★表紙のことば
♪ さいた さいた チューリップの 花が ♪ならんだ ならんだ 赤 白 黄色
どの花みても きれいだな ♪
誰もが知っているチューリップの歌詞です。ちょっと調べてみました。
《この歌は、東京都世田谷区に住む近藤宮子さんというおばあさんが、昭和5年(1
930年)に作詞したものです。「どの花みても/きれいだな」という歌詞について
近藤さんは、「なにごとにも良いところがあるものです。とくに、弱いものには目を
くばりたい、という自分の思いをこめました」近藤さんは、みんなの良いところを見
つめあおうという気持ちを、この「チューリップ」の歌に託したのでした。こうした
だれにも知られて来なかったようなヒミツがあったのです》というエピソードを見つ
けました。
私は、今までチューリップの歌詞にこのような思いがあることを知りませんでし
た。近藤宮子さんという女性はすばらしい人ですね。
★編集後記
そんな中、私の住んでいる千葉県市原市では、災害時に「自力で避難することが困難
な」高齢者や障がい者等のために、「災害時要援護者支援制度」が創設されました。
町内会を通じて「災害時要援護者」として申込登録しました。
さっそく町会長はじめ関係者の皆さまが、私の状況を確認に来てくださり、3月10
日には、「無事ですタオル」を配布していただきました。
震度5以上の地震が発生したとき、ケガなく無事だったら、玄関先に頂いたタオルを
掛けて無事を知らせることになります。
タオル配布時に、主人も一緒に応対してくれて、「妻はとても視野が狭く、薄暗い状
態になるとまったく見えません。自分がいるときはガイドできますが、よろしくお願
いします」と言ってくれました。お隣さんが町会の役員をされているので、きっと一
番に駆けつけて誘導していただけると思います。
障害を隠すのではなく、伝えて援助していただくことも大切なことではないでしょう
か。