あぁるぴぃJRPSちば会報140号


■ 活動報告
★ヨガ交流会のご報告
担当 横山 英子 小出 佳子
 1月23日(月)10時より、蘇我コニュニティセンター分館ハーモニープラザフィットネスルームにて、ヨガ交流会を開催しました。参加者はボランティアさん2名、ヘルパーさん1名を含む7名でした。
 前日、当日とキャンセルされた方がいらっしゃったこともあり、初めに皆さんの体調を伺いました。目の疲れ、肩こり、呼吸、股関節、冷えなどそれぞれの不調に効き目のある動きも取り入れましたので、以下にご紹介します。
 まずは、いつもの「足裏ほぐし」から。足の5本指を伸ばしたり押したり、手の指を間に挟んで足と手で握手したり、足指じゃんけんしたりです。それからふくらはぎ、膝へと押していきます。血流がよくなってじわじわとあたたまります。
 次は、顔の眼の六点刺激です。そして、お正月ということでポーズは「鶴」、「亀」、「兎」です。うさぎのポーズは、頭痛、眼精疲労に効果があり、さらに頭髪を美しく、顔の皮膚をつややかにし、たるみも取れるそうです。女性にとっては特にうれしい効果ですね。
 亀のポーズの効果は、肩関節や股関節の柔軟性です。スムーズな呼吸には胸を開く「魚」のポーズです。最後は「笑いヨガ」で閉めました。
 10年に一度の寒波到来とのこと。足裏ほぐしで、血流をよくして暖かくお過ごしください。次回開催は4月を予定しています。ぜひ、体験しにいらしてください。


★ミニミニ交流サロンのご報告
◆「千葉サロン」12月のご報告
市原市 鈴木 てい子
 12月9日(金)、千葉市生涯学習センターで、ミニミニ交流千葉サロンが開催されました。参加者は、当事者4名(女性)とヘルパーさん1名、ボランティアさん1名の6名でした。
 交流サロンはひさびさで、場所が千葉市生涯学習センターに変更になってからは初参加でしたので、千葉駅中央改札で待ち合わせをお願いしました。千葉公園口のエレベーターで下りて、線路を右手に進み、左折して横断歩道を渡って右折、間もなく左折、緩やかな坂道、歩道が整備されています。左前方に千葉市生涯学習センター。入り口には、「ジャックと豆の木」を連想するような男の子が細い木というか、つるに登っていて、下では、子どもたちが見上げているオブジェがあるそうです。
 交流サロンは、あまりお出かけになったことがない方が気軽に参加していただけることを望んでおりますが、今回は、お声で分かる知り合いの方でしたので、自己紹介は省きました。ご自分の市では、どんな福祉サービスを利用されているのか、地域活動で会員の方にお会いすることはあるかなどの話題になりました。
 また、千葉サロンに参加していただくことは、どのような方法がよいのかと話題になりましたが、この場で解決できそうもありません。話題は枝葉をつけて、過去の行事の思い出を懐かしく楽しかったことをお話ししました。当初は、千葉公園散策を兼ねてもどうかしらという提案もありましたが、お話は尽きず、12時になりました。
 千葉公園口に近いところから出て、階段を少し下りて公園内に入りました。突き当り左手に池、右手上にはモノレールが走っているそうです。
 公園内のカフェで女子会ランチ。カフェハーモニーといいます。メニューは、カレー、オムライス、チキンライス、パスタ、デザートなどがあります。私は、エビピラフ、スープ、サラダ、お漬物セットで750円を注文しました。ゴロンゴロンとエビが入っていて、食感を味わいおいしくいただきました。ここは、障害者が働けるカフェだそうです。配膳も時計の時刻で配置を教えてくれました。食後、少しゆっくりして、千葉駅に向かい解散になりました。
 ランチ付きの千葉サロン、あなたもいかがでしょうか。今回のご報告は、大野さんに代わり鈴木が当番になりました。


◆「千葉サロン」1月のご報告
千葉サロン担当 大野 真知子
 1月13日(金)、女性3名、ボランティアさん1名での会になりました。コロナ感染がまた拡大したせいでしょうか。参加くださる方がなかなか増えません。お正月の疲れも影響しているかもしれませんね。
 千葉サロンでも、やはりお正月の話になりました。お一人の方は、毎年お正月にはお子さん、お孫さんが集まっていらしたそうですが、お孫さんも大きくなったことから、今年は初めて来られなかったそうです。前年までとは違うお正月を迎えるのは一瞬寂しいと思われたそうですが、いざ一人のお正月を過ごしてみると、お節料理のためにあちこちに買い出しに出かけたり、あれこれと準備をしたりの年末年始の気忙しさから解放されて、なんともいえない気楽さを味わえたそうです。聞いていた私達も主婦ですから『同感!同感!』とは思いながらも、ついつい年末年始をバタバタと過ごしてしまうんですよね。
 何の話をしても、どうしてもコロナ禍の状況が気になって、なかなか前向きになれないのが残念ですが、2023年は始まったばかりでしたね。弱気にならないで、美味しいものを食べ、好きなことをして、免疫力を高めてよい年にしていきたいものです。コロナ禍ではありますが、皆さまの日頃の生活の工夫や楽しみや、心配していることなどをサロン会場で集まってじかにお話しできたらと願っております。
 今年もよろしくお願いいたします。


