4.情報・お知らせなど ※患者・家族のつどいの質疑 その2 岡山県難病相談・支援センター主催の患者・家族のつどいが6月に開催され、前号でその質疑の前半を掲載させていただきました。今回は、後半です。
なお、松尾先生とは、岡山大学病院眼科准教授の松尾俊彦先生、守本先生とは、岡山大学病院眼科医師の守本典子先生です。
アイフェスタ in 福山
視覚障害者向け福祉機器・便利グッズ展示会、拡大読書器講演
視覚障害者の日常生活や仕事に役立つ機器や便利グッズ等の展示、講演会・相談・体験コーナーへ、一人でも多くの方にご来場をいただき、お役に立つ情報をご提供出来ればと願っています。 とき 2008年11月30日(日) 10:00〜16:00 会場 福山市市民参画センター 福山駅北口から 北東へ徒歩10分 参加 無料 内容 ◆拡大読書器講演会・個別相談指導 拡大読書器を使いこなそう!
拡大読書器の達人、森田茂樹さんが、ご本人の見え方、ニーズに応じた拡大読書器の選び方、便利な使い方を紹介します。 ・講演会 10:10〜11:30 (5階 会議室2) 講師 森田茂樹さん 講師プロフィール(ロービジョンケア患者ボランティア)
自身も網膜色素変性症の患者ボランティア。現在の視力は両眼とも0.01。手帳の基準では視野測定不能だが、拡大読書器を使って読み書き、パソコン、その他を自在にこなす。国公立の大学病院眼科で「患者ボランティア」としてロービジョンケアを担当する傍ら、自宅に非営利の「拡大読書器展示ルーム」を開き、補助具の展示紹介と情報提供を行う。教育、福祉、医療機関での講演活動も多数。著書に「拡大読書器であなたも読める!書ける!〜選び方・使い方のポイント〜」(大活字出版)がある。 ・午後1時から拡大読書器の個別相談指導
(要予約、一人30分程度 6名) 申込・問い合わせ 福山市視覚障害者地域活動支援センター 比奈(ひな) 電話 084−925-4068 ◆視覚障害者向け福祉機器 便利グッズ展示
10:00〜16:00 ・出展品目
拡大読書器(据え置き型、携帯型)、活字文書読み上げ装置、パソコン音声ソフト、誘導案内装置、音声式時計、遮光メガネ、ルーペ ・生命保険・損害保険相談 他
・出展企業
東海光学 高知システム開発 廣済堂スピーチオ販売 アイフレンズ 日本インシフィル タイムズコーポレーション ティーマン東京オフィス ミカミ メガネの田中 電工社 池野通建 パナソニック ナイツ ピー・アール・エフ 大活字(カタログ)
◆プレクストーク体験会
13:00〜15:00 プレクストークでデイジー図書を聞きましょう。便利な再生機能を紹介します。
1回30分程度、4回 ◆音声パソコン体験コーナー
10:00〜15:00 文書作成、メール、インターネット検索など
◆施設紹介・相談コーナー
10:00〜15:00 10:00〜15:00
◆点字体験コーナー
10:00〜15:00 ◆交流サロン 10:30〜15:30 会場へお越しの皆様が交流できるスペースです。
ちょっと一休み、待ち合わせなど気軽にご利用ください。飲み物とお菓子を用意しています。 会場内には音声誘導装置が設置されます。また、歩行を誘導する室内用マット「歩道くん」を仮設しております。 当日会場への案内が必要な方は9時40分・12時40分に福山駅北口へ集合してください。会場まで、ボランティアがご案内します。また、会場内の誘導も行います。 安心して、ご来場ください。 ◆問い合わせ先 〒720−0815 福山市野上町3丁目15−7 福山市視覚障害者地域活動支援センター 電話 084−925−4068 主催 福山市視覚障害者地域活動支援センター 共催 福山市視覚障害者福祉協会 日本網膜色素変性症協会 広島県支部(JRPS広島) 後援 福山市・福山市社会福祉協議会 得(とく)トク情報交換会・年末交流会(広島市) 当日は参加者の皆さんから日常生活・資産運用(?)などの得(とく)トク情報のご提供をいただくとともに、会員の貞金邦明(さだがね くにあき)さんにお話していただきます。貞金さんはさだかね商店(スモールオフィス)を運営し、視覚障害者向け音声パソコン関連ソフトウエア及び、拡大読書機等などの日常生活用具を扱っています。当日は、「音声パソコンのここがポイント」というテーマでの実演を予定しています。どうぞご期待ください。
JRPSカレンダーも販売します。 日時 12月14日(日)13:00〜16:30 場所 広島市心身障害者福祉センター 3階会議室1,2 〜便利グッズ・図書のご紹介〜
大活字で発売されている最新便利グッズ・新刊図書のご紹介です。 (※価格は全て税込です。) 【便利グッズ】 『コクーンズ 遮光オーバーグラ』
紫外線は100%カット、眼に有害とされる短波長も有効に抑える=まぶしさを防ぐ遮光レンズです。かけやすいソフトフィットフレーム(Flex2Fit採用)にスリムフレーム対応で、耳にあたる部分がフレキシブルに曲がるため、フィッティングが容易です。レンズにはポリカーボネイトを使用。サイドシールド&上部からの光も遮光するデザインで、メガネの上から使用できます。
<仕様> 『ミニLEDタグライト』
