★第8回関東地区リーダー研修会に参加して
集合20分前の10時30分には、三人全員が狭山市駅に到着し、予定のバスに乗っ
て、
10分ほどで、研修と宿泊が行なわれる智光山荘に到着しました。
お昼を頂き、埼玉支部長の田村さんの挨拶により開会されました。
初めのプログラムは「ピア・カウンセリング入門講座」です。何処かで聞いたと思い
ましたら、以前の千葉県支部の柏の葉で行なわれた、リーダー研修会で行なったこと
を思い出しました。
講師の広沢 里枝子先生と佐々木 貞子先生のお話をまた聞けてすごく有意義な時間を
過ごせました。この講演は、絶対一度はお聞きして体感することをお勧めします。
その後、次々ディスカッションなどが行なわれ、夕食懇談会が大広間で開かれまし
た。大変盛り上がり、二次会も合わせて23時ぐらいまで行なわれ、初日が終わりま
した。
次の日は6時から早朝散策の予定でしたが、雨のため中止となり、別メニューの体操
だったので、霧雨の中、自分一人で敷地内を一周してみました。
朝食後、2日目の開講となり、国リハ案内DVD観賞、音声道案内や全盲弁護士先生
の経験談や進行案件、質問などのお話を聞かせていただきました。
最後に研修会全体の感想、次年度開催(東京支部)の宣言、閉会の挨拶にて研修は終
了となりました。
ランチはサイホクハムでバーベキューを頂きました。
その後、バスで狭山市駅と大宮駅で別れ、解散となりました。
★第8回関東地区リーダー研修会報告
狭山市駅では、ボランティアの迎えを受け、Yさんとも落ち合った。そこで東京支部
の二人と出会い、乗り合いバスに同乗して、智光山荘へ11時半頃に到着した。今回
の主催者の、埼玉支部の田村支部長等の出迎えを受け、受付等を終えて、12時半よ
りおにぎりと唐揚げの昼食を美味しく頂きました。
今回の参加支部は、長野、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、東京、茨城準備会、本
部、もうまく基金の皆さんの総計28名であり、前回の栃木県のときのメンバーも多
数参加しており懐かしく思いました。
これより研修会を開始。まずは田村支部長の開会の挨拶のあと自己紹介。
@ 研修会は、近くにある国立リハビリセンターをビデオにて30分程度紹介。
A ピア・カウンセリング講座
広沢 里枝子先生と佐々木 貞子先生とで、ピア・カウンセリングの紹介と実際のやり
方を、カウンセラーとクライアントに分かれて実践を体験し、次いでグループにて
行った。また、これを行うためには約束ごとがあり、聞いたことは絶対口外しない、
アドバイスをしない、途中でせかしたりしない、カウンセラーはクライアントの目を
みてひたすら傾聴することが大事であるとの教えを受けた。本来は障害者同士が話し
合いに活用すべきであるが、初めて講座を受けた小生にとっては、一般の社会でも役
に立つ講座ではなかろうかと思った。本当に良い勉強になりました。
B 4時半より3班に別れ話し合い。
(イ)若手にどう引き継ぐべきか
(ロ)支部活動の資金活用方法
(ハ)支部会員との関わり方等
1時間程度話し合いが行われた。これらは最終日に総括が行われたが、いずれも難し
い問題であり、結論は出なかったように思えた。
本日の研修はこれで終え、各部屋に戻り、小生は栃木、長野、埼玉と同部屋であっ
た。
入浴後6時半より大広間にて会食。大いに盛り上がり、Tさんがこれを機会に支部の
垣根を乗り越え、色んな活動に参加したい旨の発言をし、大いに拍手を浴びた。その
後ある部屋に集合。二次会が12時前まで行われた。
10月7日(日)、6時から付近の散策が予定されていたが、雨天の為中止になり、
代わりに軽い体操を行った。7時半より大広間にて朝食。8時45分研修室に集合し
C 言葉の道案内の勉強会が、NPO法人言葉の道案内の方より説明があり、これは
