あぁるぴぃJRPSちば会報142号
■ お知らせ
★公益社団法人日本網膜色素変性症協会代議員選任のお知らせ
会長 大野 真知子
ご報告が遅くなりましたが、以下の4氏が代議員選出規定にしたがい日本網膜色素変性症協会(JRPS本部)の代議員および代議員補欠(任期:2023年4月1日〜2025年3月31日の2年間)に選任されました。
代議員:江澤 正広、川野 義一、山崎 秀明
代議員補欠:垣田 悦子
以上、お知らせいたします。
★アンケート集計結果のご報告
担当 大野 中野
2月にご協力いただいたアンケートの集計をご報告いたします。患者会員194名中、132名の回答をいただきました。それを集計したものを4月の役員会で議題として挙げられた内容を、まとめましたので参考になさってください。
そして皆さまからは生の声もぜひ伺いたいので、6月25日の第26回定期総会には、ぜひ参加をお願いいたします。
■アンケート集計結果■
質問1 性別と年齢について当てはまる番号に○をつけてください。
性別 @男性 46名 A女性 80名
年齢
@30代 6名
A40代 16名
B50代 16名
C60代 28名
D70代 46名
E80代以上 14名
質問2 ご家族について伺います。あてはまる番号に○をつけてください。
@1人で生活している 25名
A同居している家族がいる 107名
質問3 障害者手帳を取得していますか。
@取得していない 11名
A取得している 122名
質問4 質問3で手帳を取得しているとお答えの方は、その等級をご記入してください。
1種1級 56名 2級 57名 その他(2種も含む) 9名
質問5 歩行に移動支援や白杖を使っていますか。最も頻度が高い番号1つに○をつけてください。
@ほとんど介助者と同行している 53名
A慣れた場所は白杖で単独歩行をしているが、慣れない場所は介助者と同行している
34名
B白杖で単独歩行している 10名
C白杖は使わずに単独歩行している 40名
Dその他(あまり出かけないなど) 4名
質問6 通信手段を教えてください。さまざまな方法がありますが、主に利用している番号に○をつけてください。
@電話しか使わない 27名
Aパソコン・スマホ・携帯電話でメール送受信ができる 104名
Bその他 3名
質問7 メーリングリスト(JRPSちばに限定)に入っていますか。
@入っている 80名
A入っていない 51名
質問8 質問7で入っていないと答えた方、その理由を教えてください。
@入りたくてもどうしたらいいかわからない 9名
A入る必要がない 14名
BJRPSちばメーリングリストの存在を知らなかった 25名
質問9 会員の中に電話連絡可能な人はいますか。
@いる 82名
Aいない 50名
質問10 JRPSちばの行事で参加したことがあるもの、あるいは参加してみたいと思っている番号に○をつけてください。複数回答も可能です。また今後、企画してほしい行事があればKにご記入ください。
@総会 65名
A医療講演会 86名
Bミニミニ交流サロン 62名
Cアイフェスタ 61名
Dダブルレインボー音楽会 54名
E新年会 42名
F日帰りバス旅行 39名
G年賀メール交換会 23名
Hオンライン交流サロン 23名
I飲め飲め交流会 28名
Jヨガ交流会 23名
Kその他(質問12と重複している回答が多く、省略します)
※質問1〜質問10の回答数は無回答のものもあり、質問ごとの総数には誤差があることをご理解ください。
質問11 よろしければお名前をご記入ください。無理にではありません。
・約半数の方々に記名いただきました。
質問12 いま困っていること、JRPSちばの活動に対するご意見・ご要望等があれば、ご自由にお書きください。
●30代
・仕事、子育てなど忙しいため、イベントに参加できずにいるが、都合がつけば参加したい。
・ラインのオープンチャットなど活用し気軽に参加できる場がほしい。
・仕事をしていると平日には参加できない。
・同世代の交流会がほしい。
・視覚障害者が使いやすいスマホがあれば知りたい。
・親がいなくなったときに入所できる施設があれば知りたい。
・障害者手帳について知りたい。
●40代
・オンライン交流会はコロナがおさまっても続けてほしい。
・会報誌を楽しみにしている。
・趣味が音楽なので、音楽関係のイベントに興味がある。
・メーリングリストなどで紹介されるイベントに躊躇してしまい、参加する機会をのがしている。
●50代
・網膜色素変性症の専門医の講演会に参加したい(有料でも構わない)。
・同じ病気の人と話がしたい。
・Zoomでの医療講演会はYou Tubeでの再視聴ができてよい。
・アイラウンジは参加できないので、感想が聞きたい。
・アイフェスタはほかの視覚障がい者団体の情報が得られてよい。
・バス旅行、ヨガ交流会は集合場所が遠く参加できない。
・現役で働いている人の集まりがあれば、参加したい。
・年会費が高すぎる。
・定期的にアンケートは実施してほしい。
・メーリングリストはさまざまな情報を得られて感謝しているが、会員以外の人も含まれていることに抵抗がある。
