第十六回 バージョンアップについて
福岡市東区 明治 博
皆さんは「バージョンアップ」という言葉の意味をご存知ですか?
「ソフトウェアなどに新しい機能が追加されたり不具合が修正され改良や改善が加えられ機能が強化されること」です。
この「バージョンアップ」という言葉はよく耳にし、そして、実行されていると思いますが今回はこの「バージョンアップ」について書いてみます。
先にも書きましたように本来であれば、改良や改善が加えられ機能的に強化されるのですから、使用者にとっては有難いことなんですが、私たち視覚障がい者の場合、思わぬトラブルに見舞われることがあります。
例えば、PC-Talkerのバージョンを上げることにより、それまで使えていたMMメールなどのソフトが使えなくなる、あるいは、MMメールやサーチエイドのバージョンを上げることにより、セキュリティソフトにブロックされキーボード操作でそのブロックを解除できず、結果として自力でその状態から抜けられないなどです。
無料のバージョンアップを行ったために、意としない費用がかかることがあります。また、自力で元に戻せない、あるいは、ブロック状態から抜け出せないために急ぎの用をすませられないこともあります。
いろんな人、所属している団体からバージョンアップの情報を取得した際はこれらのことを踏まえて慎重に対処してください。
※ 福岡市で活動しています"パソボラさーくる虹"では、視覚障がい者のパソコン活用を支援しています。
パソコンに触ったことがない方でも大丈夫ですし、視力がなくても大丈夫です。
興味がある方は私までご連絡ください。
連絡先は、パソボラさーくる虹・代表 明治 博
電話は、(092)607-5154です。