★第4回実践的なお料理教室のご報告
参加者は男性1名、女性10名、お手伝いいただいたガイドヘルパーの方4名、ボラン
ティアの鶴田さん、太田支部長もご一緒に試食していただきました。
今回のメニューは、サーモンのクリームスパゲッティとオニオングラタンスープ。手軽
にできるのに、とても色彩がきれいで、豪華にみえる品です。主婦にとっては、とてもあ
りがたいメニューでした。2人1組になっての実習でしたが、皆さん、相方さんとの相性
もよく、和気あいあいと、手際よくお料理していらっしゃいました。
お味は・・・皆さん、「わが班が1番!」と自信たっぷりでした。お食事のあい間には
先生から、イタリアンのお食事マナーも教えていただきました。また、埼玉から参加して
くださったHさんからは、今年も手作りのおいしいお菓子の差し入れもありました。今年
はココアのケーキ。とってもおいしかったです。ご馳走様でした。
参加された方たちの感想やご家庭の様子などのお話もお聞きすることができ、参加され
た方達の親睦もいっそう深まったと思います。
食材の準備から布巾や洗剤の後始末まで、ボランティアの鶴田さんには、大変お世話に
なりました。この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。
松井純子先生よりレシピ掲載の許可をいただきましたので、ご紹介します。
【スモークサーモンのクリームスパゲッティ】
●材料4人分
スパゲッティ1.6ミリ 400グラム
スモークサーモン 400グラム
パセリ(みじん切り) 大さじ1ぱい
バター 大さじ2はい
オリーブ油 大さじ2はい
生クリーム カップ1ぱい
塩・粗引きこしょう 少し
●作り方
1.スモークサーモンは3センチ角に切る。バターとオリーブ油を温めてサーモンを弱火
で軽く炒める。生クリームを加え、少し煮詰めてクリームソースを仕上げる。
2.大きい鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、塩を加えてアル・デンテにゆでてザルに上げ
水気を切る。クリームソースで和えて盛付けパセリを散らす。
粗引きのこしょうをふる。
【オニオン・グラタン・スープ】
●材料4人分
玉ねぎ Lサイズ2こ
バター 大さじ3ばい
小麦粉 大さじ1ぱい
ワイン カップ半分
固形スープ 2こ(カップ4はい)
フランスパン 厚さ1センチ4切れ
グリュイエルチーズ 80グラム
塩・こしょう 少し
●作り方
1.玉ねぎは縦半分に割り、繊維に添って薄切りにする。
2.グリュイエルチーズはすりおろす。バター大さじ2はいは細かくきざむ。
3.耐熱容器に玉ねぎを入れ、きざんだバターをのせ、ラップなしで電子レンジに5分か
ける。玉ねぎをひと混ぜし、再びレンジに5分かけ、玉ねぎを混ぜかえしてもう一度、電
子レンジで5分加熱する。
4.なべに、バター大さじ1ぱいを熱し、玉ねぎを入れてあめ色になるまで炒めるとねぎ
のかさは4分の1くらいになる。
5.玉ねぎに小麦粉を振り、まぶすように炒めて白ワインを加え木べらで混ぜ合わせる。
水と固形スープを加え中火で10分煮る。塩とこしょうで味を調える。
6.スープを1人分ずつ耐熱スープカップに注ぎ、スープの上におろしチーズをのせたフ
ランスパンをのせ、200度のオーブンで12〜13分焼きチーズが溶けて焼き色がつい
たらでき上がり。
オーブントースターを使う場合は、上火が強いのでアルミ箔をのせ焼き時間を控える。
★お料理教室に参加して&おやつのレシピ
他支部のわたしが参加させていただくのは本当に心苦しいのですが、とても楽しく参考
になるものですから、あつかましくお邪魔させていただきました。
今回、松井先生に教えていただいたメニューも、とても彩りがきれいでしかも手軽、そ
して何よりとてもおいしかったですね。ぜひ、皆さんにも挑戦していただきたいメニュー
だと思います。
