　

あぁるぴぃ広島　１６号

■会員の声■

３　白杖歩行訓練　ＪＲＰＳ西日本ＭＬ（メーリングリスト）から

（1）1年間の歩行訓練を終えての感想

　MLの皆さん　こんばんは。広島のTです。
　去年の３月、30年間　人の腕を借りて歩いていた右手を白杖にかえて、一人歩きした時、フラフラし、まっすぐに歩けませんでした。そんな私に江波山で白杖の基本を幾度となく、繰り返し繰り返し、根気よく教えて頂きました。
　それから、歩道、近所とまわり、銀行・郵便局のＡＴＭの使い方、広電営業所に行き、バスの乗り降り、カードの使い方、（広電の方には　ご親切にお世話になりました。）それから電車に乗り、ＪＲの切符の買い方、アストラムラインの切符の買い方、自動改札口の出入りの仕方、終点の広域公園にも行きました。比治山の動く歩道、広島駅付近、シャレオ、公共施設など、沢山行きました。
　毎週木曜日の午前中、新しい発見を教えて頂き、わくわくととても楽しみでした。
　一番良かったのは自信がついたことでしょう。歩行訓練を習う前は一人になることが、心細く、不安でした。でも　今は白杖があると何とかなるととても心強いです。萬（よろず）先生には本当に感謝しています。
　自信のついたことで、今度はチャレンジ　チャレンジ・・・・。まずはMLに投稿　ドキドキ。最後まで読んで頂きありがとうございました。

（2）ＭＬのみなさんこんばんは。府中市のIです。
　広島のTさん、１年間の長期間にわたる歩行訓練、本当に良く頑張りましたね。!!
　３０年間も他の人の腕を借りてた人が、白杖に切り替える、その決心だけでも相当なものであったろうと、推察いたします。
　最初のよちよち歩きから、ＡＴMや切符の買い方、自動改札口の出入りの仕方、などなど、教える先生も、教わる貴女（あなた）も真剣に、しかも根気よく、なさっている様子が目に見えるようで、読んでいてとても感動致しました。

（3）こんにちは。広島のNです。
Tさん、１年間の歩行訓練、お疲れさまでした。ご家族が一人歩きは危ないから、と言って、反対されておられたのを、よくここまで、と思うとメールを読んで胸がいっぱいになりました。
歩行訓練の何がすごいか、それは技術の習得もさることながら、「自信がつく」、これなんですよね。白杖さえ持っていれば、どこに行ってもなんとかなる、このことがわかっただけでもものすごい力になると思います。人にお願いして外出するとなると、色んな制約があって、出かける前から気がめいることも多かったのが、一人で好きな時に、好きな所へ出かけられる、そして介助者がいたら、決して得られることのない見知らぬ人からの暖かい言葉、きっとこれから、たくさん実感されることでしょう。訓練が訓練だけで終わらないよう、これからはどんどん出かけてくださいね。
　またいろんな行事でもお会いできるのを楽しみにしています。

戻る　　　　次へ