第一回 メールの上手な読み方
福岡市東区 明治 博
今回から数回に分けて音声パソコンの実践で役に立つ情報を紹介します。
今回は代表的なメールソフトのMMメール2とMyMailⅡを使った場合のメールの上手な読ませ方、使い方を紹介します。
長いメールやメールマガジンを読む際、肝心な内容に素早くたどり着きたいですよね。
そんな場合、「検索機能」を使うと便利です。
まず、MMメール2の場合です。
１．メールの内容を表示した状態でコントロール プラス Fを押します。
(これで検索のためのダイアログが開き、検索する文字列を入力する部分にフォーカスが当っています)
２．読みたい内容のキーワードを入力します。
３．タブキーを押して、「検索方向のラジオボタン」に移動します。
４．上下カーソルキーを押して、「下」を、選びます。
５．タブキーを押して、「検索方法のラジオボタン」に、移動します。
６．上下カーソルキーを押して、「メール内容の検索」を、選びます。
７．タブキーを押して行き、「検索失敗時ビープ音を鳴らす」の、チェックボックスに移動します。
８．スペースキーを押してチェックを付けます。
９．タブキーを押して、「検索失敗時 メッセージを表示する」の、チェックボックスに移動します。。
１０．スペースキーを押してチェックを付けます。
(他のチェックボックスはチェックを付けなくてかまいません。また、MMメール携帯の場合はこのチェックボックスはありません)
１１．タブキーを押して、「実行」へ、移動してエンターキーを押します。
これでメール本文中のキーワードの部分にジャンプします。
目的の内容ではない場合は、F3を押すと次の部分にジャンプします。
逆方向にジャンプする場合は、シフト プラス F3を押します。
補足.１
上記の操作で「6」の手順で「フォルダ内全文検索」を選んだ場合は、検索キーワードを含んだメールへジャンプしますし、その後、F3を押して行くと、その文字列を含むメールへジャンプして行きます。シフト プラス F3を押すと逆方向に検索します。
補足.2
メールを読んでいる時に、スペースキーを押すと次の空行まで読み飛ばす設定があります。(この操作をする場合は日本語offにしておきます)
以下はその設定法です。
１．MMメールが起動した状態でF9を押します。
２．シフト プラス タブキーを、一度、押します。(基本のタブと読み上げます)
３．右カーソルキーを押して、「音声のタブ」へ移動します。
４．タブキーを押して、「音声読み上げスキップ機能」のチェックボックスへ移動します。
５．スペースキーを押してチェックを付けます。
６．タブキーを押して、「OK」へ移動してエンターキーを押します。
(MM携帯の場合もこの項目は「音声のタブ」にありますが、そのシートへはF9を押した後、タブキーを押して移動します)
次に、MyMailⅡの場合です。
１．メールの内容を表示した状態でコントロール プラス Fを押します。
(これで検索のためのダイアログが開き、検索する文字列を入力する部分にフォーカスが当っています)
２．読みたい内容のキーワードを入力します。
３．タブキーを押して、「実行のプッシュボタン」へ移動してエンターキーを押します。
これでメール本文中のキーワードの部分にジャンプします。
目的の内容ではない場合は、F3を押すと次の部分にジャンプします。
逆方向にジャンプする場合は、シフト プラス F3を押します。
補足.１
上記の操作で「1」の手順を「メールリスト」で行うと、検索キーワードを含んだメールへジャンプしますし、その後、F3を押して行くと、その文字列を含むメールへジャンプして行きます。
シフト プラス F3を押すと逆方向に検索します。
この操作をする場合は、検索文字列を入力した後、タブキーを押して「本文も検索する」のチェックボックスに移動して、スペースキーを押してチェックを付けておきます。
補足.２
メールを読んでいる時にスペースキーを押すと、次の空行まで読み飛ばします。
この検索機能は色んな状況で使える便利な機能です。