの交流会より短い2時間という時間の中でしたが、参加されたみなさんの心の中に何かしら残るものがあれば、よかったのではないかと思います。
 今回の企画は県の北部、東葛飾地区での初めての試みでした。予想以上の来場者に臨機応変に対応していただいたボランティアの方に心より、感謝申し上げます。



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