あぁるぴぃ広島 38号
■あとがき
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
ところで、政治がどうとか、自立支援法がどうとか、いろんな思いがあるかもしれませんが、私たちは良い時代に生かされていると思うのです。感謝申し上げねばなりません。私は拡大読書器と音声PC、理解ある上司と同僚のおかげで、4月から勤続34年目に突入します。
音声PCのおかげで、メールやインターネットにも接続できますし、読書も出来ます。情報障碍者のレッテルは返上間近です。
不断の要望の成果でもありますが、金融機関の窓口での対応も良くなり始めています。不便なこと、不合理なこと、改善すべきことを訴えていくことは不可欠です。携帯電話の身障割引なんて、とても無理とおもっていましたが、実現しましたよね。お互い、自己中だと早合点しないようにしましょう。(笑い)今後の課題はやはり電車ホームからの転落防止柵の設置ですね。しっかり取り組みたいものです。
また、不治の病とされた私たちの眼病ですが、夢に見た治療も実現がちかづいています。最近テレビや新聞等で報道されている人口網膜・IPS細胞による網膜再生等の治療に関するニュースに心をはずませている方は私だけではないでしょう。治療法の確立への期待はさらに高まっています。夢が現実になる日が近づきつつあると感じています。
治療法の確立のために患者として何ができるか、そこから始まったのがもうまく基金の研究支援の「資金集め」です。上記の一部は「もうまく基金」の小出理事長の言を引用していますが、「タイガーマスク」現象が我が方にも来てほしいものです。
終わりに小柴仁人(こしばまさと)さんは接していてとても感じの良い青年でした。アイフェスタの報告が力量不足のため、意を尽くせませんでした。お詫びいたします。(S)
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