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アイヤ会会員リポータ
「アイフェスタ2004in横浜」が昨年の12月12日(日)にウィリング横浜にて開催され、無事終了することができました。アイヤ会も参加し、「相談コーナー」は大盛況でした。簡単にまとめてリポートします。
開催を迎えるにあたり、不安もありました。別名、視聴覚福祉機器展と付いているのに聴覚的出展を1社にしぼって大丈夫なのか(アシストホーンさんを入れても二社)実際、「出展企業をある程度出したほうが良いのではないか」と言う支部の役員の声もありました。阿部代表は1社でほとんどの(企業の)聴覚的グッズをそろえられると判断されたようです。多少、はらはらさせられましたが、結果的に好判断だったと思います。
当日は好天に恵まれ、アイフェスタはこの地域でも何回か開催されていることもあり、朝から盛況でした。(4回目くらいの開催になります。)アイヤ会も賛助会員の柴崎美穂さんとアシストホーン(株式会社)の鈴木さんご兄弟の力をお借りして、2か所の「聴力測定・相談コーナー」をセッティングしました。
柴崎さんの「聴力測定・検査コーナー」は訪れた方の希望、要望に応じて対応してくださり、補聴器などのハードウエアの相談はアシストホーンの鈴木さん(お兄さん)が担当してくださいました。
その「聴力測定・相談コーナー」は出足こそ鈍かったものの、午後は終始盛況でした。二つの階にそれぞれ配置された受付の出展内容のアナウンスの力も大きかったと思います。
柴崎さんのほうの「相談コーナー」に参加したアイヤ会会員のひとりは感銘を受けたようです。純音聴力検査によるオージオグラムのグラフと語音弁別検査で、自分の聞こえ具合を客観的に把握できたこと、また、語音明瞭度など専門的な用語の質問にも答えていただき、そのほかの専門知識がエキスできたことを大変喜んでいました。(書いている当人なんですが・・・)
残念だったのは会場終了時間の都合上、お断りする方が何人か出てしまったこと。そのような中、終了時間が大幅に過ぎても対応していただいた柴崎さんには感謝します。願わくは、ほかのアイヤ会会員の皆さんにも機会があればぜひ体験していただきたい企画だと思いました。(実施そのものが難しいとは思いますが・・・。ちなみに、アイヤ会会員の参加は3名でした。)
全体の「アイフェスタ」を見渡すと、某企業のマル秘・試作品?(体験コーナー)、障害物を感知し、振動で伝えてくれるグッズ、ウェブでも話題になった、しゃべるレター?など既存のグッズ以外にも初めて見る情報・グッズも多く出展されていたのが印象的でした。こちらの地域で毎回実施されているユニークなメーキャップ・コーナーもありました。これからも各地域で開催される「アイフェスタ」、そこにはあなたの捜し求めている情報がきっと見つかることでしょう。
また、最近は「アイフェスタ」に「相談コーナー」を含めた聴覚的情報も取り入れられることが多くなってきたことも特徴です。聴覚的グッズについては、市場の製品・商品が少ないのですが、もっともっと難聴者のために開発して欲しいというのが本音です。以下はアシストホーンさんが出展したグッズですが、なかなか優れものなのでこの機会にご紹介しておきます。ご興味ある方はアイヤ会までお問い合わせください。(割り引いてくれると思います。)
左のグッズはワイヤレスのテレビ用レシーバー。その下にはめ込んであるのは送信機です。使うときは、レシーバーを取り外して耳穴に引っ掛けて使う。右は対話時に使います。(わたしの聴覚では補聴器よりよく聞こえました。)
(申し訳ありませんが写真はアップしていません。:ウェブ担当 )