年頭のごあいさつ

ーご支援に感謝!ー

令和5年の新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、当協会に対し、皆々様からご支援ご協力をいただき誠にありがとうございました。深く感謝申し上げる次第です。
昨年も新型コロナウイルス感染症が続く中、当協会においては、3年ぶりに主要事業の一つである「世界網膜の日」イベントを9月4日に島根県松江市で開催しました。
第26回目の研究助成受賞者への助成金授与式と受賞者の研究発表を通して研究が様々な観点から着実に進んでいることを感じ、希望を抱きました。
また、本年3月19日(日)には、第17回JRPS網脈絡膜変性フォーラムを京都にて開催すべく準備を重ねているところです。
本フォーラムは第8回より、参加対象者を従来の眼科医に加え、行政・福祉関係者ならびに患者・家族にも広げ、規模を拡大して実施して来ました。
ここでは、治療法研究の現状を通して網膜色素変性症および類縁疾患を広く社会に知っていただき、治療法確立のための礎にしたいとの思いからです。
これらは、当協会の公益目的事業として実施していますが、他に治療法の研究推進支援事業の一つとして患者レジストリー構築への協力もおこなっております。
また、患者等の相互扶助及び情報提供事業である協会誌『あぁるぴぃ』の発行、学術部会誌『JRPSニュースレター』の発行や、地域ブロックリーダー研修会の実施、専門部会「ユース部会」「ミドル部会」「アイヤ会」「親の会」の活動、白黒反転カレンダー作成など、そして患者等への相談対応事業として、電話相談事業、ピアサポート研修事業をおこなっているところです。
まだ他にもございますが、本年も治療法の確立のための研究推進事業、生活の質の向上にかかわるQOL向上事業など、更なる内容の充実に努め、公益法人として患者、ご家族の皆様の願いである治療法研究の推進と確立に、お役に立てるように、「いつかはかなう、あきらめないで一歩ずつ一歩ずつ」の想いで活動を進めてまいります。
なお、会費と寄付金で運営している当協会へ、更なるご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
最後になりましたが、コロナ・円安・物価高騰・戦争が終息することを願いつつ、皆様方のますますのご健康とご発展を祈念し、年頭のあいさつとさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和4年1月1日

          公益社団法人日本網膜色素変性症協会
理事長 長澤 源一

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