渡辺さんをはじめ役員の皆さん、ボランティアの皆さん、そして、ご一緒してくださっ
た参加者の皆さんに心よりお礼申し上げます。
実は、2月にお料理教室があるというので、何かバレンタインデーにも使えそうな手軽
なレシピはないかと思い、ふと普段作っているマドレーヌにココアを入れることを思いつ
きました。プレーン生地のものも、しっとりしておいしい(と自分では思っている・・・
(笑)ので、ぜひぜひお試しくださいね♪ 今回、持参したおやつのレシピをご紹介しま
す。
いつもながら混ぜて焼くだけのお菓子なのですが、もしよろしければお試しください。
簡単なレシピでお恥ずかしいのですが、ご活用いただけるととても嬉しいです。
【ココア風味のマドレーヌ】
●材料(アルミカップ10〜12個分)
卵 Lサイズ2個
三温糖 80g(なければグラニュー糖でも)
牛乳 大さじ1
はちみつ 大さじ1
(好みでラム酒) 大さじ1
薄力粉 110g
ココア 10g
アーモンドパウダー 30g
ベーキングパウダー 小さじ半分
食塩不使用バター または ケーキ用マーガリン 120g
●準備
1.薄力粉・ココア・アーモンドパウダー・ベーキングパウダーは計量し、合わせて粉ふ
るいでふるう。
2.バターは電子レンジで加熱しあつあつにしておく。
3.オーブンを170度に予熱しておく。
●作り方
1.卵をよくほぐし、三温糖を加えながら泡だて器ですりまぜる。
2.牛乳、はちみつを加えさらにすりまぜる。
(ラム酒を加えるときはここで一緒に)
3.粉類を3〜4回に分けて加え、そのつど、へらでさっくりと混ぜる。
4.へらにそわせるようにして、溶かしバターを加える。へらを大きく動かし全体をよく
混ぜる。
5.アルミカップに生地を7分目ぐらいまで入れ天板に並べて、予熱したオーブンで20
〜25分焼く。焼き上がりは、生地の表面の真ん中あたりを指で押さえて確認する。
●メモ
1.プレーンマドレーヌを焼くときは、薄力粉120g・アーモンドパウダー30g・ベ
ーキングパウダー小さじ半分に。
2.粉ふるいが面倒なときは、粉類を計量後ビニール袋に入れ、口をしっかり閉じて空気
を含ませるようシェイクする。
★お料理教室に参加して
我が家は3人の息子ですので、育ち盛りの頃は「質より量」の食事作りで大変でした。
私も美味しい物を食べるのが大好きですから料理も嫌いではないので、「お料理教室」と
聞いて参加してみました。ただ、最近、私の目は輪郭がボヤボヤな上に距離感が無くなっ
てきて、ちょうど料理教室の前日にも、棚に置いたつもりのお皿を割ってしまって、ちょ
っと落ち込んでいました。そして当日、会場に着いて、調理室があまりに広々しているの
で「物を持ってちゃんと移動できるかしら」と、またちょっと不安になりました。
いよいよ調理前の先生のお話が始まりました。献立は「スモークサーモンのクリームス
パゲッティ」と「オニオングラタンスープ」で、かなり本格的で繊細な手順のようです。
聞いているうちに私の不安はますます膨らんできました。ところが調理が始まってみれば、
そんな心配はすっ飛んでしまって、2人1組で調理していくのですが、先生の「安全のた
め、声を掛けあって、慎重に」というアドバイスを守って、どの班もにぎやかな声、ワク
ワクしてきました。
私と組んでくださったHさんがとても楽しい方で、私の見えない所をカバーしてくださ
るし、だんだんリラックスできて、最後の頃は、調理の合間にそれぞれの日頃の失敗談ま
でおしゃべりするほどでした。
天火からはチーズの焼ける香ばしい良い臭い、そろそろ出来上がりです。苦手の盛り付
けもどうにかこうにか・・・テーブルにそれぞれの皿を並べて、完成です。
先生が各班を回ってくださって、「どの班も彩りがきれいで完ぺきです」とのお褒めの
言葉に、思わず笑い声が沸きました。彩を頭でイメージしながら、さっそく試食です。
味のほうもなかなか。オニオンスープはワインの香りが利いて、スパゲッティもまろやか
で、とてもおいしかった!
