令和3年 年頭のごあいさつ

公益社団法人 日本網膜色素変性症協会

理事長 長澤源一

 新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、光輝く希望に満ちた新年を迎えられたこととお慶び申
し上げます。
また、JRPSを応援して頂いている皆々様、本年も相変わらず宜しくお願い申し上
げます。
昨年は新型コロナウイルス感染の影響で、活動の形が従来通りとはいかない一
年でした。そのような中、活動の動きを前に進めるため、皆で様々なアイデアや
知恵を絞りながら歩んだ一年でもあったと思います。会場に足を運ばなくても、Zoomなどの機能を使い、講演をおこなって頂いたりコミュニケーションをとったり
と、また違った視点も見えてきた一年でもありました。

9月26日には、「世界網膜の日 in 滋賀~第24回JRPS研究助成授与式~」が、滋賀
県よりZoomウェビナーを利用しての開催にてWEB配信されましたが、本事業にお
いては初めてのことであり、また、通常開催からWEB開催に切り替えたことによ
り、アクセスなどに万全を期するため、出演者も含めリハーサルをするなどして、
その準備に努めた結果、無事に終えることが出来ました。

10月31日、11月7日には、ゲノム医療に関するJRPSオンラインセニナーも開催さ
れ、多くの参加者に情報をお届けすることが出来たのではないかと思います。
これらの開催に当たり、多くの方々にご協力をいただきましたこと、そしてご参
加いただいたご視聴者の皆様には深く感謝申し上げます。

ちまたではアフターコロナの時代ということがよく言われております。このJRPS
もコロナ収束後の活動がどのように変化していくのかな、と思うことがあります。
昨年の困難な状況を乗り越えて活動してきたことで見えてきたものもあるように
思います。
一緒に集ったり、また時には文明の利器を活用しながら、会の活動が活発になる
ような一年にしたいものです。

現在、臨床試験・治験と治療法の研究が進む中、JRPSもその勢いに乗り、患者・学
術・支援者の三位一体の患者会として成長・発展して行ければと願っております。
まだまだ新型コロナウイルス感染で予断を許さない社会情勢ではありますが、
Towards our dream(夢に向かって)、気持ちは前向きに皆さまと共に乗り越え
ていけたらと思います。
末筆ながら本年も皆々様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます。

令和3年元旦

カテゴリー: お知らせ, ニュース, 情報公開, 本部 パーマリンク

コメントは停止中です。