2.活動報告 ※4月23日 JRPS岡山県支部講演会 K.M
講師に社会福祉法人日本ライトハウス 視覚障害リハビリテーションセンターの津田 諭氏をお迎えして、講演会が行われました。講演は2部に分かれ、1部では、視覚障害者に対する職業訓練と生活訓練の実際と題し、視覚障害リハビリテーション、理療の現状、日本ライトハウスで行われている職業訓練などについてお話がありました。活動が年々厳しくなる中で、なんとかよりよい訓練を続けようとしていらっしゃる様子に頭の下がる思いでした。
続いて休憩を挟んで、2部は、変わりゆく福祉制度 〜支援費制度は?補装具は?〜 として、今年10月から実施される障害者自立支援法や補装具・日常生活用具について、お話がありました。 2題とも私たちにとって身近な問題なので、質疑も活発にかわされました。講演会の案内が新聞に掲載されたこともあって、初めて参加していただいた方も多く、60名定員の部屋が一杯になるくらい盛況な講演会でした。 ※5月28日 全国大会 in ちば
I.K 5月27日朝5時に岡山空港に向けて出発。我が家から空港までは約1時間30分。飛行機は7時30分だが、少し余裕を持つためだ。
我が家を出てから1時間経った。岡山駅で待ち合わせをしている人たちは、どうしているかなぁと、ある人の携帯に電話した。なんとまだ地元の駅から出ていないそうだ。こちらは車が混んでいなかったので、6時20分には空港に到着した。 空港に到着すると、見送りと称して便乗してきた家族と一斉にトイレに駆け込んだ。遅れるとまずいので皆トイレを我慢していたのだ。 皆と合流し、一人が搭乗手続きに行った。なかなか戻ってこない。少しイライラしてきた。 ようやく戻ってきた彼の口から出た言葉は、 「皆さん、空港会社の方が機内まで案内してくださるそうですよ」 どうやらこの交渉をしていてくれたようだった。 案内の方に連れられて、ゾロゾロと2階の出発ロビーへ。今度は荷物検査だ。私まではすんなり通過したが、後の2人は足止めになり再検査。 ようやく検査が済み、機内へ。機内の入り口で客室乗務員に引き継がれた。私たちが席に着くと、他の乗客がなだれ込んだ。この機は500人以上乗れる大型機だ。 ようやく飛び立つと、乱気流のせいかやたらにゆれるし、シートベルト着用のサインが消えない。機内サービス開始のアナウンスは離陸後20分も経ってからだった。 飲み物を配り終わるともう着陸予告のアナウンスが流れた。なんとも忙しい飛行機の旅だ。 着陸後は、登場前とは逆で、最後に客室乗務員に手引きをしてもらい、機外に出た。今度は空港の方がバス乗り場まで案内してくださった。障害者をサポートするのは当然な事のようなサービスのよさに感激した。 千葉駅前でバスを降り、ボランティアさんの誘導で会場に着いた。昼食後、代議委員会の傍聴をした。 翌日は全国大会と医療講演会だ。午前中の医療講演は、千葉大の山本教授だった。内容はチップを埋め込む人口網膜に関してだった。 話を聞いていると、視力を少しでも回復させるまでには、まだまだ時間がかかると思えた。 アメリカや、ドイツの研究者の中には、チップを埋め込むために手段を選ばずと言う人もいるという。この説明に少し恐怖を感じた。 昼食をとり、アイフェスタの会場へ行ったが、人が多くてあまり展示品を見ることができなかった。 後は土産物を買い帰途についた ※6月11日 患者と家族の交流会
奥村 俊通 6月11日は、いつもお世話になっているガイドヘルパー「手のひら」様の15周年記念行事、『ガイドヘルパー「手のひら」 15年のあゆみ』がくらしき健康福祉プラザであり、交流会を短縮し、そちらへ行くことになりました。
当日は、初めて交流会に来られた方2名を含め、10名の参加でした。簡単な自己紹介と近況報告ののち、倉敷へ向かいました。 会場に到着したときにはすでに式典が始まっており、100人ほどの方々が来られていました。ご来賓の挨拶、15年間の足跡の紹介、花束の贈呈など、式典は粛々と進みました。 式典後、倉敷の「呼松太鼓」の演奏がありました。舞台上に3種類の和太鼓がおよそ10台並び、最初に幼児から高校生までの子供たちによる演奏、次に大人の男性による演奏と続きました。 大人の方々による演奏では、会場内の空気が振動しているのがはっきり感じられるほどの迫力に圧倒されました。演奏後、太鼓に触れる機会を作っていただくなど、いい経験ができたと思います。 最後に、森本様はじめ手のひらの皆様、15周年おめでとうございます。これからも、何とぞよろしくお願いいたします。 |