白色LEDとリチウム電池により、明るい超小型軽量ライトです。ジャケットやバッグ類のファスナー、携帯電話のストラップ、キーホルダーなどあらゆる場所に簡単に取り付け可能で、必要な時にすぐに役立ちます。スイッチを押している間は点灯し、前方へスライドさせれば常時点灯にできます。電池交換も簡単で、約15時間程度の連続点灯が可能ですので、常に携帯していれば安心です。
<仕様> 『カラーズ シート状まな板 ブラック』
白っぽい食材が見やすいシート状のブラックまな板です。普段お使いのまな板の上に載せたり、もちろんそのままでも使用可能。柔らか素材なので、刻んだ食材を鍋等に移すのにも便利です。食器洗い乾燥機対応で、衛生面もばっちりです(※使用できる食器洗い乾燥機の庫内のサイズをよく確認の上、ご使用ください。)。
<仕様> 【書籍】 『昭和』
先天性の視覚障害を持つ、天理教信者の著者が長年にわたり書きためていた俳句を一冊にまとめた句集。繊細な心理描写や、家族を想う心などが、豊かに詠まれている。著者は昭和46年、今治盲人俳句勉強会(現在の如月句会)を結社。数々の俳句コンクールで入選を果たしている。
(以下目次より) 真筆 巣合同句集・その他/朧月夜 盲人俳句歳時記所載/国の春 昭和十五年から昭和二十三年木原輝子二句 空中戦一句おぢば、天理教本部二句 東京盲学校師範部合格 通称松山椿祭/春の星 昭和二十四年から昭和三十一年三月二十四日 完全日食 高市トヨノ初席 通称つばきのみや春祭/ランドセル 昭和三十二年から昭和四十五年 兄光正逝く 来島海峡 国鉄予賛線伊予上難駅/春暁 昭和四十六年から昭和五十二年/蝉時雨 昭和五十三年から昭和六十三年 高知に遊ぶ 沖縄旅吟 『新版 点字技能ハンドブック』
点字技能認定試験の受験勉強にも役立つ新しい学習書の新版。第1部に大きく加筆修正が入っていますが、第2部も技能検定の出題傾向を見ながら加筆を行い、さらに資料編の参考資料も増加。第1部「視覚障害に関わる基礎的知識」では、身体障害者の現状、視覚障害のおもな疾病、視覚障害者への福祉の施策やリハビリテーション、教育、職業、点字図書館事業の変遷と現状などがまとめられている。第2部「点字技能に関わる基礎的知識」では、点字の歴史、点訳の方法、点訳のための日本語の知識、点字の書き方を解説。巻末に、第2回点字技能試験の復元問題が掲載されている。
お問い合わせ・ご注文はこちらまで
株式会社 大活字 〒101−0051 東京都千代田区神田神保町1−3 冨山房ビル6F 電話:03−3259−2200 FAX:03−5282−4362 Eメール:cafe@daikatsuji.co.jp URL:http://www.daikatsuji.co.jp 下記の方々よりご厚志を賜りました。厚くお礼申しあげます。
(順不同) 奥 美和子 様 他 また、リーダー研修会、アイフェスタでは、治療法研究のためと岡山県支部の活動費用にと、多数の方にご寄付をちょうだいいたしました。ありがとうございました。 なお、アイフェスタの開催費用について、ライオンズクラブ、眼科医院並びに眼科医の皆さんはじめ、多くの方々にご支援をいただきました。こちらについては、アイフェスタのご報告をさせていただくときに、ご紹介させていただきます。 引き続き、JRPS岡山県支部では、皆様からのご寄付を募っております。いただいた寄付金はイベント等の運営費、会報の発行費用などにさせていただきます。なにとぞよろしくお願いいたします。 【お振り込み先】 下記の郵便局の口座までお願いいたします。また、通信欄に「寄付」とご記入いただきますと幸いです。なお、ご寄付いただきました方は、上記のように、お名前を会報等でご紹介させていただきます。もし、匿名での寄付をご希望の場合は、お手数ですが、その旨、通信欄にご記入ください。 記号・番号 01340−2−82844 加入者名 JRPS岡山県支部 年齢のせいでしょうか、1年が過ぎるのが本当に早くなりました。今年もあと2ヶ月を切り、この号がお手元に届く頃には秋が終わっているかもしれません。25ページに岡山県会報としては珍しく、風景写真を入れてみました。印刷がカラーでないのが残念ですが、秋晴れの空をバックに揺れるコスモスがきれいです。
アイフェスタに前回を100名近く上回る方にご参加いただきました。ありがとうございました。また、不手際により、ご迷惑をおかけした方、申し訳ありませんでした。ありがたいことに、また是非開催して欲しいという声をたくさん聞いています。力を蓄え、より充実したアイフェスタを開催したいと思っていますので、そのときには、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。 (奥村) −お問い合せ・ご相談は− JRPS岡山県支部 TEL 0868-27-2472 岡山県津山市東一宮52−12 学而舎内 E-mail:okayama@jrps.org URL:http://www.jrps.org/okayama/local/
ただ、こうした協力があっても、私たちの生活の質は自ら動かなくては向上しません。じっと待っていても、何も変わらないのです。 岡山で開催する2年に1度の大イベント。皆さん、ぜひおいでください。皆さんの生活の質を向上させるヒントが見つかるはずです。 |