あぁるぴぃJRPSちば会報130号


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ロービジョン川柳、お役立ち情報、こころの豆知識は都合により休載といたしました。

★編集後記
 私は、目と耳の両方に障害がある盲ろう者です。今年で70歳になりました。JRPSに入会したのは1999年ごろだったと思います。40代前半に視力低下で仕事を辞めた後約8年間、家に籠っていました。
 市原市から「網膜色素変性症と家族の集い」の案内が届き、何回か参加しました。そこにJRPSの人がいて入会を勧められたので、外に出られるきっかけになればと入会しました。その後、JRPSちばの役員になり役員会に出席したり、会報誌の発送作業のお手伝いをしたり、JRPSちばの行事に参加しては、会報誌に行事に参加した感想など投稿していました。役員会で「JRPSちばのホームページを作りませんか」と提案したところ、私が担当することになり、2003年9月にホームページを開設しました。10年程担当したでしょうか。
 ある日のこと、白杖を突きながら駅のホームを一人で歩いていたら、声を掛けられました。しかし、電車の音がうるさかったので人の声が聞こえず、その人は立ち去ってしまいました。この時私は視覚障害者だけではなく、盲ろう者だということを自覚したのでした。歩行訓練士さんの紹介で、千葉盲ろう者友の会に入会しました。半年後には会長になり、設立準備会だった千葉盲ろう者友の会を2004年11月に設立しました。2009年にはNPO法人格を取得し、理事長を10年努めました。
 そんなことから、JRPSちばの行事へは足が遠のいてしまいました。いつだったか、JRPSちばの人からカラオケ交流会があると教えていただき、カラオケ交流会に毎年参加するようになりましたが、コロナで中止になったのは残念です。一日も早いコロナの収束を願うばかりです。
石川 隆


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