各人がパソコン等で検索すればどのようなものか分かりますということでした。
研修のプログラムの最後は、
D 大胡田弁護士の、今検討中の障害者自立支援法を自分の半生を含めて、やさしく
説明されました。なお、全盲で弁護士資格をもつのは三人目だそうです。千葉県支部
でも、費用の問題もありますが、一度、講演をお願いしたらどうかと思いました。
最後に、今回のリーダー研修会の総括を本部の金沢理事が述べるとともに、主催者で
ある埼玉支部へ感謝の言葉を述べられました。
次回開催予定の東京支部の方より決意表明があり、その後近くにある埼北ハムにて、
バーベキューの昼食をご馳走になり、バスにて狭山市駅までお送りいただき、皆さん
と再会を約し、感謝の言葉を述べお別れいたしました。
今回の研修会は、自分にも良い勉強になりました。今後はまだ参加したことのない方
に、是非参加することをお勧めいたします。
★関東地区リーダー研修会に参加して
広沢 里枝子先生によるビアカウンセリングは、今後の私の人生を変えるかもしれな
い、内容のとても大きい関心をもつものでした。
全盲の弁護士の大胡田 誠先生の講演は涙あり笑いありのとても興味深い感動的なお
話でした。
ラジオ出演されていた先生に実際にお会いできるなんて、なんと幸せなのでしょう。
あぁるぴぃの素敵な仲間たちと過ごし、心癒され、新しい自分が発見できた二日間に
感謝です。
★「あなたの街で交流&相談会in茂原」報告
自己紹介のあと、皆さんワイワイと歓談されていました。その後の質問時間では、ガ
イドヘルパーのKさんから、同行援護、介護保険との関係、法律がまた変わりそうな
こと、事業所の現状など、大変ためになる話が聞けました。また、地元、長生・茂原
周辺の福祉サービスや患者の現状などもお聞きすることができました。長生・茂原地
域の患者会「宙(そら)の会」が、活動を開始した話も聞けました。
そして、9月に駅のホームから転落、骨折されたN編集長も、コルセット着用なが
ら、元気そうなお顔を見せられて、一安心しました。
楽しい時間は、過ぎるのが早いもので、2時間半はあっという間でした。
千葉県は広くて、交通の不便な所にお住まいの患者もいるでしょう。また、見えづら
くなると外出も困難となりますが、このような機会に参加されることを、お勧めしま
す。
終わりに、参加者の皆さまには、誌面をお借りしてお礼申し上げます。皆さま、本当
にありがとうございました。
★あなたの街で交流会&相談会in茂原に参加して
今回、近くの茂原で開催することを知り、是非いい機会と思い参加することにしまし
た。
雲ひとつない秋晴れにめぐまれました。会場は、茂原総合市民センター三階のお座敷
での交流会でした。参加者は25名でした。参加者家族の中には、弟の付き添いでお
姉さんが参加している人もいました。
地元の人たちは、やや緊張気味でした。私も、いつもは誌面上で拝見される方たち
が、目の前にいらっしゃるのですから、ドキドキでした。
自己紹介、近況報告、体験談、JRPSのカレンダー販売などありました。いろいろ
悩みがありますが、それを吹き飛ばす迫力を感じました。ビックリです。みなさん、
人生を前向きにとらえており、楽しんでいる様子がうかがえました。
次に参加者のお話を紹介します。
最初の病院で網膜色素変性症と診断されたが、白内障の手術をしても期待はできない
と言われたそうです。手術をするしないは本人に任せると医師に告げられ、腑に落ち
ないため、他の病院を受診。病名は、RPの疑いと診断。はっきりした病名がくださ
れなかったようですが、白内障の手術をして視力が回復したと、うれしそうに話され
ていた人もいました。一か所の病院で自分が納得しない場合は、他の病院の医師の診
察も必要なんだなあと思いました。患者の話をよく聞き入れてくれる医師を探すべき
だと感じました。
