★ロービジョンケアの心に参加して
「カウンセリングの心」に関しては私の不勉強のせいか、あと2回くらい学習させて
いただかないと、「心」までは理解できそうもなく、う〜ん、むずかしいです・・
・。
「ワークアイ・船橋」「トライアングル西千葉」「千葉県立千葉盲学校」こちらのお
話、説明は、まさに患者の「心」の叫び(大げさかな?)のように聴くことができ
て、今回の「第2回ロービジョンケアの心千葉講演会」に出席できなかった人にも聞
いてもらい、明日の元気の源にしていただきたかった。
余談になりますが、デージー図書で「医者の目に涙、石川恭三著」を聴いていると
きでしたので、今回は特に壇上で司会、進行などに携わってくださった先生方の、J
RPSに対するご熱意に改めて感謝申し上げたく思いました。
それから、私たちにとって、心強いボランティアさんの方々の変わらない優しさの
「心」にも「心から」お礼申し上げます。
★ロービジョンケア千葉講演会に行ってきました
最初は国立リハビリテージョンセンターの先生の専門的なお話がありました。医学
も少しずつ着実に進歩しているという実感と便利グッズも増えてきているという現実
に少し驚きました。一番印象に残っている言葉は、「受障前の生活様式に一工夫加え
ることによって生活が一変する」まさにそうだと思いました。情報は必要だと思いま
した。
次に「カウンセリングの心」という表題で実際に「いのちの電話」でカウンセラー
経験豊富な先生のお話がありました。人とのかかわりが減ってきている今の世の中、
学歴社会で心の発達も不十分。うなずける話でした。印象に残ったのは、末期医療の
研究者によって作られたアンケートの中で「私はもうだめなのではないでしょうか」
という患者の言葉に対して、あなたならどう答えますかという問いがあり、多くの医
師が「もうだめなんだ・・・とそんな気がするんですね」と返す、とありました。こ
れは回答ではなく応答だと。数年前にカウンセリングの勉強をしたときのこと、相手
の相談に対して答えを出すのではなくオウム返しの様に返してあげるのがいいという
先生の言葉。この話を聞いているときに昔のその話をおもいだしました。それだけで
患者は救われると思います。あとひとつは、ガンの宣告を受けた人が、最初否定して
怒り、抑圧があり受容して乗り越えたとき人間的に成長し、自分の人生を生きられ
る、というお話。自分の経験とダブりすごく共感しました。否定の中で人生送るよ
り、怒りより希望、勇気を選ぶとも、すごくいい言葉を聞けて、参加してよかったで
す。
最後に視覚障害関連施設活動紹介がありました。障害を持っていても受け入れてく
れる場所があるということを知って安心しました。これからも、もっと前向きに生き
ていきたいと思います。
★支部、部会代表者会議報告
29支部、2部会合計31名が一堂に会し2日間に渡り討議が行なわれました。本
部からは5月の代議委員会に向けての「2006年度代議委員会議案」について、ま
た、支部・部会からは現況報告がありました。千葉支部からは、5月27日前夜祭、
28日全国大会の準備状況を報告しました。JRPS発足から13年目を迎える本年
度、治療法の確立、QOLの向上においても様変わり、見直しのときとの印象を受け
ました。
詳細は本部4月25日発行、会報「あぁるぴぃ62号」をご覧ください。
★2回目のお花見参加
3月31日東京ではサクラが満開とテレビ見た瞬間、そう言えばJRPSちばの花
見は、「いつだっけ」と思っているときに、ちょうど良く石垣さん(近所に住む)か
らお誘いの電話をいただき、前々日の急な参加でスイマセンでした。
昨年の花見は、まだつぼみでしたが、今年は満開でいいタイミングかなと思ってい
ましたが、今年の花見は、「千葉市花の美術館」でした。初めてで良く知らなかった
のですが、サクラが少なかったのが少し残念でした。花の美術館は、温室になってい
るので、中に入ると暖かく花のいい香りで居心地良いところでした。
今回は、同年の方がいらっしゃいましたから、楽しい時間が過ごせました。
★お花見のご報告
前日から、当日は雨になるとの予報が出ており、たいへん心配しましたが幸いなこ
とに、お花見中は雨にあたることなく、無事終えることができました。幹事さんは晴
れ女なのでしょう。花の美術館では、ちょうど蘭の展覧会もあり、目の保養をさせて
いただきました。
見えない方にとっても、お花を触ったり、匂いを嗅いだりでき、良い企画をしていた
だいたと思います。鶴田さんありがとうございました。また、ボランティアで参加し
ていただいた鈴木さんご夫妻をはじめ、多くの方にお手伝いいただき、感謝申し上げ
ます。成東のイチゴを始め、美味しいお漬物、お菓子の「ひよこ」、おせんべい、
ピーナツ詰め合わせ、飲み物等々たくさんの差し入れもいただき、ありがとうござい
ました。
帰りのことですが、稲毛駅のホームに立っていたら、すごい悲鳴が上がり、そちら
のほうを見たら50歳くらいの男性が、誤ってホームから落ち、姿が見えなくなりま
した。幸いなことに、すぐ近くの方が非常ボタンを押し、線路上に落ちた男性を引き
上げられました。ちょうど電車も通過したばかりで、次の電車まで時間があったこと
で、大事に至らず本当に良かったと思いました。足元の見えにくい私には、これから
注意しなければいけないと強く思った一日になりました。