九州大学の視細胞保護遺伝子治療の治験開始間近
九州大学病院眼科の池田康博先生がかねてから準備されてきた色素上皮由来因子(PEDF)遺伝子治療の治験が平成30年度内に開始される見通しとなりました。近く参加者の募集が始まります。本遺伝子治療では、病気の進行を遅くするという治療効果が期待されるため、視力がある程度残っている初期から中期の患者が治験の対象となります。これまでの臨床研究の成果の上に、治療薬として国の承認を目指す治験の第一段階です。試験の正式名は「DVC1-0401網膜下投与による網膜色素変性に対する視細胞保護遺伝子治療の第I/IIa相医師主導治験」です。詳しくは下記URLを参照してください。
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000038854