あぁるぴぃ広島 34号
■会員の声
1 「第5回視覚障害者の音楽発表会」
(1)「音楽発表会」の報告
こんにちは広島市のMKです。
先日の音楽発表会 ご出演 ご来場ありがとうございました。
外は木枯らしが吹いていたのですが、120名以上のご来場に会場は熱気に包まれました。
支部長の開会挨拶に続き カナリア大正琴同好会の演奏で楽しく始まりました。月に一度は老人ホームなどへの慰問に行かれておられる皆さんの演奏は さすが落ち着かれ息が合い 澄んだ音色にとてもいやされました。
ハーモニカ演奏のUさんは、第1回からの出演です。ハーモニカ演奏だけでなくダジャレにも磨きがかかり会場の皆をひきつけておられました。
ギター弾き語りのIさんは奥様と盲導犬といらしてくださり初参加いただきました。お話も楽しくオリジナル曲や懐かしい曲などの弾き語りで 「川の流れのように」の曲の時は みな一緒にうたいましたね。
ハーモニカ独奏のSさんも初参加でした。会場の皆さんの手拍子 足拍子 歌声に励まされて 演奏が続けられたと言われておられましたね。お嬢様がその様子に感動されたのですね。 私もそれを聞いてとても感動しています。これこそ この音楽会の思い 願いと感じています。是非 ハーモニカ演奏をを続けて楽しんで また聞かせてくださいね。
ポップス演奏のザ・ブラインド・バンディッツも初参加です。この8月に結成したばかりと言われていましたが 若さはじけるバツグンのバンドです。会場の皆さんものりのりでしたね。後で聞いた話なのですが カーボーイハット ブーツ 皮ベルトにチェーンぐるぐる巻きの人がいたらしい・・。 ああ見えない私は触らせてほしかった・・・?(疑問符)なぁ・。 笑い。ここまではとても順調でした。
機材のトラブルで音がでなくなり会場の皆様には30分以上もお待たせしてしまいました。それにもかかわらず 皆さん退場されずしずかにまってくださりました とても感謝しています。 ありがとうございました。間つなぎの私のつまんない話に耳を傾けてくださったりさんしんに合わせてうたって下さり とても助けられました。この間繋に私のエネルギーは力つきたようで・・、長くお待たせしたにもかかわらず へたくそなあらもり祭とゆかいな仲間たち(これはすべて私のことです まだまだ修行がたりません)の演奏で出場者は終わりです。
最後に「ふるさと」と「うえをむいてあるこう」を会場の皆さんと大合唱し 大きな拍手で終わることができました。
沢山の元気と笑顔と勇気をいただきました。 ありがとうございました。。手助けくださった方々 来場くださった方たち 出場くださった方たち みなさんのおかげです。 またお会いしたいです 本当にありがとうございました。
(2) 「音楽発表会」の出演者から
広島県福山市のSです。いかがお過ごしでしょうか!さて、昨日「広島県支部」主催の音楽発表会が広島市で開催され、私も始めて出場させて頂きました。支部長さんをはじめ関係者の皆さん、そしてサポートして頂いた皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。私の娘が広島に居るのでオヤジの晴れ舞台を見に来てくれる事になりました。嬉しかったです。午前中はリハーサルがございまして、皆さんうまいのなんの、私は途中で帰りたい気持ちになりましたね!
しかし、初挑戦ということで、頑張る事にしました。午後から本番です。私は4番目。ハーモニカをやり始めて日が浅いので、心配でした。案のじょう、途中で何度か止まりましたね!その度に会場の皆さんが手拍子、足拍子。そして歌などを歌っていただき、助けていただきました。何とか終えることができました 有難う!
