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みなさんがご存知のように、肥満は健康の大敵を言われています。「肥満が国民の健康を脅かしている」というのは、日本だけの問題ではなく、先進国共通の問題です。
アメリカ疾病予防センターの報告を紹介します。現在、アメリカ人の死亡原因のトップは「喫煙」で、年間43万5000人が肺ガンなどで死亡しているといわれています。これに続いているのが「肥満」です。「喫煙」による健康被害が叫ばれる中、「喫煙」による死亡は減少傾向にありますが、「肥満」による死亡は年々増加しています。このまま行けば、「肥満」が死亡原因のトップになる日もそれ程、遠くないと同センターは警告しています。
日本人の肥満者はどれくらいの割合でしょうか。男性は20歳代19%、30歳代31%、40歳代29%、50歳代29%、60歳代30%となり、30歳以上では、だいたい3人に1人が肥満であると言えます。女性は20歳代7%、30歳代14%、40歳代20%、50歳代26%、60歳代31%となり、年齢が上がるにつれて肥満者の割合も増えています。
これを昭和54年のデータと比較すると、男性はどの年齢層でも肥満の割合が増加、特に20・30歳代で著しく増加していますが、女性は60歳代を除けば、ほぼ横ばい、または、低下しています。ダイエットに熱心な10・20歳代の女性に肥満者は少ないんですね。
「肥満」か「肥満でない」かは、どうやってわかるのでしょうか。最近は体脂肪測定機能のついた体重計も市販され、手軽に脂肪量が測れるようになってきました。そのような器具がなくても、肥満の判定をすることはできます。ここでは代表的なものをご紹介します。
「最近、ちょっと太りぎみかな」と思う方は、一度、計算してみてはいかがでしょうか。
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