あぁるぴぃJRPSちば会報106号


■ 活動報告
 ★「ミニミニ交流サロン」のご報告
 ◆「千葉サロン」の12月のご報告
  千葉サロン担当 大野 真知子
 12月9日(金)は、会場を使うことができませんでしたので、この機会にと、新しい千葉駅構内外を探索いたしました。男性2名、女性3名、ヘルパーさん2名、ボランティアさん1名、計8名が千葉駅西口改札の中に集まりました。まずは、西口改札を背にして3・4番線と5・6番線の間にできた連絡通路を、中央改札に向かい歩きました。しばらく行くと、右にトイレがあり、実際に入ってみました。数軒の店を過ぎると、連絡通路と交差する通路に到達。これは、各ホームに行くための通路で、東京寄りに下り階段でホームに降りられました。また連絡通路に戻り、中央改札に向って歩きますと、中央改札手前で連絡通路と交差する通路に到達。これも、また各ホームに行くことができます。この通路には、東京寄りの所に、各ホームに降りるエレベーターがあり、その向かい側に下り階段で降りられるようになっていました。また、この通路には、1・2番線側と9・10番線の突き当りに、トイレがありました。ここで、いったん中央改札を出て、公園口、モノレール改札方面、その先の京成千葉改札口まで歩いてみました。中央改札まで戻り、そこから南口方面に行き、京成千葉駅改札口までも行ってみました。その後、東口のバスターミナルから、中央改札にエスカレーターで上り、南口方面から外通路で、西改札口の外までを歩いてみました。到着点が、いつもミニミニ交流で朝集まる千葉駅西改札になるわけです。1度歩いただけでは、細部は無理ですが、大まかな全体図が頭に入ったようだと、参加者それぞれ満足できたようです。
 よく歩いたこともあり、時間もちょうど12時。皆さん空腹とのことで、ここでランチタイム。食事をしながら今日の感想を語らいました。いつもの解散時間になったこともあり解散。外は風が強くなっていましたが、暖かい陽射しが気持ちよく、帰路に着きました。
 今年も無事「ミニミニ交流サロン」を終えることができました。ありがとうございました。

◆「千葉サロン」の2017年1月のご報告
 千葉サロン担当 大野 真知子
 1月13日(金)、今年初めの「ミニミニ交流サロン」に男性1名、女性3名、ヘルパーさん1名が集まりました。
 自己紹介後、まずは、先日テレビ、新聞でも流されたニュースが話題に。その内容は、「網膜色素変性症で失明したマウスに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜組織を移植して、マウスの目に光を感じさせることに成功した。と、理化学研究所(理研)の研究グループが発表した。今後、安全性を確認しながら人での臨床応用研究につなげるという。研究成果は10日付の米科学誌電子版に掲載された」というものですが、去年JRPSちば主催の医療講演会で講演してくださった、理研多細胞システム形成研究センターの万代 道子(まんだい みちこ)副プロジェクトリーダーのお名前があったこともあり、期待が大きく膨らんできます。
 今日は、初めて参加してくださった人がおりました。引っ越して1年、一人暮らしをされていらっしゃるとのことです。日常はとても積極的に過ごされていらっしゃるそうですが、いろいろな情報や、おしゃべりの仲間を望んでいられるとのこと。患者の会や、歩行訓練支援を利用してはとお勧めしました。
 また、視力低下への不安、障害者手帳の申請、障害年金の申請の時期など、個人個人で悩むところがあるという話題もでました。その後は、いつものお弁当をいただき解散となりました。 
 久々の皆さんとのおしゃべり、今年も元気をいただけそうです。