皆、満足感と嬉しさとでワイワイガヤガヤ、楽しい時間が過ぎました。私も心地よい疲
労を覚えながら「家族にはいつ作ってあげようかな」と思いながら家路に着きました。
また来年、先生の素敵なお料理とアドバイスを楽しみに、ぜひ参加したいと思っており
ます。
★第7回アイフェスタinちばのご報告
3月25日、強風を伴った雨というあいにくのお天気でしたが、出展企業40社以上、
来場者150名以上の皆さまにご覧いただくことができました。前日から千葉市内のホテ
ルに宿泊され参加いただいた方もおりました。治療法がまだ確立されていない中、少しで
も生活の質の向上を願い福祉機器展を開催しております。今年は、ロービジョンケアちば
講演会に参加される医療関係者の方にも見学していただきたいと、3月同時開催としまし
た。なお第3回ロービジョンケアちば講演会の講演内容につきましては、次号48号に掲
載したいと思っています。以下、各担当者からの報告を掲載いたします。
●総括および会計担当 太田 浩二
募金箱にご寄付いただいた寄付金は一旦JRPSちば会計に繰り入れ、来期になってか
ら他の寄付金とあわせて本部研究基金に寄付することにしたいと思います。
今回のアイフェスタの収支見込ですが、約4,000円の黒字とほぼとんとんに終わり
そうです。詳しくは定期総会で報告することになりますが、収入は出展料46万円です。
アイフェスタの講演実績報告書にパンフレットを添えて千葉県、千葉市、千葉県社会福
祉協議会に提出してきました。また、千葉県眼科医会会長の入江先生のところに「ご寄付
についてのご報告とお願い」を提出して、今期いただいた20万円を研究基金に積み立て
ることを報告し、来期もご寄付いただきたいことをお願いしてきました。
いつも支部だよりの点訳をお願いし、今回パンフレットの点字版を作成していただき、
当日のボランティアにも参加くださった点字あゆみの会の方々から次のご感想とご意見を
お寄せいただきました。次回の開催に実現させたいと思います。
(1)視覚・聴覚障害者の方々を支援するさまざまな機器の実物を多数、見ることができ、
とても参考になった。次年度のアイフェスタには他のメンバーにも是非、参加して欲しい。
(2)展示会場においでになった数人の方から、具体的な機器名称を指名され、案内を頼
まれたけれど、その機器の展示場所を探すのに手間取ってしまった。展示機器のリストと
その出品社名を記載した資料があると便利だと思う。
(3)天候の影響もあってプラザ内のレストラン「ハーモニー」を利用される方が多かっ
たが、食券が自動販売機、給食はセルフサービスなどで、視覚障害の重い方が難儀してい
た。展示場のガイドボランティアが対応したが、専任のボランティアを配置する必要があ
ると感じた。
●アイフェスタ会場担当 鈴木 美樹
来場者の集計をしましたので報告します。
JRPS会員 25名 視覚障害者(聴覚含む) 33名 医療関係者 2名
企業関係者 0名 一般 91名 計151名でした。
思ったより大分少ない結果となりましたが、一般の方の来場が多かったのが嬉しく思いま
す。男女比は6:4で女性のほうが多いように思いました。
●相談コーナー担当 渡辺 友資枝
相談コーナーには、6組の方がみえました。毎年このコーナーを担当してくださってい
るベテランの相談員4名が相談に応じました。みなさん、自分やご家族、また教え子の
病気のこと、将来のことなど熱心に相談されていました。みなさんの熱心なご様子にこの
コーナーの必要性を再認識しました。
●ボランティア担当 広瀬 富美子
24日の会場準備に18名も参加いただき短時間で会場作りが出来ました。25日は、
100名以上お手伝いいただき感謝申し上げます。なお当日はあいにくのお天気で、特に
千葉駅、千葉寺駅および会場周辺のガイドをしていただきましたボランティアさんには、
傘を壊されずぶぬれになりながらガイドしていただき、本当にありがとうございました。
★お花見のご報告
桜の花も満開で、お弁当を食べているときも、お弁当の上に桜の花びらがたくさん舞い
降りて来て、花びらとお弁当を一緒に食べてしまいました。差し入れも、日本酒・ビー
ル・珍味・漬物・ホウレン草のゴマ和え・鳥の唐揚げ・イチゴ・ぶどう・チョコレートな
ど、たくさんの方々からたくさんいただきました。差し入れしてくださった皆さまありが
とうございました。レジャーシート、紙皿、紙コップなども用意していただき、ありがと
うございました。
自己紹介がありましたが、遅れて来られたSさんご夫妻とWさんは、自己紹介のほかに
結婚のなれ初めもしゃべらされ、照れくさそうでしたが、聴いてる私たちはニヤリとほほ
えましく聞かせていただきました。
2時過ぎに、津田沼駅に行く方、音楽会の打ち合わせをする方など解散しました。皆さ
まには色々とお世話になりました。参加された皆さまお疲れさまでした。