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野村明紀
昨秋10月8日にJRPSの支部長会議が東京浜松町の海員会館で開かれました。今回は近畿支部とアイヤ会とで共催しました世界網膜の日in兵庫の報告を兼ね、小泉代表の代理で出席してきました。これは、昨年春から、各支部の代表者が集まる支部長会議にアイヤ会も代表を出席させていただくことになり、今回が2回目の参加ということです。もちろん、私自身ははじめての参加でした。おっかなびっくりの参加でしたが、各支部の代表の方のパワーに圧倒され通しでした。まず、釜本会長の挨拶からはじまり、各支部の代表の自己紹介が続き、午前中は各支部からの報告がありました。これが報告書の棒読みというスタイルではなく、中村理事の司会のもと、どのような点で工夫をして、成果が得られたかを報告するというスタイルで無駄のない有意義な報告会だったと思いました。
ところで、今回は本部のほうで情報保証のためにPC通訳を用意していただき、私たちと同様アイヤ会の会員であり静岡支部の支部長として参加された興津さんと二人に通訳していただきました。通訳者は3人こられていました。なかなか熱心な方々で時折声をかけてくださり、文字の大きさ、スクロールの早さなど微調整してもらいました。また、近くまで見学にこられ通訳の人にいろいろと質問されていた人もいました。
さて、今回、私が上京した一番の目的は、今年のRI世界大会にアイヤ会として参加したい旨、本部・各支部の方々に訴え、参加を認めていただくことでした。会議は午後からは各支部のRI世界大会に向けての取り組みの報告と質疑応答に入りました。やがて、各支部の報告も一段落したところで、発言の機会を得、アイヤ会として、世界大会に参加し、ワークショップを開きたいことを訴えました。そして、過去の世界大会では必ずアッシャー症候群のワークショップが開かれていること、アジア地域で初めてのRI世界大会でアッシャー症候群のワークショップを開くことに意義があることを興津さんが力説してくれました。
本部の方針として、ワークショップ開催希望者は11月15日までに企画書をまとめて提出することが示されたので、その場でアイヤ会の参加の是非を議論することはありませんでしたが、公式な場に参加表明できたことで一応の成果はあったと思います。
今回、支部長会議に参加してみて、本部のほうでは、私達アイヤ会が積極的に意思表明し、活動することを期待しており、それに私達が応えていけば、私達を支援するという立場をとっているのではないかと感じました。