◆「南柏サロン」の12月のご報告
 南柏サロン担当 中野 美保
 12月10日(土)に南柏で行われたミニミニ交流サロンと忘年会のご報告です。
 当事者9名、ガイドさん2名、合計11名の参加でした。
 最初に、自宅で採れた柚子を持参して配ってくださった方がいて、この時期ならではの爽やかな香りに、参加者一同、癒やされました。
 自己紹介に続き、自然と話題が次々と出て、途切れることがありませんでした。その中から、いくつかを紹介します。
  ・首都圏の鉄道で先月から行われている「声かけ・サポート運動強化月間」について。
  ・ツイッター発祥で、白杖を持つ人が必ずしも全盲の方ばかりではないということを啓発した「白杖の天使はくたん(キャラクターの名前)」の運動について。
  ・九州発祥で日盲連の承認を得て内閣府のホームページに掲載された「白杖SOSサイン」について。
  ・小学校での福祉の授業が、アイマスクを付けて全盲を体験させる方法から変化(例えばロービジョンの紹介)していること。
  ・スマートフォンのアプリを使った音声解説によるバリアフリー映画「UDキャスト」について。
  ・アイフォンの「Siri」を使って天気予報を聞いたり、電話をかけたりするデモンストレーション。
 今月は一時間早く終了でしたが、たいへん内容の濃い2時間だったと思います。

 12時でサロンを終了し、全員で隣の駅の柏まで移動し「文彩花(ぶんさいか)」というお店で忘年会となりました。
 創作中国料理ということで、一般的に想像される円卓での中華料理ではなく1人一皿ずつ出て来るコースは、視覚障害者にとってありがたかったです。地元の食材を使った繊細で深みのあるお料理の数々でした。お店のホスピタリティも素晴らしく、安心して楽しむことができました。
 南柏でのミニミニ交流サロンが始まり、半年経ちました。おかげさまで、今まで事故もなく、少しずつ参加人数も増えてきました。これからも細く長く、この「仲間が集まる場所」を続けていきたいと思いますので来年もまた、皆さまのお力添えをよろしくお願いいします。

◆「南柏サロン」の1月のご報告
  南柏サロン担当 中野 美保
 1月14日(土)に行われたミニミニ交流サロン南柏は、当事者5名、ガイドさん3名、計8名のこじんまりした会になりました。
 今回は参加者の趣味についての話で盛り上がりました。映画が趣味だったという方がいれば、柏のキネマ旬報シアターでの音声ガイド付き映画の紹介とその仕組みについて、細かい説明がありました。
 また、県内の有名な高校生のブラスバンドの演奏を、解説付きで聴ける演奏会があるという情報もあり、そこから、話題はカラオケの話、デイジー図書の話などガイドさんたちも会話に入っていただき、楽しいひとときを過ごしました。
 今回は人数も少なく、他のお店でお昼を予定されている方もいたので、12時でお開きとなりました。
 会計をすませて外に出ると、雪が降っていて一同びっくりでした。大寒波の中参加された皆さま、お疲れさまでした。
 毎月第二土曜日、南柏でお待ちしております。
 南柏の交流サロンは、お店に人数を知らせる必要があるので、お手数ですが、渡辺会長宛に参加の申し込みをお願いいたします。
 問合せ・参加申込み 渡辺 090−4749−6514  
 E-mail:toshiewatanabe@arion.ocn.ne.jp
 申込み締切りは、開催週の木曜日午後5時までにご連絡ください。

★「2017年新年会」のご報告
  新年会幹事 大野 真知子  
 1月15日(日)、晴天ながら寒風の中、JRPSちば、2017年最初の恒例行事「新年会」が、京成津田沼駅前「居酒屋 たか丸」で行われました。
 開始予定の12時に、参加者24名が全員揃ったところで、宴の始まりです。 
 まずは、江澤副会長の新年の挨拶です。
 今年は、JRPSちばの創設20周年の記念の年でもあり、また最近「iPS細胞による、網膜色素変性症のマウスに光が」という嬉しいニュースもあったことから、副会長の案で、「フレー! フレー! iPS」と、全員でのエール交換で始まりました。
 続いて、Kさまの音頭で乾杯。その後は、しばらく歓談のひととき。テーブルには、酢の物、お作り、山かけ、スモークサーモンサラダなど、海鮮尽くしのお料理と飲み物で、皆さまほろ酔い気分です。久しぶりの再会を喜ぶ笑い声、この仲間でなければできないおしゃべりの声、ますますにぎやかになったところで、自己紹介となりました。
 ダブルレインボー音楽会、ヨガ交流会、働く仲間の交流会、ミニミニ交流会の担当者から、今年の予定も発表されました。今年もたくさんのイベントが楽しみです。
 ここで、テーブルには、焼きたてのぶりの照り焼き、牡蠣フライとかき揚げ、お寿司のお料理が運ばれました。同時にカラオケがお店のサービスで開始です。    
 まずは、Tさまのギターに合わせ、皆で合唱、会場が歌声喫茶のようです。ご自慢の歌が次々と披露され、その音に負けじと、皆さんの声も笑いも大きくなって、ボルテージは最高潮です。
 楽しいときが経つのは早いもの、予定の3時が近づき、Nさまの音頭による一本締めで新年会は、お開きとなりました。
 その後は、まだ歌い足りないかた16名が残り、4時30分までカラオケを楽しみました。私たちは日没の時間が気になる頃、惜しみながらも帰路に着きました。
 最後に、新年会での、飲み物のオーダーや、会場内での移動のお手伝い、また帰りの駅までの誘導などなど、鈴木ご夫妻、また今日のためにボランティアとして参加してくださった中西さま、ほんとうにお疲れさまとともに、ありがとうございました。
 こまやかなお心遣いのおかげで、すばらしい新年会を過ごすことができましたこと、この場をお借りし、感謝申し上げます。

