JRPS和歌山 SSKA RP

和歌山県網膜色素変性症協会
(JRPS和歌山)


あぁるぴぃ和歌山県だより


NO.30            No選択へ戻る           トップページへ

SSKA あぁるぴぃ
和歌山県だより NO.30


    JRPS 和歌山県だより30号


1971年8月7日 第3種郵便物認可(毎月6回 1の日・6の日発行)
2017年12月15日発行 SSKA増刊通巻 第9496号



■目 次■


1. 和歌山県の行事予定

3ページ

2.点字図書館だより

4ページ

3.定期総会+TONPEI ライブのお知らせ

5〜6ページ

4.わくわく用具名人196号

7〜8ページ

5.わたくしたちのニュース

9ページ

6.新潟ロービジョン研究会2017での高橋政代先生の講演の要約

10〜11ページ

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先月1ヶ月間でリクエストの多かった図書を紹介します ●点字図書

一位 月の満ち欠け 佐藤 正午 著
二位 人妻家庭教師協会 長篇官能ロマン 牧村 僚 著
三位 医者の9割はうつを治せない 千村 晃 著
四位 二人五脚 盲導犬クリナムと歩んだ7年の記録 松井 進 著
五位 老いも病も受け入れよう 瀬戸内 寂聴 著
六位 時の輝き 折原 みと 著
七位 臨床心理検査入門 松本 啓・鮫島 和子 著
八位 親子でまなぶ経済ってなに? ニコラウス・ピーパー 著
九位 宝くじで1億円当たった人の末路 鈴木 信行 著
十位 見えなくても使えるiPhone VoiceOverでの操作解説(iOS 10編) 品川 博之 著 ●デイジー図書
一位 浅き夢みし 吉原裏同心抄2 佐伯 泰英 著
二位 天神小五郎人情剣 辻堂 魁 著
三位 因果 百万石の留守居役9 上田 秀人 著
四位 竜宮城と七夕さま 上田 秀人 著
五位 ジョン・マン6 順風編 山本 一力 著
六位 孤道 内田 康夫 著
七位 盗賊の首 日溜り勘兵衛極意帖8 藤井 邦夫 著
八位 変幻 今野 敏 著
九位 復讐の血 相場 英雄 著
十位 夢三夜 新・酔いどれ小籐次8 佐伯 泰英 著


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1. 和歌山県の行事予定

★交流サロン「ヒロシの小部屋」



【日時】2月4日・3月4日 日曜日 
午前10時から正午まで ふれ愛センター3階会議室1
(2月のみ4階ハートフルにて開催)

★田辺でのヒロシの小部屋12月24日(日)10時〜正午
   田辺市民総合センター

★新年交流会



【日時】平成30年1月14日(日) 11時〜
【場所】和歌山市ふれ愛センター3F研修室2
【内容】患者・家族交流会情報交換等
【弁当】700円(お茶付)
【申込・締切】草場 090-4038-6922・12月25日(月)
★2017年度 視覚障害者外出支援事業『新春 お笑いでストレス解消』



【日時】平成30年1月14日 (日曜日) 13:00〜
【場所】 和歌山市ふれあいセンター(3階 教養文化室)
【内容】[1部]13:00〜13:45  講演会「笑いとストレス」
生駒芳久先生(和歌浦病院 精神科医)
[2部]14:00〜15:00 出張出前落語会(わかやま楽楽会)
【料金】無料
【主催】つれもて和歌山
【共催】和歌山県網膜色素変性症協会
【問い合わせ先】つれもて和歌山 山崎 090-5132-7268・JRPS和歌山 山本 070-5046-1399
◎この事業は公益財団法人太陽生命厚生財団の助成金で開催しております。
《注意》午前中は、JRPS和歌山の交流会も開催しております。
※懇親会もちゃんこ与太郎にて開催。会費四千円 16時〜18時

