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●『幸せに俺たちだって生きている』
   〜網膜から落ちた鱗〜

尼崎市 野村明紀


JRPS近畿支部の山本進さんが10年来の夢を実現し、このほど本を出版されました。タイトルは『幸せに俺たちだって生きている』(サブタイトル=網膜から落ちた鱗)です。墨字版(A5版・230ページ、定価1,200円)の他にテキストファイル形式のフロッピー版(定価1,000円)、墨字版+フロッピー版のセット(定価1,500円)が用意されています。

では、以下に本のキャッチコピー、お申し込み・お問い合わせ先を掲載します。

◆「この病気は不治の難病で、現在治療法はない。将来失明するかもしれない」。そう宣告された著者が、失意のどん底で失明の恐怖と闘いながらも、軽妙な筆致で心の懊悩や家族愛を赤裸々につづる。そして、転機を越えて奈落から這い出した著者が、「川柳」という表現手段を手にして、やさしい目で人間や世間を鋭く切った処女作◆

この本は大きく3編から成っています。第1編の「ぶつかってから考えろ」では、満50歳で退職した彼の大きい転機となった日本ライトハウスでの日常生活訓練の体験をつづり、第2編の「つれづれなるままに」では、病が進行するなかで、「家族」「生活」「旅」「趣味」「自然」「政治・経済・社会」を、心に移りゆくままに、そこはかとなくつづっています。そして、第3編の「紙と鉛筆さえあれば」では、自作の川柳の一句ずつをテーマに、川柳的なものの見方で軽妙に人間を風詠しています。

■お申し込み・お問い合わせ先

   山本 進    Eメール:ZVP03444@nifty.com
※オーサー(著者)の山本氏は近畿支部事務局長さんで、本家「あぁるぴぃ」35号では“「世界網膜の日in兵庫」報告”の投稿で、全体的にしっかりした稿が印象的でした。特に、近畿支部とアイヤ会共催の記述ではアイヤ会の沿革の参照にさせていただいた経緯があります。まだ手にしていませんが、きっと素晴らしい著書に違いない。
 また、アイヤ会に貴重な情報を提供していただいています。
(岩佐浩司)

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