令和4年 年頭のごあいさつ

公益社団法人日本網膜色素変性症協会 理事長 長澤 源一

 あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、当協会に対し、多くのご支援ご協力をいただき誠にありがとうございました。本年も治療法の確立のための研究推進事業、生活の質の向上にかかわるQOL向上事業など、更なる内容の充実・拡大に努め、会員はじめ患者ご家族の皆さまにお役に立てるよう活動を進めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
昨年も新型コロナウイルス感染の予防から各種事業や会議がリアル開催できず、皆さまのご協力のもと「世界網膜の日in岩手」(第25回研究助成者授賞式)やJRPSオンラインセミナー、相談事業におけるピアサポート研修などの本部事業においては、ブロック別リーダー研修会を除きすべてWEB開催で行っております。3月には、網脈絡膜変性フォーラムも開催の予定です。
また、移動を伴わない手軽さもあって委員会・検討会もそれなりの回数を重ね、十分な意見交換にて事業の運営・推進に役立っているものと思います。
そうしたなかで、公益法人運営を円滑に行うため、ガバナンス、コンプライアンスを重視した各種規程の改正および新規制定も行い、JRPSの基盤づくりにも力を入れてまいりました。
今後においても、当たり前の日常が当たり前でなくなったここ2年間の経験から、JRPSは新しい日常にあっても、情熱をもって目的に向かい事業推進のためのアクションを起こしていく気構えで行きたいと願っております。
私たちは自らの目的に向かってただただ突き進むしかありません。結果を出すためには何かをしなければなりません。
互に協力し合い、大きな人の輪をつくって一日も早い治療法の発見につながるよう研究者を応援していきたいと願うものです。そして、みんなでいいJRPSをつくりましょう。
JRPSは、RP患者を幸せにし続けるためにあります。そんな気持ち、思いが関心となって、今を輝いて生きることの一つともなり得ますし、またそのようなメンバーで組織したチームもまた輝いて活動できるのではないでしょうか。生き生きとしたチームづくりを通して明るく元気に目的に向かって、それぞれが出来る範囲で頑張っていければと思います。
私なりの本年のキーワードは、相談・共有・援助、価値・方法・人間の6つです。
これらをイメージして事にあたってと考えております。
研究は着実に進んでいます。夢に向かって(Towards our dream)、共にあゆんでまいりたいと思います。
結びに、本年も皆々さまのご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます。

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