★近畿地区リーダー研修会 2月24〜25日 姫路


★野外交流会(花見)そのあとカラオケ


4月1日 和歌山県護国神社 11〜15時 弁当各自、草場・児玉



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2.点字図書館だより


和歌山県点字図書館のメールアドレスとホームページアドレスが変更になります。
現在は、今までのアドレスと新しいアドレスの両方を使えるようにしていますが、今のアドレスが使えるのは今年12月末までになります。
登録されている方は早めの変更をお願いいたします。 
■新メールアドレス wakaten@wakaten.jp
■新ホームページアドレス http://wakaten.jp/

●バリアフリー映画上映会のお知らせ


視聴覚の障害のある方もない方も一緒に鑑賞することが出来る、音声ガイドと字幕が入ったバリアフリーの映画です。
1 日時 平成30年1月7日(日) 13:30〜16:00
2 会場 和歌山県立図書館文化情報センター メディアアートホール
 和歌山市西高松1丁目7番38号
 рO73−436−9530
3 定員 100名(定員になり次第締め切り)
4 料金 無料
5 申込方法 和歌山県点字図書館まで電話でお申込ください。
TEL 073−488−5721
6 作品『聖(さとし)の青春』
かつて、「東の羽生、西の村山」と並び称された伝説の棋士がいた。
100年に一人といわれる羽生善治を追い詰めた棋士、村山聖。
難病と闘いながら将棋に全てをかけ、全力でかけ抜けたわずか29年の壮絶な生き様を描く感動の実話。

●見えない・見えにくい方のための「交流サロン」のお知らせ


 見えない・見えにくい方とそのご家族、ボランティア、職員も交えて気ままなおしゃべりを楽しんだり、日頃の悩みを相談したり、また歩行訓練士による相談会や音声解説付き映画上映会等々、そんな場所を設けます。
見えない・見えにくい方とその家族、関係者であれば、どなたでも自由に参加できます。
第1回目の見えない・見えにくい方のための「交流サロン」は次のとおりです。
1 日時 平成30年2月17日(土)13:30〜15:30
(※途中入室、途中退室OKです。)
2 場所 和歌山県点字図書館 研修室1
和歌山市手平2丁目1−2県民交流プラザ和歌山ビッグ愛5階
3 内容 情報交換会 (お抹茶とお菓子付き)
4 申込締め切り 平成30年2月10日(土)
5 申込方法 和歌山県点字図書館まで電話でお申込ください。
TEL 073−488−5721 



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3.定期総会+TONPEI ライブのお知らせ


和歌山県網膜色素変性症協会
JRPS第15回定期総会&交流会+TONPEIライブ(入場無料)



日時 2018年4月8日(日)
場所 和歌山市ふれあいセンター
定期総会 11:00〜11:45
交流会 13:00〜14:00
TONPEIライブ 一般の方大歓迎14:15〜
問い合わせ 児玉 рO90-3859-2323

TONPEIライブ
歌で和歌山を元気に!オヤジシンガー♪


2018年4月8日(日)14時15分スタート
入場無料
和歌山市ふれあいセンター4階
JR和歌山駅より南へ徒歩10分
主催 和歌山県網膜色素変性症協会
お問い合わせ 児玉 090-3859-2323



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4.わくわく用具名人 第196号
みなさん、こんにちは。12月と言えばクリスマス。クリスマスプレゼントにお勧めしたい商品をわくわく用具ショップのスタッフが厳選してみました。

●きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3(販売価格:2,140円)
明治の人気チョコレート菓子「きのこの山」と「たけのこの里」にそっくりで原寸の2つのコマをつなげたオセロ石で遊ぶ立体型オセロです。
きのことたけのこのコマに分離させて、はさみ将棋や四目並べでも遊べます。
★寒くて家の中で過ごすことが増えるこの季節にぴったりで、美味しそうなコマを使ったオセロゲーム。
「きのこの山」「たけのこの里」、自分の好きなお菓子のコマを使えばいっそう盛り上がります。はさみ将棋や四目並べでも遊べるので、飽きずに遊べます。
http://yougu.nittento.or.jp/product1656_124.html

