あぁるぴぃJRPSちば会報138号


■ 活動報告
★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「千葉サロン」8月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 千葉サロンは8月から、会場を千葉市生涯学習センターに変更して開催することになりました。8月の交流会では、千葉市中央図書館の大川様に参加していただいて、図書館の障害者サービスについて説明していただく計画もたてておりました。とても楽しみにしておりましたが、ここ最近のコロナの爆発的な感染拡大を考慮し、残念ですが8月12日(金)の千葉サロンは中止とさせていただきました。



◆「千葉サロン」9月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 9月9日(金)は参加希望の申込みがなく、残念でしたが開催を見送りました。そこでこの場をお借りして、次回10月と11月の交流会の小さな企画をお伝えしたいと思います。
※10月14日(金)
 10月といえば読書の秋です。会場の生涯学習センターの複合施設となっている千葉市中央図書館には、視覚障害者サービス施設があります。ご希望があれば、職員の大川様に紹介をしていただいてはと思っています。
 または、10月は散歩の季節。やはり会場に隣接する千葉公園内の遊歩道を歩いたらとも考えています。いかがでしょうか?

※11月11日(金)
 今年も錦糸町で開催予定でした「サイトワールド」がコロナ禍のため中止となってしまいました。そこで、福祉機器や生活用具、便利グッズを手に取って体験しようという企画をたてました。四街道の千葉県視覚障害者福祉協会の用具部を訪問することにいたしました。用具部担当の河野(こうの)様のほうに、11日(金)午前中で予約をしています。参加希望の方で、特に見たい物があればご連絡ください。用具部のほうでも、できるだけ声に応えたいと言ってくださいました。待合せ場所や時間の詳細は、申込みされた際にご連絡いたします。
 詳細は改めていたしますが、皆さまのご参加お待ちしています。

問合せ・申込み 大野 真知子
 携帯:090−7014−2241
 Eメール:o-tourumachi@jewel.ocn.ne.jp



◆「柏サロン」8月のご報告
柏サロン担当 中野 早苗
 現在コロナ感染者が急増しているため、急遽8月14日(日)は中止としました。



◆「柏サロン」9月のご報告
流山市 西田 舞
 9月と11月は、私が代理で柏サロンの報告をさせていただくことになりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
 9月11日(日)、パレット柏にて当事者5名、ヘルパーさん1名、ボランティアさん1名の合計7名で9時半からサロンが始まりました。遠く千葉市よりお越しいただいた方もおられ、いつもより参加者が少なかったのですが、そのぶん話題も内容が濃く、あっという間に時間が経ってしまいました。それぞれの目の状況は皆さん見知った人ばかりなので省きました。
 10月下旬の館山へのメロン狩りバス旅行は定員が30名のところ、すでに28名が集まったとのことで、当日のお食事のことやピーナッツソフトクリームを食べるのが楽しみとのお話も出ました。
 また、現状ではJRPSちばメーリングリストはお知らせやサロンの報告のみの場に活用されがちですが、「こんなことで困っている…」などと気軽に質問していただき、それに対していろいろなアドバイスを先輩の皆さま方からお伝えできるような、情報交換の場として見直してはどうかとの話も出ました。
 参加者の中に役員をなさっている方がお二人いらっしゃったので、もうまく募金の話にも発展し、会費の半分はRP治療法の研究助成やQOL向上のための公益事業に利用されていることを私も初めて知りました。そこから会計報告などの複雑な話になり、一昨年入会したばかりで、しかもIT機器など全く無知同様の私にとっては、お話の大半がよくわからないまま聞き流していただけなのですが、そうこうしているうちに別の方に話しが振られて、音声パソコンの訓練で柏市から千葉市まで講習を受けるために自力で行かれていること、年に一度パソコンの技術を試す試験も受けていらっしゃることをお話しいただきました。70分くらいで12問のパソコンスキルを試す問題を解くそうです。
 私は、とても見えにくい中でもまだ真ん中の小さな見えている部分から、一生懸命に目を凝らして視覚に頼って音声入力の助けを借り、このような文章を書いているのですがとても辛く、しんどく感じます。iPhoneのVoiceOverやPCトーカーなどを使っての音声による操作などは、まだまったくできないので基本的なことから教わりたく、その方が通う教室の様子など教えていただき、少し安堵感を覚えました。
 視覚障害を抱え、だんだん見えなくなっていくに連れて一人で不安感に襲われて恐怖感が増幅してしまうこともありますが、先輩の方々からこういう情報があるよと教えていただくと気分的に少し楽になりますので、お一人でこれからのことを悩んでいらっしゃる方は、ぜひともお近くのサロンのほうにお越しいただき、私みたいな手帳を取りたてでわからないことが多い初心者には良いアドバイスが聞ける貴重な機会となりますので、次回は多くの方々のご参加をお待ち申し上げたいと思います。



★オンライン交流サロンのご報告(8月)
担当 渡辺 友資枝
 今回の参加者は5名。トークテーマが「スポーツ観戦」であるのに、高校野球の準決勝第二試合、プロ野球のデイゲームと重なってしまったためか、参加者が少なく残念でした。
 まずは、参加者の近況報告から。一人ひとりの報告から、話はいろいろと広がりました。
 今月、大腸のポリープを切除するという話から、病気や検診の話に。富士山を観に伊豆の国市へ行ったという話から、夏の富士山の話へ。東京に通勤している人から、東京のビルや駅の混雑ぶりの話。スマホの歩行ナビゲーションアプリを使って、少し行動範囲が広がったという話から、信号の色を教えてくれる新しいアプリの情報提供もありました。マンションのネット回線が故障して困ったという話から、雷による停電、電気料金の話にまで。さらに、4回目のコロナワクチン接種の話。気がつけば、ここまでに1時間が経っていました。
 そして、話は今回のテーマ「スポーツ観戦」へ。
 スポーツ観戦といえばまずは、野球。高校野球からプロ野球、大谷選手が活躍するアメリカ大リーグ、エンゼルスの話まで。さらには、サッカー、大相撲へと話は広がりました。
 見えにくく、見えなくなると、スポーツ観戦はテレビよりラジオ。アナウンサーや解説者により、試合の面白さは変わってくるようです。どうしても見えなくなると、個々の選手の動きやプレーの素晴らしさ、迫力が感じにくくなるところが残念です。それでも、自分がやっていたスポーツや地元出身の選手には関心が高く、応援したくなります。
 大相撲では、モンゴル人の力士と日本人の力士との区別がつかないこと、親子、兄弟の力士が多いという話もありました。車イスラグビーやバスケは聴いているだけでも迫力があり、面白いそうです。
 ここでも話はいろいろに飛び、いつの間にか1時間が過ぎていました。みなさん、見えにくくなってもスポーツ観戦は日常の楽しみの一つのようです。




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