1.活動予定


※12月12日 日曜日 患者の交流会・家族の交流会 (岡山市

今年最後の交流会はカラオケです!

 ・時間 12:00〜15:00
 ・会費 2,000円程度(昼食代を含む)
 ・場所 カラフル(カラオケボックス)  岡山駅西口から徒歩5分
 ・集合 岡山駅西口改札口付近…11:45
 ・申込 12月7日までに必ずお申し込みください

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※1月10日 月曜日(祝日) 新年交流会 (岡山市

おいしい料理とお酒とおしゃべり

 ・時間 12:00〜15:00
 ・会費 4,500円程度(飲み物代は別)
 ・場所 まつのき亭 岡山駅西口から徒歩5分
 ・集合 岡山駅西口改札口付近…11:45
 ・申込 1月6日までに必ずお申し込みください

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※2月13日 日曜日 患者の交流会・家族の交流会 (岡山市

お茶でも飲みながら、お話ししましょう。
何かいい話がきっと聞けますよ。

 ・時間 13:00〜15:00
 ・会費 500円(付添の方は不要)
 ・場所 岡山国際交流センター 5階 会議室3
 ・集合 岡山駅西口改札口付近…12:45
 ・申込 できるだけ前日までにお申し込みください。


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2.活動報告


※8月29日 患者の交流会・家族の交流会

「拡大読書器の使い方、選び方についての勉強会」

★PART1 (参加していただいた方に感想を投稿していただきました)

(投稿者:S.R)

 国際交流センター3階研修室で開催された、患者の交流会・家族の交流会(岡山市)についての感想を少し書かせていただきます。
 今回の交流会は、「拡大読書器の使い方・選び方」についての勉強
会でした。内容は、大きく分けると以下の三つだったと思います。
1.講演:拡大読書器の使い方・選び方
2.講師の方との質疑応答
3.福祉機器に触れてみよう
 講師は、森田茂樹さんでした。森田さんは、ご自身も視覚障害者ですが、京都大学医学部附属病院などのいくつかの病院で、ボランティアとして、たくさんの眼病の患者さんにご自分の経験や体験を元に、福祉機器の選定や日常生活上のアドバイスをされている方でした。昨年は、津山での交流会に講師としてこられ、大変好評だったとのことでした。
 1.講演:拡大読書器の使い方・選び方では、ご自身が視覚障害者になられたときのこと。そのことによって、長い間「ひきこもり」になってしまわれたこと。「拡大読書器」に出会われて、ご自身の生活がずいぶん変わられたこと。を中心に盛りだくさんの内容をよく通るすてきな声でお話くださいました。いつもたくさんの方々にアドバイスをされていることもあって、一言一言に説得力があり、わたしはいつの間にか話に引き込まれていました。
 2.講師の方との質疑応答では、交流会に出席されている方々からの質問に丁寧にお答えくださいました。その中で、わたしが印象に残った答えは、「会社の名前や、値段にとらわれず、自分が納得のできる物を探したほうがいい。また、使用していてふつごうが出てきたら、遠慮せず、どんどん意見としてもっていったほうがいい。」というものでした。拡大読書器に限らず、どんな物を購入する場合も同じで、できる限り自身の手で触れ、なるべく妥協する項目を少なくする。これは、わたし自身心がけていることなので、「そうだ、そうだ。」と拍手を送りたくなりました。
 3.福祉機器に触れてみようでは、拡大読書器だけでなく、遮光レンズや拡大鏡など、森田さんが普段患者さんに見せられている機器の周りに集まって、実際に触れてみました。拡大読書器については、書くことを中心に実際に読んだり書いたりしてくださいました。こうして3 時間の交流会は、あっという間に終わりました。
 わたし自身は、全盲ですので、今は拡大読書器を使用することはありませんが、盲学校の学生だったころ、わたしの視力ではもう文字を見ることは無理だろうとあきらめていたとき、まだ開発されたばかりの拡大読書器を使って、新聞の大きな文字が読めたときの感動を思い出させてくれる時間でした。
 文章をまとめるのがなかなかうまくできないので、当日の様子がどれくらいお伝えできたかわかりませんが、和やかな交流会の様子がお伝えできたらうれしいです。
 お読みくださりありがとうございました。

