あぁるぴぃ広島 Vol.6
■巻頭言■
「一日も早い治療法確立を期待して」
広島県支部 事務局長 根本 敏太郎
事務局の根本です。平素より皆様方にはお世話になっております。
暦では秋とは言え、まだまだ暑い日が続きますが、皆様にはお変わり有りませんで
しょうか?
さて、支部設立当初からの課題であった「RI世界大会」の参加も広島県からも13
名以上の参加を得て無事終える事が出来ました。これも偏に皆さんのご協力の賜と感
謝して居ります。
「RI世界大会」では、病気の治療法や研究、人工網膜の開発や手術、ロービジョ
ン等の発表があり、近い将来治療法が確立されるであろうと微かな光明を感じました
が、未だ道のりは遠いようです。
一方、バリアフリー化が推進され、私たち視覚障害者も社会的には理解されつつあ
りますが、経済不況も相俟って職業面では、障害者にとって、より一層厳しい時代が
続くであろうと思われます。
見えない、見えにくいだけで配転はおろか理不尽な退職にまで追い込まれた仲間が
何人居られたでしょうか?解決の一番近道は治療法の確立ですが、その実現の為に微
力でも皆さんと一緒に考え行動をして行きたいと思っています。皆さんのご指導ご鞭
撻をお願い致します。
我々視覚障害者にとって確かな治療法が確立され、安心した将来が1日も早く来る
事を願ってやみません。最後に成りましたが会員皆様の益々のご活躍と健康を祈念し
ながら、これからも会運営のご協力をお願い申し上げます。
目次へ戻る
次へ