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アイヤ会顧問
さかい耳鼻咽喉科医院
院長 酒井丈夫
世界会議開催ならびに特集号発行を心からお慶び申し上げます。
国際網膜協会は網膜変性疾患をもった患者さんと研究者、支援者の集まりで、2年毎に国際網膜世界会議が開催されているとお伺いしております。
今回、世界会議が日本で開催される運びとなりましたのは、日本の関係者の皆様にとっては大変喜ばしく意義深いものと思われます。
この国際会議はただ単に医学的な研究・治療の進歩を発表する場としてだけではなく、網膜色素変性症を持つ患者さん相互の情報交流の場として、社会にメッセージを発信する場としての役割も期待されるところです。
アイヤ会としても聴覚障害を伴う患者団体として国際会議の場でアッシャー症候群をはじめとした視聴覚障害のワークショップを開催するという重要な責務を担っています。
このワークショップの成果が視聴覚障害を伴う方々の疾患の理解、障害を持つ皆さんの相互理解、そして社会へ向けての理解促進・啓発活動に寄与することを私は大いに期待しています。
第12回国際網膜世界会議参加を機に、アイヤ会の益々のご活躍とご発展を心からお祈り申し上げます。