・個人情報保護の観点から、JRPSちばの代表のアドレスを作成し、できるだけ個人のアドレスは使わないほうが望ましいように思う。
・Zoom交流会の時間を夜の8時ぐらいにお願いしたい。
●60代
・女性どうしで話がしたい。
・メールの送信は苦手。
・夫が患者でサポートをしているが、ほかのご家庭では家族はどのようなサポートをしているのか参考にしたい。
・視覚障害者が高齢になったとき、受け入れる施設があるといいと思う。
・会報は楽しみにしているが、自分で読むことはできない。移動も同行者が必要なので、なかなか参加できない。
・制限が緩和されたら皆さまと交流したい。音楽会に出ることが生きがいになっている。
・千葉市や柏市には遠くていけない。
●70代
・見えなくなるなか、一人暮らしで困っていることなど、患者どうしの話がしたい。
・自分は一人じゃない、何かあったら相談できるところがあるというのは心強い。
・JRPSちばの存在をしってもらうために、パンフレットなど公共の場においたらいいのでは。
・年間行事など、わかりやすく広報してほしい。
・旅行の集合場所や、交流会の場所を移動してほしい。
・県外に旅行したい(民間のバス会社を使って)。
・会費を五千円から三千円くらいにしてほしい。
・文化的交流会(俳句、川柳、短歌などの)を企画してほしい。
・どの地域でも同行支援がうけられるよう、自治体に会として要求してほしい。
・家族の高齢化により、必要なところ以外は外出できない(患者)。
・歩行訓練が受けたいが半年待ちで困っている。もっとスムーズに受けられるシステムがほしいので、自治体に働きかけてほしい。
・パソコンの音声入力ができない人や、Zoom交流会には参加できないひとたちには、電話で語りかけてほしい。
・アイフォンの使い方など、常設で質問できる場がほしい。
・ガイド付き美術館、博物館への見学。
・各市町村の名所めぐり交流会。
・白杖訓練、同行援護の知識を学びたい。
・会員どうしがつながれる機会がほしい。
・ボランティアさんにサポートをお願いし、費用も会からの拠出を多くする。
・新会員の自己紹介を会報に掲載。
・新会員にはJRPSの組織に関するガイダンスをする。
・患者の家族だが、患者本人以上に医療講演会、音楽会、バス旅行など行ってみたいと思っている。
・メーリングリストをもっと活用してほしい。
・見えなくなったので、メーリングリストから削除をお願いしようと思っている。
・急に見えなくなって不安。皆さまはどうしているのか知りたい。
●80代
・スポーツの会を知りたい。
・目よりほかの体の不具合で歩行が不便になり、行事などに参加できずにいる。
・交流会を増やしてほしい。
・字が読めないし、テレビも見えない。
・便利グッズなど書類上では説明しているが、自分で購入できない。
・何も見えなくなり、外出したくない。
◆アンケート結果からの考察(役員会より)
・障害者手帳1級および2級所持者が100名を超えている。行事を計画する際には、重度障害者が多いことを考慮する必要がある。
・同行援護を利用している人87名。障害者手帳1・2級所持者でも単独歩行、白杖を持たずに歩行できている人がいる。このことから、RPの状態、進行状況には大きな幅があることがわかる。
・メーリングリストに参加している会員89名のうち、アンケート提出者は80名。このことから、メーリングリストは情報を伝えるだけでなく、会員に行動を促すためにも有効なツールといえる。今後メーリングリスト参加者を増やすことにより、いろいろなことが変わっていく可能性がある。(会報のメール版への移行など)
・「会員の中に電話で話ができる人がいない」と答えた人のうち記名があった人に、会長・副会長が手分けして電話をかけてみることも必要か。
・長く会員でいる高齢患者は、それにともなって重複障害もかかえている。何か気分転換ができるような企画を考える必要がある。ガイドと患者がペアで行動できるような工夫が必要である。
・若い世代の中には、ホームページ上に実名が掲載されていることに大きな抵抗を感じる人が多い。今後は本人の希望を尊重しつつ、ホームページや会報では、実名は苗字のみ、ペンネームを使用するなどの工夫をし、必要最小限の掲載にとどめるようにする。ホームページやメーリングリスト、会報の在り方については、今後も継続審議が必要である。
★赤い羽根共同募金・もうまく募金ご寄付の御礼
担当 中野 江澤
去る5月6日に開催しました「第18回ダブルレインボー音楽会」の受付で、赤い羽根共同募金と、もうまく募金活動を行い、多くの方々より以下のご寄付をいただきました。
・赤い羽根共同募金総額…22,500円
・もうまく募金総額………59,550円
なお、寄付金は全額千葉県共同募金会およびJRPS寄付金口座に、それぞれ振込みいたしましたのでご報告いたします。
募金にご協力いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。
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