あぁるぴぃJRPSちば会報125号
■ 活動報告
★「あなたの街で交流会in千葉」のご報告
担当 渡辺 友資枝
夏と秋のはざま、大気の状態が不安定で変わりやすい天気の9月12日、千葉市民会館で交流会をおこないました。千葉市では1月末のミニミニ交流サロン千葉以来約7か月半ぶり、新型コロナウイルス感染防止のためのマスク着用、ソーシャルディスタンスをとっての交流会です。参加者は当事者8名、ヘルパーさん3名の11名でした。
まずはそれぞれの見え方、進行状況などの話。またこのコロナ禍の中でのお仕事の様子、買い物の不便さなどに話が及びました。コロナ感染拡大の状況の中で、RPの治療法の研究が停滞しているのではないかとの心配の声もあがりました。
さらに、話題は船橋市に建設される視覚障害者に特化したグループホームへ。これは皆さんの関心が高いようです。この施設については本誌「お役立ち情報」をご参照ください。
また、3人の方が最近携帯電話をiPhoneに替え、慣れない操作方法に苦心されているという話がでました。皆さん、視覚障害者の支援センターなどで講習を受けたり、自分でいろいろ調べたりしながら頑張っていらっしゃるようです。「iPhoneは、初めの苦労を乗り越えると楽しくなりますよ。また、生活になくてはならないものになる」との話や「千葉県には、休日にiPhoneの操作を教えてくれるところがない」という問題提起もありました。
交流会が終わる頃には土砂降りの雨。皆さん、雨にぬれずに帰宅されたでしょうか?
★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「柏サロン」8月のご報告
柏サロン担当 小川 博康
8月9日に「ミニミニ交流サロン柏」を開催しましたので以下ご報告します。
2月までは、JR南柏駅前の喫茶店で「ミニミニ交流サロン南柏」として開催していましたが、新型コロナウイルス感染防止のために喫茶店の部屋は当面使えなくなってしまったため、今月からJR柏駅に近い「パレット柏」で行うことになりました。
予約ができたのは定員27名の部屋ですが、新型コロナウイルス感染防止のために参加者は定員の半数以下に制限されていたため、当初は参加希望者が定員をオーバーしてしまうのではないかとの心配もしました。しかし、新型コロナウイルス感染者が増加中でもあり、参加者は思ったより多くありませんでした。参加者は当事者7名、ヘルパーさん1名の計8名でした。
入館時に手指の消毒、体温のチェックを行い、部屋の両側のドアは常に開放、新しく各部屋に設置された空気清浄機を作動、マスクは常に着用で交流会を行いました。今回初めて参加する人はいませんでした。半年ぶりの交流会でしたので、皆さんに半年間の巣ごもり生活でのトピックスを報告してもらいました。
皆さんの報告から、今回の出席者だけでなく今回欠席の人も、皆さん元気で過ごしている様子で先ずは一安心でした。あまり外出をせずパソコンと過ごしているという人もいれば、忙しく毎日のように出掛けている人もいましたが、楽しみにしていた旅行や、買い物、友人とのつきあいが思うようにできなくてストレスがたまっているようでした。時節柄新型コロナウイルスがどうなるのかの話題が出ました。人によって考え方に違いがあるのは、やはり新型コロナウイルスの正体がよくわかっていないからでしょうか?
渡辺会長がZoom(ズーム)で交流会への参加をトライしたこともあり、Zoomやスカイプでの交流会の開催も話題にでましたが、まだまだクリアーしなければならない問題があるようです。
気がつけばあっという間に2時間が経ってしまいました。みんなで使った机とイスを消毒して解散となりました。
◆「柏サロン」9月のご報告
柏サロン担当 小川 博康
9月13日、柏は午前中快晴で涼しさを感じました。ようやく厳しい残暑も落ち着いてきた中、「ミニミニ交流サロン柏」を開催しました。新型コロナウイルス感染防止の観点から、しばらく休止していた「ミニミニ交流サロン南柏」でしたが、場所を変更して8月から柏駅近くの柏市が運営する「パレット柏」で再開後2回目のミニミニ交流サロンです。
参加者は当事者7名、ボランティアさん、ガイドヘルパーさん各1名の合計9名となりました。江澤副会長にも遠路はるばるご参加いただきました。常連の女性達の欠席が目立ちましたが、コロナウイルス感染拡大がまだまだおさまっていない状況ですので用心している人も多いようです。新しく参加される方もいるのではないかと期待しましたが、今回も新しく参加される方はいませんでした。新しく参加される方に病気のことや生活面でのアドバイスを与えられることが、交流会の大きな存在意義と思っているので、新しい参加者がいないのはちょっと残念でした。
まずは参加者に最近の目の状況や、生活面でのトピックスの報告をお願いしました。やはりコロナ関連の話題が多く出ました。最近柏地区では病院、学校などでクラスターも発生しており、しばらくはコロナウイルスが存在する前提で生活をしなければならないとの認識になりました。最近の話題のGo To トラベルやGo To イートキャンペーンの話も出ました。すでに割安に旅行を楽しんだ人もいました。マイナポイントはマイナンバーカードを取得しなければならないこと、取得後の手続きも複雑で視覚障害者にとってはハードルが高いようです。
Zoom会議、JRPSカレンダーの話もありました。江澤さんからありがとうカードの紹介と、希望者への手渡しがありました。千葉県では盲ろう者用の介護施設の整備が遅れているので、その整備のために尽力したいという人もいました。
交流会の終了後、みんなでちょっと早めの昼食に行きました。
◆「千葉サロン」は2月から9月まで、新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止としました。
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