●ダッタカモ文明の謎 地底編(販売価格:3,025円)
不思議な形をした「ダッタカモ文明」の出土品はナンダッタのか、触覚をヒントに遊ぶ連想ゲーム。
大人も子供も視覚障害者もみんなで楽しめます。
★大勢で遊べて、大きなスペースを必要としない、持ち運びもコンパクトなゲーム。
点字が読めなくても墨字が読めなくても、お子様からお年寄りまでだれもが楽しめます。
http://yougu.nittento.or.jp/product1616_124.html

●なでなでワンちゃん(販売価格:7,540円)
なでなですると、本物の犬の声でお返事をするアニマルセラピー効果を備えた犬のぬいぐるみです。
鳴き声は、頭・背中・しっぽのなで方、触り方の違いで合計18種類あります。
また、音センサーを内蔵しているので、呼ぶと「ワン」など合計4種類の声で鳴いて答えます。
トイプードル・ミニチュアダックス・しばの3種からお選びください。
★犬が好きで飼いたいけれど飼えないかたのために作られた、なでたり呼んだりすると鳴くワンちゃんです。
ワンちゃん好きのお子さんやワンちゃんに癒やされたい自分へのクリスマスプレゼントに最適。ワンちゃんと一緒に楽しいクリスマス、お正月を過ごしましょう。
http://yougu.nittento.or.jp/product1650_124.html

●奥秋曜子のフィッシュグリルプレート(販売価格:6,265円)
「奥秋曜子の電子レンジ鍋」に続く、電子レンジでお魚が焼けるプレート(お皿)ができました。
電子レンジでチン!と、お魚が焼け、ほどよい焦げ目がつきます。
外はパリパリ、中身はふっくらと焼き上がります。
今回、日本点字図書館で販売するために奥秋先生が特別に作ってくださったレシピ集もついています。
既存のレシピと併せ31種類のレシピが掲載されています。
★以前から気になっていました。お料理好きなあの人に、毎日のお弁当作りに忙しいお母様に、一人暮らしの方に、お家パーティーの好きな方にと使うシーンはさまざま、プレゼントしたい人の顔が浮かぶ商品です。
今年のクリスマスはこれで鶏肉を焼いてそのまま大皿として食卓に出してみんなで食べるのも良いですね。
今自分が一番欲しい商品だから、やっぱり人にもこれをプレゼントしたいです。
http://yougu.nittento.or.jp/product1566_128.html

●3ポケットがまぐち小銭入れ(販売価格:4,200円)
ペンケースのような形状の、牛革製のスリムながまぐち小銭入れです。長さが3分割される形で2か所の仕切りがあります。
紺・黄・ブロンズの3色からお選びください。当館わくわく用具ショップ限定商品。
★え、これが小銭入れなの?というような珍しい形の小銭入れです。
小銭以外にもアクセサリーなど細かいものを入れるのにも使えます。
私はこの小銭入れを自分で購入して、中に入れるアクセサリーをサンタさんからもらいたいなー…なんて思っています。
http://yougu.nittento.or.jp/product1632_130.html

●2018ユニバーサルデザインカレンダー 日本の地図(販売価格:1,000円)
月めくり式の卓上兼壁掛けタイプのカレンダーです。
自分の住んでいる日本がどんな形をしているのか、本やテレビで見る日本の美しい風景がどこにあるのか、住んでいる場所に近いのか遠いのか等、目で見て手で触れてお楽しみください。
★日本全国の各地方が月ごとに点図で描かれているカレンダーです。行ったことのない地方の形や都道府県の位置関係などがわかり勉強にもなります。
年末年始、なかなか旅行ができないかたも、このカレンダーを触りながら、未だ見ぬ地へ思いを馳せてみませんか。
http://yougu.nittento.or.jp/product1671_422.html