★PART2

(報告者:K.K)

 岡山市の国際交流センターにおいて,森田茂樹さんをお迎えして、拡大読書器の使い方,選び方についてのお話を聞きしました。昨年、津山市での交流会で講演をしていただきましたが、大変好評で、ぜひ県南でもということで再度講演をお願いしました。
 森田さんは、京都大学医学部付属病院他2つの病院で、ボランティアとして、さまざまな眼病の患者さんに福祉機器の選定や、日常生活上のアドバイスをされているそうです。また、著書には「拡大読書器であなたも読める!書ける!」があります。森田さんも網膜色素変性症で、46才で読み書きができなくなったそうです。以下は、森田さんのお話の内容をまとめたものです。

  • 森田さんも46才で読み書きができなくなった時は、拡大読書器のことも知らず、ひたすら落ち込むしかなかった・・・・・その後、拡大読書器を使うと、目が悪くなる前と同じように、読み書きができることを知った。
  • 字が1字でも見えれば、拡大読書器で『字が書ける』拡大読書器で字は読むが、字を書いている人はあまりいないのが実状である。
  • 拡大読書器にもいろいろな機種があるが、すべてが良い機器ばかりではない。情報を知らされていないから、悪い機器を支給されたり買ったりしている。
  • 拡大読書器については、専門家や専門医もいなかった。作っているメーカーでさえも専門といえるような状況ではなかった。だから、今でも機能が劣っている機器が数多く出回っている。また、使っている障害者もその機器について文句を言わないから、メーカーも改善しようとしない。(字が書ける拡大読書器は、数機種だけである。)
  • 拡大読書器の選び方について『自分で使って、触ってみて決めることが一番大切である。』
    1. どの機器も欠点と長所をもっている。いろいろな機種を自分で使ってみて、比べてみて、自分に一番あったものを選ぶこと。
    2. ・自分が何をしたいのか、そのニーズをきちんと把握しておくことが重要である。
    3. ・買う前に、使っている人に相談をすること。(行政の人は何も知らないと思っておいた方がよい。)
    4. ・15インチぐらいのTV画面がベスト(大きな画面が良いのではない。)
    5. ・倍率が30〜40倍のものがよい。
  • おすすめの機種(3機種)

<据置型>

    1. . アシストビジョン100
    2. . NEITZ VS−1500AF
    3. . イージーアイポケット(カメラの部分が取り外せて、遠くの物(黒板等)にも焦点が合わせられる。)
  • 拡大読書器の使い方で間違っている点
    1. 画面に多くの文字を出しすぎている。新聞の各段の1行分を画面に出すと、出しすぎ。字が小さくなり、読むのに疲れる。画面に1文字1文字を出して、可動テーブルを動かせばよい。
    2. 付いている可動テーブルの使い方、動かし方を知らない。
  • ルーペの選び方(ルーペにもメガネと同じように度数がある)
    1. 視力、視野の正確な把握をしておく。
    2. 何倍のものを使うかを決める。自分の視力に何倍すると0.6ぐらい(新聞の字が読める程度)になるかを計算する。
    3. 手にもつタイプより、スタンド型(ぺたんと置くタイプ)が使いやすい。

など、とても役に立つ内容でした。また当日は、京都から拡大読書器やルーペなど多数の機器を持参してくださり、参加者は実際に見るだけでなく触れることもでき、とても有意義な交流会でした。
<森田さんからのお知らせ>
私設の「拡大読書器展示ルーム」を自宅に開設しています。
見学・ご相談(金・土・日・月)は無料、要予約
ご予約、お問い合わせは岡山県支部までお願いします。


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※9月23日「世界網膜の日」記念医療講演会

  • . 講演の詳細については、別冊の講演録をご覧ください。
  • . 申し訳ありませんが、座談会については次号に掲載させていただきます。
  • . 講演と座談会を録音したCD(普通のCDプレイヤーで再生可能)を実費にてお送りすることができます。ご希望の方は岡山県支部までご連絡ください。

(報告者:奥村俊通)

