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アノニムライター
わたしはおにぎりが大好きだ。おにぎりは最高だ。活力がみなぎってくる。でも、いつ頃から好きになったのだろう?若い時はどちらかというとあまり食べなかった。というより好んで食べた記憶がないのだ。理由は若いころの自分にとって、おにぎりは主食じゃなかったからだと思う。おにぎりはご飯でもなく、おかずでもない。グルマンのわたしにとって、中途半端な存在だったのかも知れない。
最近、仲間との飲み会でおにぎりのことで冷やかされるようになってしまった。たしかに注文することは多い。あるとき、早めにおにぎりを注文したのがいけなかったらしい。「まだ早いよ」と言う訳である。思い出してきたが、若いころ(二十代)はある程度、ご飯を先に食べないと飲む気になれなかった。というより、わたしにとって普通だったのだが、お酒とつまみがあればご飯はいらない友人がいたりすると変わった人だなあと(昔は)思っていたのである。ご飯で空腹感を満たしてからアルコールをたしなむわたしの方が変わっているのであった。
おにぎりにはこだわりがある。いくら好きと言ったって、コンビニのおにぎりは食わない。添加物の表示を見たらとても食べる気にはならない。若い時はともかく、インスタント食品や添加物の多いものはある程度の年齢になると食べられなくなるというか、体が言うことを聞いてくれなくなるのを知っているからだ。だからおにぎりは居酒屋の手作りかおにぎり屋さんである。わたしのお気に入りのおにぎり屋さんは自分の住んでいる街の駅の改札口近くにあります。具はなんでも好きですが、岩のりわさび入りのおにぎりが特にお気に入りです。
そういえば、ちっちゃいころの写真の1枚におにぎりをぱくついている写真があったのを思い出しました。好きになる土台は幼少のころからあったようです。
(2004年11月17日 記)