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5.わたくしたちのニュース

■日本経済新聞 2017年11月1日18時5分
理研、他人のiPS移植 目の難病患者5人に
理化学研究所や神戸市立医療センター中央市民病院などは1日、他人から作ったiPS細胞を目の難病患者に移植する臨床研究で当初予定した5人の手術を終えたと発表した。
1人目は3月に実施していた。それぞれ1年かけて安全性などを観察し、詳細を公表する予定だ。
 研究チームは、京都大学iPS細胞研究所が備蓄する他人のiPS細胞から目の網膜細胞を作った。この細胞を含む液を同中央市民病院と大阪大学病院で「加齢黄斑変性」の患者の目に注入した。
視力の低下を抑えられると期待している。
 中央市民病院の担当者は「現時点で患者の年齢や病状などの公表は控えたい。1年間の経過観察後に詳細を説明する」と話している。
 iPS細胞を使う目の難病治療は、理研の高橋政代プロジェクトリーダーが研究を率いる。
2014年には患者の細胞からできたiPS細胞で世界初の手術をした。
患者本人の細胞は拒絶反応の心配が少ないが、細胞ががんにならないかを調べる検査などに約1億円かかったとされる。
あらかじめ安全性を確かめた他人の備蓄iPS細胞を使えば、1人当たりの費用を大幅に削減できる。

■NHKニュース 2017年11月01日 17時11分
iPS 他家移植手術すべて終了
 神戸市の理化学研究所などの研究グループは、他人に移植しても拒絶反応が起きにくい特殊なiPS細胞を使って重い目の病気の患者を治療する「他家移植」と呼ばれる世界初の臨床研究で、計画していた5例すべての手術を終えたと発表しました。
 臨床研究を行っているのは、▼神戸市の理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーと、▼神戸市立医療センター中央市民病院、それに、▼大阪大学と▼京都大学の研究チームです。
 「他家移植」は、京都大学の山中伸弥教授のグループが作った、他人に移植しても拒絶反応を起こしにくい特殊なiPS細胞から網膜組織を作製し、「加齢黄斑変性」という重い目の病気の患者に移植するものです。
 研究グループは、ことし3月、60代の男性に網膜の組織を注射する方法で最初の移植手術を行い、1日までに当初の計画どおり5例の手術をすべて終えたということです。
 グループでは、今後1年間かけて経過や安全性などを調べるということです。
 iPS細胞を使った再生医療では、患者本人のiPS細胞を使う「自家移植」がありますが「他家移植」が実現すると、コストや時間などを大幅に縮減できるということで、iPS細胞を使った再生医療の普及につながると期待されています。



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6.【新潟ロービジョン研究会2017】での高橋政代先生の講演の要約

2017年09月02日(土) 新潟大学医学部有壬記念館2階会議室

演題:ロービジョンケアとの出会い
講師:高橋政代(理化学研究所CDB 網膜再生医療研究開発プロジェクト) 【略 歴】
1986 京都大学医学部卒業
1986 京都大学医学部附属病院 眼科
1992 京都大学大学院医学研究科博士課程修了
1995 アメリカ ソーク研究所 研究員
2001 京都大学医学部附属病院 助教授
2006 理化学研究所 チームリーダー
2012 理化学研究所 プロジェクトリーダー 現在に至る

【講演要約】
 iPS細胞を用いた網膜の再生医療は他家移植という第2のステージに進み、標準治療としての可能性を追求している。
期待はますます高まっているが、正常に戻るというような視機能回復を望めない初期の再生医療では、患者ケアや術後のリハビリテーション(ロービジョンケア)が必要である。
 このような考えに至った背景には、アメリカのソーク研究所留学を終えて帰国後再生医療の対象となる網膜色素変性の専門外来を担当したからである。
それまで詳しくは知らなかったこの病気の診療に大きな問題があることにすぐ気付いた。

 その当時網膜色素変性は、診断されると「遺伝病です。失明します。治療法がありません。」それだけを伝えられることが多かった。
患者さんはどうしたら良いのかもわからず大きな不安を抱えて、ただただビタミン剤をもらいに病院に通うだけであることを知ったのである。
紹介患者がほとんどの大学病院の外来では、「必ずしも失明するわけではありませんよ」というだけで、ほっとかされ泣く方がとても多かった。
これはおかしいと思った。患者に幸せと安心を届けるべき医療から間違った情報が伝わり余計な精神的ストレスを生み出している。
正しい情報や有用な情報を何とか伝えたい。私にとりロービジョンケアは補装具ではなく、精神的ケアが入り口であった。