 今年度の「世界網膜の日」記念医療講演会には、岡山で開催した講演会では最高の200名近い方々にご参加いただきました。この場をお借りしてお礼申しあげますとともに、不行き届きな点が多々ありましたこと、おわび申し上げます。
 また、ご講演いただいた松尾先生、古川先生、座談会で司会をしていただいた守本先生、手引きや案内をはじめ、いろんな面でサポートしていただいたボランティアの方々、機器展示でご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。心よりお礼申しあげます。
 今回は、最新の治療法に関する研究の現状を聞くことができました。しかも、人工網膜と再生医療に関わる研究について、それぞれ最前線で研究を進められている先生から直接伺えたのです。
 岡山大学医学部の松尾先生は、感光色素というものを使った人工網膜の利点と進捗状況をお話しくださいました。近い将来、臨床試験を実施したいということでしたが、成功すれば、現在研究されている他の方式よりずっと安価でいいものができそうな気がします。
 大阪バイオサイエンス研究所の古川先生は、視細胞発生に関わる遺伝子についてのお話しくださいました。少し難しい部分もありましたが、地道な研究の積み重ねの必要性と確実に一歩ずつ進んでいる様子がうかがえるお話しでした。
 座談会は、和気あいあいとした雰囲気で話が進みました。先生同士でのお話しが弾んだこともあり、とてもいいお話が聞けたのではないかと思います。


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※10月10日・11日 リーダー研修会・中四国交流会

(報告者:U.M)

 10月10日13時坂出駅集合だったが、少し早めに行って駅の近くでさっそくうどんを食べた。ひさしぶりに食べる本場のさぬきうどん、やはりうまいっ!
 そして午後からリーダー研修会、三重支部河原支部長の講演を聴いた。支部を立ち上げるまでの苦労話、支部を立ち上げてからの活動内容を聞いた。支部長ともなるとたいへんな苦労をされているんだなあ、と感心し、頭が下がった。
 そのあと、参加者からの質問や体験談などが話し合われた。これから支部を立ち上げるためにはどうしたらよいか?各参加者がどうしてJRPSを知ったか、などなど。大変有意義な研修会だったと思う。おかげで、そのあとの橋本理事の講演が時間切れになってしまい、あとの懇親会で、ということになった。
 研修会が終わって、あとは懇親会。その前に温泉につかって、その日の疲れを流した。坂出にも温泉があるんだね。
 次の日、ホテルのマイクロバスで琴平へ向かった。うどんつくりの会場へ到着し、さっそく店の人の説明を聞きながらうどんを作りはじめる。
 白い器の中に白いメリケン粉、そしてとなりには塩水。この塩水をメリケン粉の中に入れ、手で混ぜながら、こねていると、不思議なことに粘りが出てきて、だんだん力がいるようになる。こうなってくると、腰が痛くなってくる。
 説明の中で、私のやるようにやってください。と言われ、見えませーん、と声がかかる。
かたまりができたら、麺棒で伸ばしてなんとか、うどん生地らしきものができあがった。でも、厚いところや薄いところがあって、均等な厚さになってない。まあいいか?
 あとは、1時間半程度寝かせる必要があるらしいので、その間、私たちは金比羅さんへお参り。途中、お酒の試飲コーナーがあって、においに誘われ、近寄ってみたが、入場料がかかると聞いて、あきらめた(笑)
 そして、ふたたび会場へ戻って、続きの作業を始める。
 さきほどの生地を伸ばして、布団を折りたたむように、たたんで包丁で3ミリ程度に切りなさい、と言われ、包丁で切り進めるが、細くなったり、太くなったり、・・・
 なんとか、うどんらしきものができ、鍋の中へ3人分の麺を入れてゆがいて、出来上がり。さっそくみんなで食べはじめたが、みんな、おいしい!とはしが進んでいた。麺が細いものや太いものがあったが昨日坂出で食べたうどんより、おいしい!(ニコッ)結局私はほかの人の分ももらって食べてしまった。できたてってこんなにもおいしいんだね。
 午後からは交流会。地元香川の初めて参加された方もおられ、自己紹介から始まり、みんなでいろいろ情報交換や、体験談などを話した。参加者は30名くらいおられたようだ。
 最後に広島の佐藤支部長からの提案で、来年は山口でもこんな交流会をやりたいので、みんなで参加しましょうと、いうことになった。
 有意義で楽しい2日だった。来年の山口にはまたみんなで参加しましょう。今回参加されなかった人も次回はぜひ参加してみてください。


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