★新年会に参加して
  印西市 戸村 正志
 新年会へ参加なされた皆さま方、お疲れさまでした。とても楽しくて、有意義な時間を過ごさせていただきました。
 たくさんの仲間の友にも会うことができて、良かったです。
 自分の席の周辺の方々と、笑いながら食事をとり、また、カラオケでの歌を聞きながら、一緒に声を出して歌ったりと、とてもよかったです。
 iPS細胞の喜ばしいニュースも聞けるようになり、早くに人への実用がかなうと良いなあと思っています。未来と言わず、今すぐにでも治療に良き成果を期待したいものです。
 これからもどうぞよろしくお願いします。
 寒き時期、会員の皆さま方、風邪など引かれませんように気を付けてください。
 次回また、ぜひお会いできる日を、楽しみにしております。
 ありがとうございました。お疲れさまでございました。

★本部会報誌発送作業お手伝いに参加しました
  市原市 鈴木 てい子
 1月28日(土)本部会報誌発送作業のお手伝いに、JRPSちばから5名参加しました。
 日の出から15分くらい経ったバス通りは、まだライトをつけた車が数台走っています。
 建物の間から、東の空が明るくなっています。昨日の南風が、寒さを緩やかにしてくれました。
 駅で待ち合わせをして、一つ前の快速に乗ったら、空席があり座ることができました。
 朝の光が車内に差しこんできました。津田沼でいったん下車して、お二人と合流し、品川で乗り換え、ここで、もう一人合流しました。品川のホームは、風が冷たく感じました。
 事務局に向かう途中、白杖の音が聞こえてきたので、お互い挨拶をしました。事務局から、きょうは参加者が少ないからと、お声がかかりました。総数18名です。今回も、視能訓練士養成学校の講師のお二人と、K氏のお孫さんも参加されておりました。お孫さんは、5年生になっていました。
 神奈川の方が、午後から、医療講演会があるからと11時で退席されました。それから間もなく作業は終了となり、お茶をいただきました。このとき、参加者の方から、今回の会報誌の編集後記の文章に共感されたということで、事務局の方に代読していただきました。
 帰りの散策に「どこが良いのかな?」と思い、検索したら、「品川区民公園」とありました。ここは、事務局のすぐそばです。K氏とお孫さんに案内していただき、左方向に歩きました。園内は工事中で、梅林の中までは行けませんでしたが、端にある1本のところに近づきました。歩きながら、良い香りの方向に顔を向けていました。「満月枝垂れ」と、名札が付いていますと教えてくれました。ちょうど、この1本だけ古木だが数輪咲いているという、ラッキーです。日中は、1月とは思えぬ陽気で、ひと足早く春を見つけました。
 ランチは、ちょっと贅沢に「伊勢海老の天丼」をいただきました。広いテーブルのお部屋に通され、ゆったりと食事をしました。食前酒に梅酒が用意されましたが、私は、一口で頭がクラっとしたので残してしまい、ジュースにしておけばよかったと思いました。
 品川駅で一つ電車を見送り、内房線直通で帰りました。
 次回は、3月25日(土)です。あなたも参加してみませんか。



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