あぁるぴぃ広島 22号
■ボランティア通信■
出会いに感謝!
三次点訳サークル「ほおずき」村武 美保子
JRPSの皆さん はじめまして 三次の村武です。
また 八月のJRPS行事では、ご遠方のところ、三次へお越し下さり有り難うござい
ました。一昨年ぶりに再会した方もおられ、とても嬉しく楽しい一時を過ごさせていただ
きました。そのときの報告は達文の会員さんが寄稿されると思うので省略します。
三次を少し紹介します。
三次は山陽と山陰をつなぐ丁度中間に位置します。山々に囲まれ
た中国山地です。春は桜、夏は鵜飼い、秋は三次名物乳白色の霧の海、冬は雪景色など四
季移ろい風光明媚のところです。未だ、おいででない方は是非一度「きんさい」。
さて私達のサークルは、1997年11月に県北在住の視覚障がい者の皆さんへ点字による情
報提供を「細く・長く・楽しく、一人にでもボランティアを・・・」をモットーに発足し
ました。ほおずきはとても小さな、愛らしい白い花が終わって、しっかり養分をためて開
けたら、情熱の赤い実がのぞきます。聞けばその実は薬にもなるそうです。そんな小さな
活動でも、地域に根ざした活動でありたいと思っています。
その後、県内の思いを同じくする者で立ち上げた「アイネットひろしま」に加入し、(そ
うそう、みなさんもよくご存知の、平元世話人を初め、渡邊さん・我妻さんも一緒です。)
その会で色々学んだり、また、県の盲人協会(現在は広島県視覚障がい者団体連合会)から
の推薦で、埼玉のリハビリーテーションで視覚障がい者の生活支援を学び、点訳だけでな
く 生活支援をすることも加え、機会あるごと会員へ資料を提供し、自己学習をしました。
先日の皆さんとの交流にそれが活かされていたでしょうか? 交流するほど私達も上手に
なれると確信します。是非その機会を作ってください。
私だけでないと思いますが、毎年私は新しい年を迎えるたび、昨年はあの方ととの出会
いがあったけど、今年はどんな出会いがあるかなと楽しみにします。サークルに花田さん
が来られたことで、一昨年初めてJRPSの方との出会いがありました。どなたもとても
(とてもという言葉では足りないほど・・・)元気で驚いたのが初印象でした。それは誰
もそうですが、とても辛いことに逃げることなく対峙して、乗り超えられた自信がかくも
強くされているのかな・・・、また素晴らしい仲間達の存在が有ったからでしょうか。
時代の変遷を縦とするなら、場所・地域を横と考えられ、その交点が現在の自分です。
それだからこそ、たまたま出会った関係を大切にしたいものです。それにしても、不思議
に皆さんと接すると、肩を張らず自然につきあえます。それだから、私たちサークルの誰
も楽しいのだろうと思います。今後ともお願いします。
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