 1年ぐらいどうしようかと困っている時に患者さんの中の森田茂樹さんが京大で拡大読書器の紹介をさせて欲しいと申し出てくれた。これは渡りに船。
時間と知識があるけれど場所と対象患者を持たない森田さんとその逆の私。かくして当事者とロービジョンケアの素人が行うロービジョンケア外来が京大病院眼科で始まった。
業界の方々はヒヤヒヤしてみていたであろう。
 しかし、私には森田さんから患者側から見たロービジョンケアをたっぷり学んだ貴重な経験であった。
違う角度から入ったことでよかった点もあるのかもしれない。その後、京都視力障害者協会の協力も得て、視能訓練士の方も熱心に参画して徐々に形ができた。
 その頃から安藤先生に新潟に呼んでいただいて、いろんな人に出会った。
今一緒に外来をやってくれているカウンセラの田中桂子さん、iPadでデジタルロービジョンケアを広めている三宅琢先生、そしてアイセンター設立に向けて合流してくださったロービジョンケア総本山の仲泊聡先生、神戸のロービジョンケアの土台は新潟の会で培った人脈から生まれている。

 本年12月に研究と臨床、そしてロービジョンケアや福祉がワンストップで受けられる神戸アイセンターが開院となる。
入り口のフロアは公益法人NEXT VISIONのフロアである。バリアフリーならぬ段差だらけの「バリアアリー」であるが、そこに見えにくい人もそうでない人も安心して楽しめるユートピアを作りたい。


 さだまさしの小説「解夏」にもあるように、外来で出会う患者さん方の中では視覚障害が重篤になってからよりも視機能が低下していく途中の苦悩や不安が強いように感じる。
まだ生活に不自由もないようなその時期の不安や悩みは極力少なくし、自由な心で将来の生活を思い描けるようになってほしい。
 日本は旧来重度視覚障害に対する福祉は整えられていたが、そのもっと前、軽度障害の頃からのケアが重要であると感じる。
網膜剥離の手術でも同じであるが、早期の治療が有効で、一度固まってしまうとそこから治療することは難しい。
ロービジョンケアも視機能の低下によって自分で活動を制限してしまってからその生活を変化させるのは非常に難しい。
 早期のロービジョンケアが重要であるが、眼科医にはその必要性の認識が薄いし、当事者も勧めてもなかなかロービジョンケアや福祉を利用することに抵抗がある。
それは軽度の視覚障害が世間に認知されていないために晴眼者と重度視覚障害と別世界であるような意識があり、障害者への自分の中の差別、向こうの世界に行きたくないという抵抗である。
 どんな障害でも軽度から重度までスペクトラムで存在しておりここから障害という境界線はない。
ところが軽度障害の当事者が世間に認知されていないことにより視覚障害は身近にいない別世界の人になってしまっている。それが病気の進行の途中、まだ見えている時の苦悩であり、眼科医療、ビジネス、福祉すべての問題点である。
 遺伝子診断をしているとわかる。あらゆる人が疾患遺伝子を持ち、性格も含めれば誰もが何らかの障害を持っているとも言える。
今後、一般社会の中で活躍している視覚障害者が何の不安もなくカミングアウトできて障害者との壁が崩れ健常者も障害者もお互い助け合いながら不自由をデバイスで補って仕事を続けられる。
そういうユートピアを目指して、NEXT VISIONはiSee!運動を展開してい く。



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★編集後記★


年の瀬も迫り、保健所・病院等を回るのですが、カレンダーの掲示位置をいつもの場所で、確保できているのですが、私が、それぞれの場所に回る前に先陣を切って、掲示位置を確保しようとしている方がおられるようです。
JRPSカレンダー位置危うし!                 


      記: 山本 浩

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 発行人:障害者団体定期刊行物協会
  〒157−0814
   東京都世田谷区砧6−29−21
   ヴェルドゥーラ祖師谷102号室

 編 集: JRPS和歌山
    〒640−8269
    和歌山市小松原通2丁目1番地の1 1002号
    携帯電話  070−5046−1399
    E-mail:  wakayama.jrps@gmail.com
     URL  http://www.jrps.org/wakayama/

     定価 100円



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