3.活動報告 ※※8月6日 患者と家族の交流会・点字体験会に参加して K.K
当日は、猛暑にもかかわらず、16名が参加して、岡山国際交流センターで点字の体験学習をしました。JRPSの会員でもある岡山市のFさんが所属し活動されている、点訳ボランティア「すずらん」のみなさんが教えに来てくださり、点字の基礎をみんなで学習しました。まず、6点でできている点字の仕組みを学習した後、実際に点字器を使ってひらがなを一つ一つ打ってみました。鉄筆で決められた場所に点を打っていくのですが、簡単そうに見えて、慣れない内はこれがなかなか大変で、点字器と悪戦苦闘でした。ボランティアの方々が、マンツーマンで懇切丁寧に教えてくださったおかげで、ひらがなと数字ぐらいまではなんとか打てるようになりました。2時間あまりのが学習でしたが、わきあいあいと楽しく点字の勉強ができました。Fさん、すずらんのみなさん、ありがとうございました。 ※9月23日 世界網膜の日 in 広島 I.K
県南の人たちは列車で、私たち県北組は津山駅前発の高速バスで広島に向かいます。私の乗った列車は7:50分津山駅着です。バスは8:00発です。どうにか間に合い、バスに乗り込みました。 私達が到着したのは広島バスセンターでした。この場所は広島駅からは、かなり離れているようでした。広島駅には路面電車で行くようす。広島の路面電車は、全国各地で廃止になった電車が集まっていて、別名電車の博物館とも呼ばれています。これから、どんな電車に乗るのだろうかとワクワクしながら地下道の階段を上がりました。 乗り場ではかなりの人でごった返していました。白杖を持った私達を見つけた女性の職員が誘導してくれました。ホームに着いている電車を見て、あれぇこの電車は新型だぞと、思いましたが、余計な事は考えずに、とりあえず乗り込みました。 電車に乗り込むともう満員状態でした。私達の白杖を見て車掌がやってきました。 「車掌でございます。混雑して申し訳ございません。大丈夫でしょうか?」 という丁寧な対応だ。 「べつにかまいませんよ。」と答えると車掌はその場を離れた。 ところが、電車が動き出した時の車内放送で、この電車が遠回りの電車だったことに、気がついた。だがもう遅い。電車は走り各停留所に止まる。いくつかの停留所を過ぎたとき、 「かなり空席が出来ましたよ。」 と声がかかった。お礼を言って座席に座る。白杖の効果はすごいなぁーと、改めて思った。 広島駅に到着後、地下通路を渡り無事に会場に到着。受付が済み会場に入ると、もう多くの人達でひしめき合っていた。 開始時間になり、広島支部長の挨拶、本部の西日本担当理事山本さんの挨拶、メッセージの朗読と進み、本部理事の金沢真理さんの講演が始まった。 金沢さんは、今から30年前の高校生のときにRPを告げられ、。最近は目の前が白いレースに覆われているような感じになっているそうだ。 RPを告げられたときは少し落ち込んだが、ある時目が見えない人がスキーをやっているという話を聞き、自分もチャレンジしてみようと思ったそうだ。 練習を重ねて滑れるようになったときに、『障害があっても工夫次第で、出来る事がたくさんある。 』と感じ〔あきらめない人生〕を歩んでいるそうだ。 この話を聞いて、昨年の広島の永井さんの講演と重なった。 次は松雄先生の講演だ。先生の研究は、患者の安全性を第1に考え、患者自身の負担(体力や金銭面など)を少なくして大きな効果を得ようとの考えから発展している。 まず網膜はく離の状態を作り、ポリエチレン製の人口網膜を貼り付け、剥離した膜を元に戻します。RPの人たちの網膜は、虫食い状態が多いので5mm〜10mmくらいの人口網膜を貼り付ける事で、どこかに視える可能性をができる事を期待しているそうた。 会報14号目次へ戻る 4.情報・お知らせなど ※ライブ&忘年会
"どうしてますか交流会" "あいフレンズ" JRPS岡山県支部 合同企画
新見からやってきました! 我らがホープ"SHU"が率いるキリングタイム「スペシャルライブ」 曲目:川の流れのように・涙そうそう・千屋温泉のテーマ 他 わいわいがやがや「忘年会」 今年は2部構成でお楽しみいただきます! 日時:平成18年11月23日(木・祝) 16:30〜19:00 会場:オルガ 2階 談話室 岡山駅西口より北へ徒歩5分 済生会病院のある交差点から南へ約50m(東側) 参加費:4,000円(追加の飲物代は別) 申込み・問合せ先:JRPS岡山県支部 電話:0868−27−2472 E-mail:okayama@jrps.org 主催:岡山県視覚障害を考える会・JRPS岡山県支部 お問合せ、お申込みはこちらまで 会報14号目次へ戻る 5.編集後記 すっかり秋ですね。昨年の秋は足早でしたが、今年はどうでしょう。10月にある研修会、宿泊先は大山ですが、紅葉にはまだ早いでしょうか?露天風呂から真っ赤なモミジなんかが見られたら最高なんですが。
さて、年内に発行する支部会報はこの号で最後となります。次号は来年になりますが、来年度の行事予定は次号発行までに概略決まっているでしょう。何かしてみたいことや行ってみたいところ、聞いてみたいお話などありましたら、遠慮なくお知らせください。よろしくお願いいたします。 (奥村)
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