1.活動予定 ※7月10日 日曜日 患者と家族の交流会 (香川県・宇多津) お茶でも飲みながらお話ししませんか?きっといい話が聞けますよ。香川をはじめ近県のみなさん、ぜひご参加くださいね 時間 13:00〜16:00
参加費 300円(付添の方は不要) 会場 ユープラザうたづ (宇多津町浜六番丁88) 集合 ・宇多津駅改札口付近…12:45 ・岡山駅1階総合案内所付近 (チャイムの鳴っているところ、元のの中央改札口付近)…10:15 ・会場に直接行っていただいてもかまいません 申込 7月9日(土)までにお申込ください 会報8号目次へ戻る ※8月28日 日曜日 白杖講習会 (岡山市)
目の不自由な方と家族の集い"どうしてますか交流会" "あいフレンズ"
会場 岡山大学医学部 臨床研究棟1階 カンファレンスルーム 駐車場無料:ゲートで駐車券をとり、受付で無料券をもらってください 対象 目の不自由な方とそのご家族・関心のある方 参加費 500円(付添の方は不要) 集合 岡山駅1階総合案内所付近 (チャイムの鳴っているところ、元のの中央改札口付近)…9:30 会場に直接行っていただいてもかまいません 申込 準備の都合上、8月21日までにお申込ください また、お弁当(700円程度)が必要な方は、申込時にあわせてお申し出ください 会報8号目次へ戻る 2.活動報告 ※4月24日 岡山県支部第3回通常総会 (報告者 奥村) 4月24日に、岡山県支部第3回通常総会が、岡山市内の国際交流センターで開催され、無事、全ての議案が承認されました。
今年度は、昨年度にもまして盛りだくさんの行事を計画しています。今号に掲載した他に、今後開催予定の行事は下記の通りです。皆様のご参加をお待ちしています。 (会員の方には総会の報告書を同封していますので、ご覧ください。) 9月23日 「世界網膜の日」記念 療講演会 講師 京都大学 高橋 政代 先生 歩行訓練士 長尾 長彦 氏 11月19・20日 中四国地区 宿泊交流会 山口県柳井市 1月 9日 新年交流会 10月、12月、2月には、患者・家族の交流会を行います。 会報8号目次へ戻る ※4月24日 懇話会&音楽会 (報告者 I.K) 去る4月24日の午後1時から広島県支部の永井みささんをお迎えして懇話会&音楽会が行われました。
司会は午前中の総会のときに議長をされたKさんでした。 奥村支部長の挨拶の後、本部の橋本西日本担当理事の挨拶がありました。次に福祉機器の展示業者から展示品の説明があり、お待ちかねの永井さんの登場です。 最初は講演でした。なお講演の内容は後で紹介します。 次は岡山県支部の代表者との座談会でした。永井さんを中心に、Uさん(男性)、奥村さん、Kさん(男性)、Kさん(女性)、Hさん(女性)、Aさん(女性)がステージに揃い小坂さんの司会でスタートしました。この形式は、昨年の医療講演の時にも行われました。 ステージの人たちの質疑から輪が広がり、会場の皆さんからも声が上がり、和気あいあいのうちに時間切れとなりました。 さらに会は進み『ノンバーズ』の演奏会となりました。会場の皆で唄った曲の音色が今でも耳に残っています。 私たちに新たな勇気と希望を与えてくださった広島県支部の皆さんありがとうございました。 次に永井さんの講演の内容を紹介します。(要約) 『明るく楽しく前向きに・・・』 あいさつ みなさんこんにちは。専業主婦で、能天気なだけで話すことなどなにもないんですけど・・・『まぁそれでもいいから話してください。』という事で皆さんと少し話してみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。(パチパチ) マイクを通していると全体に聞こえて、自分がどこに立っているかわからなくなる事があるんですけど・・・(ここでもう一度挨拶)こんにちわー。すいません急に大きな声を出しました。 自己紹介 年齢は別に隠す必要がないので暴露しちゃいますけど昭和41年の馬年、38歳です。家族はやさしい旦那様とかわいい子供の核家族です。子供は早くに結婚したので上が高校2年生、中学2年生、小学校4年生です。 子供は手が離れました。無理やりに離したといった状態です。好きなことをしたいので、子供はすでに自立してくれています。休みの日には母はいない。いつもどこかに出ている状態です。 病気について この病気について知ったのは、25歳のときでした。真ん中の子供が1歳でした。夜、見にくくなったと母に告げたら、『鳥目じゃぁないの?お医者さんに行ったら』と言われました。 眼科医には『いまどき鳥目はありませんよ。視力もだんだん落ちてくるだろうし、後には見えなくなる可能性もあるけれど、あんまり気にしなさんな』という感じで言われましたが、「ああ、そう。ふぅん」という感じでたいして気にもなりませんでした。帰って母に話すと、母も同じような感じでした。 そのまま治療法もなく1年ぐらい過ごしましたが、突然母が、親戚に同じ病名の人がいることを思い出しました。この人は既に全盲になられていました。本当に見えなくなる病気だと判ったこの時点で、母のほうがひどいショックを受けました。 自分でも自覚症状はありましたが、特に気にはなりませんでした。しかし、母にはわざと元気に振舞っているように見えたようで、こちらはその姿を見るほうがつらかったです。 下の子が3歳の時に白杖を持ちました。この時から3歳の子供がお母さんの手を引いて歩くものだと思ってくれたようです。まだ視力がありましたが、人にぶつかった時に困るので白杖を持ちました。 その後1年間の歩行訓練を受けましたが、見える間に受ければ覚えがぜんぜん違うそうです。 そして訓練を受けることで、杖を持ったら周りの人にどう思われるだろうかとか、外出することが億劫になるという気持ちを取り払ってもらい、勇気とやる気を起こさせてもらいました。 皆さんもチャンスがあれば、たとえ2時間程度でもいいですから歩行訓練を受けられることをお勧めします。 私は1人で新幹線に乗り、東京へも出かけます。友達に駅まで迎えに来てもらったり、駅員さんに案内してもらったり、荷物を持ってもらったりしています。結構1人旅は好きです。 広島の障害者福祉センターのようす 広島にある障害者支援センターにも出かけるようになり、スポーツや趣味も広がり、友達も増えました。 ここではさまざまの障害を持った人たちと、スポーツをしたりして楽しんでいます。 私なんか目が見えにくいだけで体は丈夫だし、誘導してもらえば何とかなるし、車椅子や知的障害の人なんかは大変だろうと思います。 でもとても楽しそうです。 ここでは障害があると思えないです。健常者であれば経験できないことが経験できるので楽しいです。 まだ中心の視野が残っているので、仲間とスキーにも出かけます。インターネットもやり全国の皆さんとも友達になれました。ありとあらゆることをやって楽しんでいます。 私が声を大にしていいたいのは『甘やかすと自立できなくなる。今の家族とも一生一緒に暮らせるわけじゃあないから、必ず自立してください。』です。 会報8号目次へ戻る |