3.活動報告 ※7月8日 講習会 地震体験など防災について 報告:F.C
枕元にスリッパ、軍手など。カーテンを閉めること。これは地震についての備えです。火災の時、視覚障害者にはとっさに逃げ道がわかりません。避難経路をあらかじめ確認しておかないと、あわてるとパニックになってとまどうことが多いです。お話を聞いていて、「自分は火災や地震について備えられているだろうか?まったく人を頼っている私は逃げるだけで精一杯じゃないだろうか?」と、思いました。 また、起震車で震度4〜6の揺れを体験しました。本当にこれだけの揺れが来たとき、落ち着いて、机の下にはいったり、火の元の閉めたりすることは、視覚障害者には難しいです。 消火器の使い方も勉強しまいたが、火の元がどこなのかわからず、うろうろしかできないでしょう。だから、無理をせず逃げることの方が大切だと教わりました。 楽しくまた真剣に聞き、備えあれば憂い無しということを改めて実感しました。また時間があれば皆で勉強したいですね。ありがとうございました。 ★非常用持ち出し品について(参考資料) □防災頭巾・ヘルメット □食料 □飲料水 □常用の医薬品 □懐中電灯 □乾電池 □携帯ラジオ □笛・携帯ブザー・防犯ベル □コンパクトな雨合羽 □生活用品(衣類、タオル、ティッシュペーパー、紙おむつ、生理用品など) □ライター □軍手 □健康保険証、障害者手帳などのコピー □現金(小銭) □筆記用具 □担架などの移送用具(必要な方) □補装具(必要な方) □その他必要な物 ○飲料水の備蓄 飲料水は、1人13リットルが目安です。最低3日分程度を常時用意しておくようにします。市販のミネラルウォーターなどは、保存期間が長いものがあります。 ○食料品の備蓄 チョコレート、乾パン、」缶入りご飯、レトルト食品、フリーズドライ食品などを最低3日分備え、定期的に取り替えるようにします。 ○服薬治療中の場合 3日分程度の薬を備えておくことが必要です。かかりつけの医師と相談の上、なるべく手持ちがなくなる前に薬をもらうようにしておきます。また、薬の名前と量、飲み方などをメモなどに書いておきます。 ★東京消防庁の防災に関するホームページ http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/index.html ※9月9日 講習会 視覚障害者の安全な移動について 報告:M.S
会場に入ったとたん、今日もいつものようにムードがヨイのに気がつきました。活気があり和やかな雰囲気のうちに始まりました。初めての講習会に参加した人が7人で、その内の1人が私でした。受講者は合わせて20人近く、指導者3名、ボランチィアを含めて4、50人はおられたのではないでしょうか? 3人の指導者に分散して個人指導です。白杖の持ち方、構え方、平地の歩き方、階段の上り下りの指導、点字ブロックの説明と利用法になるほどと納得、納得で15分ぐらいでしたか、あっという間にタイムアウトとなりました。 MLの常連、管理人のUさん、ネコポンさんの声が聞こえなかったのが残念でした。(注:MLとはメーリングリストのことで、あるアドレス宛にメールを送信すると、登録されている方全員に送信されるというものです。MさんはUさんの管理されているMLに登録されていて、そこに以前この会報にエッセイを掲載してくださっていたねこぽんさんも登録されているということです。) 私は5月の連休直後に肺炎で8日間入院し、退院二日後には、日盲連の全国大会に仙台、山形へ飛び立ちました。私の白杖は終始バックの中で「おねんね」でした。その後白杖はお床へ飾っていましたが、今回の出動で目を醒ましました! 明日からの外出には必ず白杖をお供に出かけるのだと自分自身と確約しました!! 岡山県支部長の奥村さん、役員の皆さん、指導員のみなさん、正条(しょうじょう)さん、そしてボランティアの皆さんに厚く御礼を申し上げます。
白杖の歩行訓練は、今回で3回目です。やはり自分の身を守るためにわずかな時間でも正しい訓練を受けておく必要があります。今回も、同時に正しい手引きの仕方や、手引きのされ方についてご指導いただきました。付き添いで来られた方やボランティアの方には、手引きの仕方を勉強してもらうとともに、シミレーションメガネを使い、見え方の体験をしていただきました。 また、抹茶のコーナーや便利グッズのコーナーも用意していただき、そこここで歓談する声が聞こえてきました。初めてこられた方も話の輪に加わって、講習だけでなく、いろんな情報を得て帰られたことでしょう。たいへん充実した会になりました。みなさまありがとうございました。 |