あぁるぴぃ千葉県支部だより92号
■ 活動報告
★8月『ミニミニ交流サロン』のご報告
習志野市 大野 真知子
8月14日(木)、下り坂の天気予報の中、男性3名、女性4名が参加しました。
蒸し暑い陽射しに、皆汗びっしょりでサロンのお部屋に向かいましたが、いつものよ
うに、岡野さまが涼しいお部屋と、冷たいお茶を用意して迎えてくださいました。何よ
りのご厚意です。皆ほっと一息させていただき、会が始まりました。
今回は、千円、5千円などのお札の見分け方、スイカ、パスモのチャージの仕方、風で
帽子が飛ばないようにする、帽子止め等々、生活の中での、私たちにとって便利な方法
が話にのぼりました。
その中でも、家の中の物の整理に、『タッチメモ』(日常生活用具に指定されている)
が便利であるとか、駅ホームで電車に乗る際、白杖が車掌さんに見えるように、電車後
部を向いて乗ると、あわてずに、また、危険が少ないとか、新たな情報交換ができまし
た。
その後、近くの食堂がお盆でお休みのため、「そごう」まで足を延ばし、パスタラン
チをして帰路に着きました。
解散するまでは陽射しもあったのに、私が家に着いたと同時に雨が降り出し、みるみる
うちに本降りに。参加した皆さんも雨にぬれなかったでしょうか。
★「ヨガ体験教室」のご報告
ヨガ体験教室担当 遠藤 道子
夏と秋が行ったり来たりの蒸し暑い秋晴れの中、千葉県障害者スポーツ・レクリエー
ションセンターをお借りして、「ヨガ体験教室」を実施いたしました。
参加者は会員20名、その他ガイドさん、アシスタント2名を含め25名でした。
更衣室で着替えをすませ、体育館に移動しました。5列に並んだヨガマットの上に、各
自のバスタオルを敷き、場所を確保です。
今日は、スポーツ健康学科の2人の学生さんも、サポートしていただくことになりまし
た。
はじめに支部長のご挨拶をいただき、横山先生からアシスタント2名のご紹介があり、
早速、準備体操の始まりです。
「ヨガ」はバランス、とのお言葉で始まった運動は、正座から足腰の隅々までの筋肉の
筋を伸ばし、体をほぐしていきます。アシスタントの方が、一人一人回ってくださり、
皆さんに親切丁寧に教えてくださいました。
普段使わない筋肉を刺激することで、笑い声も聞こえる中、「フゥーー、ウーーン」な
ど、苦しげな声も聞こえてきます。
堅い体を思い切り伸ばして疲れたところで、横になりお休みです。お休みのポーズか
ら、腹式呼吸で、思いっきり息を吸ったり吐いたりを繰り返します。
足を上に伸ばし、体を右に左にひねり、両足両手をブラブラと動かすゴキブリのポーズ
で、大きい声で「はっ、はっ、はっ」と笑いを添えて息を吐きます。
最後には、タオルを使った肩こり予防の体操を教えていただきました。
良い汗をかき、血流もよくなり、体が軽くなったように感じました。ほとんどの方が初
めての体験でもあり、自分の体を知る良い機会になったようです。
室内でケガの心配もなく、畳1畳あれば手軽にできる運動です。運動不足になりがちな
生活に、ストレス解消にと、皆さまも日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ヨガマットの片づけなど、学生さんにお世話になりました。
参加者の皆さま、お手伝いいただいた多くの皆さまに感謝申し上げます。ありがとうご
ざいました。
★ヨガ体験教室に参加して
市原市 長澤 千恵子
ヨガは、初めての体験なので、私にできるか不安でした。
会場では、先生と2人の指導してくださる方が、自己紹介をしてくださってはじまりま
した。
最初は、先生の言っていることが、よくわからないし、動作も見えないので、どうしよ
うと思っていたところ、指導者の方が来てくださり、やさしく教えてくださりほっとし
ました。
やっているうちに、少しずつ楽しさを感じ、汗もだいぶかきました。終わったときは、
体が軽くすっきりしたように感じました。
今日体験したことを、日常生活に一つでも取り入れて、血行が良くなって、健康に生活
できたらいいなと思いました。ありがとうございました。
★『ヨガ体験教室』に参加しました。
君津市 川本 香織
暑さが残る9月の初旬、軽装に身を包んだ私たち。
横山先生の穏やかな説明の中、ヨガマットの上で、これでいいのかな? と思っている
と、ボランティアさんが飛んできて、具体的に直して下さいます。そのおかげで、ヨガ
を楽しむことができました。
丹田(たんでん)という、おへそから3p下の部分だったと思いますが、そこを中心に
やるポーズの時、身体の変化と共にお腹から思いっきり、発声するのがおもしろかった
です。それは、自宅ではちょっとできないですからね。
初めてのヨガでしたが、普段いたわってあげられていない、私の身体と向き合う貴重な
時間として、大変有意義でゆったりとした時を刻むことができました。
セミの合唱の中、体育館でしたが、風が入って心地よく汗をかきました。ゆっくりと呼