席に戻りますと娘がしばらくして「ここに出ている人は皆さん、見えないのですか?」とたずねてきます。「全員とは言えないけれども、全盲の人、ほとんど見えない人、弱視の人の皆さんが頑張っているんだ。」と説明。「頑張っているんだなあ!すごいなぁ!」とひと声。私はそれを聞いて素直に喜んだ。「来てくれて良かった 何か感じてくれてありがとう!」というわけで、この日は非常に実り多きすばらしい一日でした。
でも、ここまで来たのも これからも…まわりの皆さん方の支えがあるからこそです。今後とも、よろしくお願い致します。
皆さん、本当にありがとうございました。
(3)「音楽発表会」の主催者から
広島のAです、
先日、広島県支部主催の第五回視覚障害者の音楽発表会が広島市内で開催されました。16歳の高校生全盲ドラマーから、高齢者が日頃の練習の成果を発表され、120名以上の来場者の手拍子、合唱で、熱気に包まれました。
今回もJBOS会員の介助ボランティア「にこにこさん」をはじめ沢山のボランティアさんの支援を戴き、会場の心身障害者福祉センター職員さんに、お手伝い戴きました。
楽譜が見えない私たち視覚障害者の楽器演奏は大変な努力と根気が、必要でしょうが、それを克服しての成果の発表は、出演者の励みになり、その苦労が判る来場者は元気を貰え、外出の楽しみがかなえられた事と喜んでいます。ありがとうございました。
2 盲導犬の体験歩行会
みよし市のHです。
みよし市で盲導犬の体験歩行会があり、参加してきました。今の私の視力の状態で盲導犬が必要という訳ではないのですが、折角のチャンスだし体験してみようと思っての参加ですよ。
体験歩行は「百聞は一見に如かず」でした。以前、聞いた盲導犬のおかげで風を切ってあるけるようになったという話は本当でした。会場から外に出て500Mくらい歩きましたが、その間ずっと眼をとじていたんです。怖いと思って眼をあけることもなく、なかなかのスピードで歩けました。もちろん訓練士さんも一緒だから安心な訳ですけどね。
それと、白杖の石突で「パームチップ」というものを初めてみました。歩道にレンガを埋めてあるような所を歩くと、白杖がつっかかって歩きにくいので、何とかならないのかなぁってずっと思ってたんです。ローラー式は知ってましたが。で、このパームチップなるものは、きのこのような形状で、きのこの傘の首の部分が弾力性のあるぐにゃっとした動きをして、つっかかりを吸収してくれるようです。
それと、10月25日(日)の北部地域の交流会で、訓練センターのPRと、便利グッズの紹介をしていただきました。
訓練センターのみなさん、ありがとうございました。畑野さん、またよろしくお願いします。
(参考)
財)日本盲導犬協会 島根あさひ訓練センター
訓練事業課リハビリテーション担当 畑野容子
電話 0855−45−8311
郵便番号 697−0426
島根県浜田市旭町丸原155−15
3 「お助けマン」
こんにちは 広島市のMKです。
一人での外出の多いわたしですのでいつも多くの人にたすけていただいています。そんな私、先日 人とぶつかり、折りたたみ白杖の接続部分がポキリとおれてしまいました。
点字ブロックの上を気持ちよくスタスタと歩いていてのことです。「ゴツン」、「うわぁ」、「ポキ・・。」お互いに白杖歩行者でした。しかたありません。いつも利用している心身障害者福祉センターへ向かっているところでした。
折れたのはわたしのだけでしたので、お相手の方、「自宅が近いからこの杖を貸しましょう。」と言ってくださいました。「いいえ 大丈夫「お助けマン」を持っていますから・・、。」とわたし。この「お助けマン」は、杖を購入した時に試供品としていただいていたものです。それを杖にくっつけておいたので 「お助けマン」に助けられました。この「お助けマン」は緊急処置用なので、杖は修理にだしました。
私は杖をスリスリとして歩行するのですが、お互いに見えていないことを考えるとコツコツと音をたてるようにしていたなら、こんな事故は防げたのかなぁ。
(注)「おたすけまん」
ポケッタブルケーンが使用中に挿入部が折れた際、緊急処置で利用していただく補修部品です。
2009年2月よりポケッタブルケーンに付属しています。
素材:軽金属/長さ約88mm×内径約12.8mm/約9g
*商品番号#201271 --
価格 400円
申し込み先 ジオム社
電話番号 06−6463−2104
FAX 06−6468−3949
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