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去る4月9日(土)〜10日(日)にかけて、兵庫県神戸市でアイヤ会会員の交流及び、講演交流会を実施しました。
まず、9日にアイヤ会会員だけで交流を深めました。神戸では屈指のハイカラな街、三ノ宮で、昼と夜の2部構成で行いました。
メンバーは、野村さん夫妻、片本さん、今川さん、冨田さん、アシストホーン鈴木さん、私でした。
昼は喫茶店で談話しました。今川さんが手話通訳の方を通して一生懸命話されていた姿が印象的でした。その後、スイーツに詳しいダンディ片本さんのお勧めの店でお土産を買った後、散歩しながら夜の会場である神戸牛料理の店へ。落ち着いた店でしたので会話がしやすく、料理もいっそうおいしく感じられました。
次の日、灘駅の目の前にある東部在宅障害者福祉センターで講演交流会が行なわれました。
最初は、兵庫盲ろう者友の会会長の吉田正行さんの講演でした。耳や目が悪くなっていく過程での苦悩や葛藤、兵庫盲ろう者友の会を立ち上げるまでのいきさつなど、自らの半生をドラマティックに語って頂きました。
次は、NPO団体「Kinkiビジョンサポート兵庫」の紹介でした。ロービジョンの重要性が高まっている昨今、そのニーズにお応えするべく立ち上げられ、視覚障害に関する不安や疑問について一緒に解決策を考えていきます。
そして午後は、「おおいにしゃべろう会」ということで、会場のみなさんが病気に対する疑問や悩みを語り、それについて回答、あるいは一緒に考えるといった形で行いました。最初はみなさん遠慮がちでしたが、進むに連れ徐々に盛り上がってきました。今回は会員の方だけでなく、非会員の方も多く参加されましたが、みな障害と闘いながらも頑張っているんだなということをひしひしと感じました。また、情報を欲している方もたくさんおられ、この講演交流会をきっかけにアイヤ会に入会して下さった方もいらっしゃいます。
今回の講演交流会にあたり、兵庫の坂東さんが発起人となり、地元のアイヤ会会員で委員会を構成していろいろと準備を進めて下さいました。委員会に携わったみなさま、お疲れさまでした。この経験を次の機会に生かし、また実施していきたいと思います。