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大分県 白川秀信
みんな、お元気してるかい?田舎のおっさん、白川秀信です。
この会報が届く頃は秋ですが、今年の夏は本当に暑かった。映画で007は二度死に・・・おっさんは毎日が死ぬ思いだった。とにかく、この病気で小生は常に下を見れば谷底、前にはトラ・・・毎度の事ながら、どうにもならんぞう。
「おっさん、ブツブツ言いながら、ドタドタと何走ってるネン。」
やあ大五郎、ちょうど良いところに来た。
「大五郎やない。わたしの名前はコメットさん、ルン」
そっ・・・そうだった。そのコケシ頭が子連れ狼の幼児大五郎に似てるんじゃ。
「そんなことどうでもいいヤン。ところでおっさん何してるネン?」
うん、体を鍛えよるんじゃ。目が見えなくなってきて、それにつれて動きが悪くなる。そこで、年相応の動きを少しでも保つために、おっさんは時々こうして体作りをしているんじゃ。
「アイヤ会員ってみんな体作りをするん?」
さあ・・・な、この会には、耳も目もちょっぴり悪い方が多いみたいだし、中には花火などを楽しむ、病気の進行にゆとりが持てる方もチラホラいるようだし、あまりせんだろう。
今はなにがなくても健康(見える目)がほしい。元気は人からも貰えるが、健康をくれる人はいない。
「元気ならおっさんも負けちゃあおらんヤン」
いや、旅の途中で強風の災難に遭い、街灯にぶつかってもなんのこれしきの事と気を持ち直し旅を続ける。おっさんもこの方には負けるわ。
みんなまたな。
「コメットは・・・・」
うん、達者でなあ。
「ルン」