「柏サロン」12月のご報告
柏市 若松 茂夫
 12月11日(日)は、参加者5名ということで少なめでした。内訳は、男性3名、女性1名、ボランティアさん1名でした。顔なじみの参加者で、今年最後の柏サロンということであり、今年1年の出来事について話をしてもらいました。
 先週私がテレビを見ていたら、突然映らなくなり故障かと思い、いろいろ調べた結果、市内の一部で停電が発生したことがわかり、東日本大震災直後の計画停電以来のことだと話したところ、テレビの話になりました。映画のバリアフリー上映で聴ける副音声と同じように、テレビにも副音声の設定がありますが、電源を切ると忘れてしまうのでまた設定しなおす必要があるようです。
 またテレビで紹介していた視覚障害者のための「愛子サポート」というサービスがあることの話もしました。専用のアプリを自分のスマートフォンにインストールし、首にかけて外出したときなどに道に迷ってしまったときなど、コールセンターを呼び出すと、有人対応で映った景色を見ながら、またスマートフォンの位置情報から、行きたい場所を教えてくれるというもので、月2時間まで5,500円ということでこれが高いか安いかはこれからの話だと思われます。
 また年末でもあり、カレンダーのことが話題となりました。私はカレンダーはまったく見えなくなってしまったので無用の長物になりましたが、多少なりとも見えてる人は、自分が安くて使いやすいカレンダーを毎年用意しているとの話も出ました。
 また今回、JRPSちばの会報誌の発送作業を手伝っていただいた方は、初めて参加された方もいて、特にカレンダーも一緒に発送したので郵便局での作業が結構時間がかかったとの話も出ました。
 JRPSちばのメインのイベントでもある「ダブルレインボー音楽会」や、また同じ場所で行われた「スーパーライブ」のコンサートについても、音響効果がよくて非常によかった、また来年も期待できるとの話も出ました。身内に不幸が多く、またコロナ感染者も出てしまい、たいへんな年だったという話も出ました。
 東京ディズニーランドに行かれた方からは、イベントやお店も以前よりはだいぶ緩和されてきたようだという話も出ました。紅葉真っ盛りの写真を撮ってきた話や、上野の森美術館で開催中の「兵馬俑(へいばよう)と古代中国展」の話も出ました。
 最後に身辺整理をしているなかで、捨てられずにいまだに持っている60年以上前の、私が小学生のときに父親からもらった小型カメラを持参したので、皆さんに触ってみてもらいました。そうこうしているうちに11時半の終了時間になったので、周りを片付けランチを一緒に食べる人は、なじみの中華料理店に移動しました。


◆「柏サロン」1月のご報告
柏市 若松 茂夫
 1月15日(日)の参加者は8名でした。内訳は男性4名、女性2名、ヘルパーさん1名、ボランティアさん1名でした。
 今月は事前告知しておりますように、柏サロンは1時間の短縮で行い、その後、映画鑑賞に参加される方は映画館に移動し、「桜色の風が咲く」のバリアフリー映画鑑賞になりました。
 今回、松戸から初めて参加される方がおられたので、まず皆さんに各自の目の状況などを報告してもらいました。
 初めて参加された方は、十数年前からJRPSの会員になっているとのことでしたが、イベントには参加していなかったとのことでした。目の病気が進行するなかで、会社を中途で辞めざるをえなかったことや、母親が入院してしまい孤立してしまっている状況を聞きました。
 まずは生活を向上する意味で、障害者手帳の等級をあげられるか医者に相談してみてはどうか、見えなくなったのだからガラケーの携帯からiPhoneに変えたほうがよいのではないかなどの意見も出ました。いずれにせよ、彼の状況を聞くと何とかしてあげたいといろいろな意見が出ましたが、すぐには整理がつかず、パレット柏では個人的な相談会もあることを伝え、2月の柏サロンへの参加を伝えました。
 今日は十分な時間がとれなかったので、次回以降、彼の話をじっくり聞き少しでも彼の生活向上に役立てばと思いました。


★オンライン交流サロンのご報告(12月)
担当 渡辺 友資枝
 12月18日のサロンには、気忙しい師走にもかかわらず、9名の方の参加がありました。寒い中、移動時間0分、暖かなおウチから参加できるのは、オンラインの良いところですね。
 今回のトークテーマは「住」です。お一人の方から「見えにくくなって、家の中でぶつかることが多くなった。皆さん、何か工夫していますか?」との問いかけに対し、「引き出しや扉を開けっ放しにしない」「閉めたかどうか、声出し確認をする」「壁の角に目立たないようにクッション材を貼る」「リフォーム時には、部屋を広く、空間を広くとる」「ドアをできるだけ引き戸にする」などの具体的なアドバイスがありました。最近、家の中で左のこめかみを二度もぶつけ、立派なたんこぶを作った私としては、「家の中でも時間に余裕をもって落ち着いて行動する」というのが解決策かなと自戒を込めて思っています。
 そして、時節柄、大そうじの話から掃除機、さらに家電、電気やガスの話へと連想ゲームのように話題は広がりました。私は最近購入した音声ガイド付き電子レンジをZoomを通じて、実際の音声ガイドを聞いていただきながら、ご紹介しました。こんなことができるのも、家にいながら参加できるオンラインならではですね。
 また、「親の家の片付けがたいへんだった」という話から一戸建て、とくに庭の管理のたいへんさの話も出ました。
 最後は、住まいとは少し離れて白杖や盲導犬、歩行支援アプリを使った移動の話となりました。
 3時になり、お散歩を待ちかねた盲導犬にせかされて(?)退出された方がでたのを潮時に、サロンはお開きとなりました。




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