RP−net川柳会
「もやい傘」
[2022年6月の課題]




[更新日 : 2022年5月28日]



[6月の課題]
  〜高松塚古墳壁画発見50周年〜

 1972年に高松塚古墳で極彩色の壁画(国宝)が発見されて、3月21日で50年にな
る。橿原考古学研究所の所員だった網干善教・関西大助教授と、同大の学生らが参加
した発掘調査で、前例のない華麗な壁画が見つかった。
 高松塚古墳(特別史跡)は奈良県高市郡明日香村大字平田に所在する7世紀末から8
世紀初頭にかけて造られた古墳。江戸時代には、古墳の頂上に松の木があったことか
ら高松山と呼ばれていた。直径23mの円墳で、二上山凝灰岩の切石を組み合わせた石
室が納められており、石室内からは漆塗木棺の破片や海獣葡萄鏡、棺金具等の遺物が
出土している。
 以下、朝日新聞(2022/3/21)より。
 「飛鳥美人」などで知られる高松塚古墳(奈良県明日香村)の極彩色壁画(国宝)
が見つかって3月21日で50年を迎える。古代史ブームを巻き起こした「世紀の発見」
の節目に合わせ、文化庁は村内で壁画を報道陣に公開した。
 壁画には、「飛鳥美人」と呼ばれる女子群像など男女16人のほか、中国古代思想の
方角の守護神「四神」などが描かれている。
 壁画はカビなどによる劣化が判明し、石室を解体した。12年がかりの大修理は2020
年3月に終わった。修理完了後、壁画のある作業室内が報道陣に公開されるのは初め
て。
 「飛鳥美人」で知られる西壁女子群像をはじめ色鮮やか人物像などが描かれ、発見
当時は「戦後最大の考古学的発見」と話題になった。
 間近で見る「飛鳥美人」は黒ずみもあった修理前とは一変。色鮮やかさを取り戻し
、他の人物群像とともに飛鳥時代から奈良時代へと移る様子を再び伝える。文化庁は
29年度までに、壁画を保存、公開する新施設を村内に整備する方針。

 それでは、例によって上記の中から出題します。

■2022年6月(No.131)
題:「修理」 (航太郎 選)
題:「色」(色彩の色) (かずよ 熊内茂生 共選)
題:折句「あ・す・か」 (進 選)
 (各題2句出し)
◎今月の締切:6月24日(金) 正午必着





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