2.活動報告

※11月19日・20日 中四国・九州地区リーダー研修会の報告
K.K
     11月19日20日の二日間、山口県柳井市で開催された中四国・九州地区リーダー研修会に、岡山県支部から5人が参加しました。午後1時に柳井駅に集合し、他府県の仲間50人あまりといっしょに、送迎バスで陶芸・クッキー作り体験の会場に行きました。
     私は陶芸にチャレンジしましたが、なかなか土が言うことを聞いてくれず悪戦苦闘。何とか湯飲み?らしき作品を完成させ、隣のクッキー作りの会場である菓子店へ行き、お菓子工場の見学と試食をしました。柳井の銘菓もとてもおいしかったです。
     その後、宿泊する柳井クルーズホテルに移動し、研修会と懇親会が開かれました。研修会は釜本会長のあいさつの後、各支部誕生までの苦労話と現在の活動状況についての報告がありました。
     徳島県支部からは、7年間連絡会として活動した後、昨年支部を設立したときの経過や、鹿児島県支部からは保健所との連携の大切さ、九大付属病院で色変の相談コーナーを実施している福岡九州支部の活動報告、視覚障害者の音楽会やパソコンで支部のホームページを作成し広報活動をしている広島県支部の報告や、支部の広報誌を会員だけでなく眼科医や保健所や役所などにも送付し情報を周知している岡山県支部の活動などが報告されました。
     その他にも、JRPSのメイリングリストで横の連携ができていること、ボランティアなどの支援者の支援が大切であること、患者同士が集うことで元気をもらったり与えたりすることができるなどの発表がありました。各支部の熱い思いがひしひしと伝わる研修会でした。今回の研修会を機に、山口県にも支部設立の気運が盛り上がることをみんなが願っていたように感じました。
     研修会が終わった後の懇親会では、柳井のおいしい料理とお酒で話もはずみ、参加者のみなさんと楽しい一時を過ごすことができました。視覚障害者に対するホテルの対応も良く、配慮もゆきとどいていました。
     翌20日(日)は、柳井市総合福祉センターで10時30分から医療講演会がありありました。柳井市の周東総合病院眼科部長、中元先生の「網膜色素変性症の病状と治療」についての講演でした。日頃病院で患者の治療に携わっている先生ならではの具体的なお話でした。参加者の質問にも懇切丁寧に答えてくださり、とても参考になりました。
     最後になりましたが、今回のリーダー研修会の開催のために奔走し、準備してくださった広島県支部のみなさんや、柳井のTさんご夫妻に対して心より感謝申しあげます。
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※12月11日 患者と家族の交流会 お茶会
K.M
     昨年12月11日(日曜日)交流会としてお茶会を行いました。寒い日でしたが、16人の方に参加していただきました。実は、いつも交流会で使っている 会場が予約で一杯で、軽い気持ちで空いている和室をお茶会目的で予約してしまいました。何かとお茶を点てる機会が多いので、いつか交流会でもお抹茶を点てたいなとずっと思っていました。
     当日は、交流会と平行して、数人分ずつお菓子とお茶を用意して、お手元まで持って行って飲んでいただきました。皆さんに美味しいと言っていただき、とても嬉しかったです。参加の皆さんの中にもお稽古をしている方がいて、お茶を点ててもらったり、お茶碗の話やらいろいろな話題が出て、和気あいあい楽しいひとときを過ごしました。ただ、やはり和室にすわるとなると、ちょっと苦しいですね。お茶会が終わったとたん、足を投げ出された方もいて、それは申し訳なかったです。
     以前ここの和室であったお茶会を思い出しながら、あれこれ考えたり、お茶室の準備をする間も、とても楽しかったです。茶道歴、うん十年のふてぶてしさ加減で、省けるところはとことん省き、でも、お白湯は鉄瓶で沸かすことにこだわりを持ってやりました。足がしびれたのを忘れた頃に、また、ぜひお茶会やりたいです。いかがですか?
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※1月9日 新年交流会
I.K
     平成18年1月9日(月)成人の日に毎年恒例の岡山支部の新年会が行われました。今年はいつもの岡山市内から離れ、温泉で入浴もできる豪華番でした。場所は≪国民宿舎サンロード吉備路≫でした。
    朝9時過ぎに岡山駅に着き、途中下車で待ち合わせ場所に行きます。倉敷駅に10時30分に集合となっているので、時間の余裕がある事と岡山駅で乗車される方々と同行するためです。
     集合予定の場所に近づいても誰もいません。おかしいなと思いつつさらに近づくと、居ました3人の方が・・・私は途中下車を予定していなかったので、皆さんは少々驚かれたようでした。
     打ち合わせの時間より早く集合できたし、寒いので予定より早い列車に乗り込みます。白杖の団体に恐れをなしたのか、私たちが乗り込むと、2人の女性が別の席に移動しました。
    約20分で倉敷駅に到着し、送迎バスで目的地向かいました。到着後、私達入浴希望者は風呂場に向かいます。脱衣場に入ると、脱衣カゴは既に満杯状態です。
     浴室の戸をあけて一歩踏み込むと、湯気で明かりがさえぎられて、中の様子が判りません。うっかりり歩いて浴槽にはまっては大変です。慎重に浴槽を探します。有りました。左右に岩風呂の浴槽が・・・お湯は丁度良い温度でした。折角だからと露天風呂にもつかり、お待ちかねの新年会です。
     今回の参加者はボランティアの方や介護者を含め、20人弱でした。いつものように自己紹介から始まり、美味しい料理に舌鼓。
    満喫した新年会でした。
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