吸をしながら、じわじわと血行がよくなっていたので、自宅に帰った後もやってみたく
なりました。
終わった後は、なんだかすっきりしたような気持ちになりました。
横山先生をはじめボランティアさんや関係者の方々に、心から感謝申し上げます。あり
がとうございました。
★ミニミニ交流サロン報告
千葉市 渡邉 友資枝
厚い雲に覆われ、時々雨の降る中、待ち合わせの千葉駅西口に集まったのは、男性1
名、女性2名でした。
悪天候を心配されて、岡野さんが西口まで来てくださいました。全員が視覚障害者でし
たので、千葉駅西口から岡野事務所までの道を、白杖で確認しつつ、ゆっくりと歩きま
した。
着席してからの話題は、やはり、埼玉で起きた盲学校に通う女子生徒が受けた暴行、盲
導犬の事件についてでした。これらは許せない事件ではあるものの、みなさん街中で親
切にしてもらった経験の方が多いようでした。
それから、ひとしきり拡大読書器やルーペ、遮光眼鏡の話、「夏を越すと、また見えに
くくなる」などと話していると、「視覚障害者総合支援センターちば」で歩行訓練士を
していらっしゃる方が、「タッチメモ」という便利グッズを持って来てくださいまし
た。これは、必要事項を音声で自由に吹き込めるシールです。音声の録音や聞き取り
は、専用のベンのような機械でします。一人一人体験させていただきました。いろいろ
なものに貼り付けて活用できそうです。
お昼になったところで、4人そろって、いつもの「弁天食房」へ。食事をしながら、お
しゃべりをしていると、近くの席から「JRPSの方ですか?」と、声がかかりまし
た。近くにある「千葉中央図書館」の職員の方でしたので、ミニミニ交流サロンのチラ
シをお渡しし、視覚障害者の方にお声をかけていただくようお願いしました。
今回は、思いがけなく、視覚障害者を支援してくださる施設の方の参加や出会いがあ
り、ちょっと得した気分です。
次回はみなさんも参加してみませんか? 気持ちや生活を、ぐっと楽にしてくれる、う
れしい出会いがあることでしょう。
次回のミニミニ交流サロンは、10月9日(木)です。
★本部発送作業に参加して
市原市 鈴木 てい子
秋晴れの9月27日(土)、本部発送作業のお手伝いに、千葉県支部よりボランティア
さんを含め8名が参加しました。全体では18名とのことです。東京支部より、女性が
1名初参加されておりました。
10時前から着席順に作業を開始し、手も口も元気です。この賑やかな会場に、今回
も、K氏のお孫さん(小学3年生)が加わっております。
11時少し過ぎたころに作業が終了しました。
差し入れのシューアイスや虎屋の羊羹が届き、お孫さんが配ってくれました。本部か
ら、お茶とお菓子が用意され、いつものマイクが回ってきました。
話題は、嬉しかったことなど近況報告です。特に変わったことが無いということは、幸
せということのようです。
今回は、簡単に昼食を済ませ、浅草に行くことになりました。簡単といえば「セルフの
うどん」と、即きまりです。
私は、おすすめのうどん+お寿司5貫セットにイカ天を選びました。全てボランティア
さんに介助していただいたので、安くておいしく食べることができました。全員のト
レーの返却もボランティアさんがサッと片付けてくれました。
食休みもそこそこに、京浜急行「大森海岸駅」に向かい、浅草に着きました。
朝、駅のホームで立っている時は、薄着だったかな? と思いましたが、日中は汗ばむ
陽気になりました。
浅草は、外国語が多く聞こえています。若いお兄さんたちが、人力車を勧めています。
どの方もステキなカッコイイお兄さんだそうです。
新しく取り付けられた「雷門」の大きな提灯をくぐり、仲見世を、おみやげを買いなが
ら歩きました。
浅草寺で参拝しおみくじを引く方もいます。
人込みでグループが分かれてしまったので、ケイタイで連絡を取って合流します。遠回
りしても歩きやすい通りを歩くようにしたが、後ろから聞こえてくるはずの白杖の音が
聞こえない。立ち止まって待つが、気配がない。ボランティアさんに振り返ってもらう
と、何か買い物をしているらしい。引き返すと、酒粕のソフトクリームを注文してい
る。お酒のマークを見つけたので、立ち寄ったと。お酒の香りがしておいしいそうで
す。
再び合流して、浅草駅に向かう。浅草橋で総武線に乗り換えるつもりが、快速に気付か
ず乗ってしまい、浅草橋を通過してしまう。次の駅で下車し、駅員さんに伺い、ホーム
を変えて浅草橋に到着。ようやく総武線に乗り換える。珍道中の午後でした。
いつもは運動不足の私ですが、1万歩を超えた歩数になりました。
山崎さん、ボランティアさん、引率ありがとうございました。おかげさまで楽しかった
です。
参加された方、お疲れさまでした。お世話になりました。
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