視力が0.01でも、視野狭窄がない人は、移動はあまり苦ではないが、墨字の読み
書きや細かい作業が大変。反対に視力が0.3あっても、視野狭窄が重度の人は、移
動が大変となるが、墨字を見たり手先の作業はできるといったさまざまな症例が聞か
れました。
また、幼いころRPと診断を受けても、数十年全然進行しないで、車の運転をなさっ
ている方もいました。車の運転は、安全性の面ではどうなのか、考えさせられまし
た。
同行援護のサービスの話もでました。利用したくても事業所が少ない。土・日曜日の
営業はやっていない。自宅から、駅、バス停までの交通手段が確保できないなどと
いった問題が上がりました。特に、市街地から離れるほど、切実なものだと思いまし
た。
また、当日会場で、JRPSのカレンダーを初めて購入しました。弱視者の私にとっ
て、白黒逆転で、しかも大きな文字で見やすいです。
交流会を通して、いろいろな情報を得ることができました。あっという間の二時間半
でした。
役員さん、関係者のみなさんのおかげで有意義なひとときを過ごせたことを感謝いた
します。
★本部発送作業のお手伝いに参加して
今回は、送料削減とのことで、「ニュースレター」と「会報誌あぁるぴぃ」の同時発
送でした。12名分を1束にする担当の方は、かなりの重さを感じたようです。それ
でもいつもの時間頃には、終了しました。
参加者は、品川区のボランティアさんや、ご家族で付き添いの方など25名くらいだ
と思います。
作業終了後、本部の方から、労いのお言葉をいただき、いつものお茶をごちそうにな
りながら、恒例のマイクが回ってきました。
近況報告や夏の思い出、白内障手術結果のことなどが話題になりました。白内障につ
いては、この度も簗島先生から説明を聞くことができました。
12時に解散になり、エレベーターを降りたら、そこに本部のKさんがお孫さんを
だっこされており、お声をかけてくれました。男の子だそうですが、女の子と間違え
るくらい可愛いお子様です。Yさんが「おいで・おいで」をしたらKおじいちゃまの
胸元にピタッと、お顔をうずくめたしぐさの何と可愛いこと。
最近歩くことができるようになったと、だっこの手を離したら、「ヨチヨチ」懸命に
歩む姿がとても愛おしかったです。笑顔、しぐさ、全てが可愛く、何よりも勝る親善
大使のようです。
握手でバイバイして、昼食のそば屋に行きました。私は、「鍋焼きうどん」にしまし
た。「天ぷらそば」や「カレーそば」の方もおりましたが、鍋焼きうどんは、5名で
した。ほどよく味がしみ込んでいておいしかったです。
食べながら次の目的地「清澄庭園」への行き方を山崎さんが検索してくれています。
大森から浜松町で下車、大門で大江戸線に乗り換え清澄白河で下車。歩いて直ぐに清
澄庭園です。入口手前に萩の花が咲き、出迎えてくれているようでした。
入園は、障害者手帳提示で無料でした。係員が安全なコースを教えてくれたので、右
回りに名石を触りながら散策しました。
だれからともなく「アイスを食べよう」と言っています。先ほど食べただし汁が濃い
目だったのかも。入口近くの売店で抹茶ソフトクリームを食べました。バニラソフト
やアイスモナカを食べている方もいます。
園内は緑が多く、石の間から顔を出したつわぶきの花が落ち着きを感じさせていまし
た。ボランティアの鶴田さんが、立て札を読んでくれたり花に手を近づけてくれた
り、見える風景を伝えてくれています。池の中には、大きな鯉が泳いでいます。エサ
の麩に群がり、飛び上がる水の音も聞こえてきます。
帰りは、清澄庭園からバスに乗り、亀戸駅で下車。途中、Yさんはスカイツリー駅で
下車。私たちは、総武線各駅に乗り、それぞれに帰路に着きました。日の暮が早くな
り5時半過ぎに帰宅しましたが、すでに暗くなっていました。
山崎さん・鶴田さんや皆さんのおかげで心が癒され、楽しい一日になりました。あり
がとうございました。